Secret Level 6: ドット絵アジアンファイターが暴れまくる“大乱闘系”対戦アクション『Roof Rage』

公開日時:2018-06-09 15:00:00

 ドモー。やってきたE3シーズン! ということで、今年もどんな驚きの発表があるのか楽しみにしているわけだけど、期待しすぎると逆に自分の中でのハードルが上がりすぎてガッカリしそうだよなぁ……という葛藤の中で戦っているBRZRKです。あ、『Fallout 76』もいいけど、そろそろ『The Elder Scrolls』シリーズの新作を頼みますよマジで。(※編注:BRZRK氏は某黒い昆虫が苦手なため、フォールアウトシリーズとは相性が悪い)

 さて、今回紹介するのはインディータイトルの『Roof Rage』。韓国在住のEarlyMelon氏が作っているタイトルで、ちょうど本日6月8日にSteamでアーリーアクセスを開始したばかりの作品(Steamでの配信ページ)。

 簡単にどういうゲームか説明すると、レトロ感溢れる8bit調グラフィックで描かれる舞台で、サムライやテコンドー使い、さらには拳銃とスナイパーライフルを使いこなす殺し屋風の男なんかが入り乱れてボコスカと戦う、“大乱闘系”のゲームだ。

02
RoofRage-Leon

 操作方法はシンプルで、キャラクターを制御する方向キー以外は、ジャンプ、攻撃、スペシャル攻撃、ダッシュ/シールドと4つのボタンしか基本的に使わない(挑発ボタンもあるけどね)。で、さらにキャラクターごとに用意された固有技を駆使しながら相手の体力をゼロにするか、場外まで吹き飛ばして相手の残機をなくしたうえで撃破すれば勝利。(※編注:多人数1画面対戦で場外アリってことは……という所で元ネタをお察しください)

RoofRage-Commands

 実際に遊んでみると、キャラクターごとの特徴が本当によく出ているのに気付く。特に俺が好んで使用している“THYRA”は巨大なハンマーを振り回すキャラなんだけど、重い物を使うだけあって、攻撃の出が遅いぶん、ヒットするとダメージでかいし相手は吹っ飛ぶし使っていて楽しい。

 逆に早い攻撃が可能なキャラは一発のダメージが少し低い代わりに手数でゴリゴリ押せたり、バランスはよく取れているんじゃないかなと思う。

RoofRage-Thyra

 現状のゲームモードはローカルモードとオンラインモードの2つがあり、ローカルモードは最大8人で、オンラインモードは1対1のタイマン勝負となっている。

 多人数対戦がローカルモードのみというのはインディータイトルにおけるみんなで集まってワイワイ遊ぶことに重きを置いている流れに沿った作りなのかもしれないが、個人的にオンラインでも最大4人ぐらいで遊べたらなぁと思わなくもない。まぁアーリーアクセスのタイトルなので、是非とも今後のアップデートで対応してほしいと思う次第。

RoofRage-8PBattle

 オンラインモードもSteamのフレンドとくだらないことをくっちゃべりながら遊べるし、ランダムマッチなら見知らぬオンライン上のプレイヤーとガチンコファイトを楽しむことができる。

 現在絶賛アーリーアクセスなタイトルなんだけど、今後は追加キャラクターや新ステージ、ランク戦などの機能を搭載予定。また、ユーザーの反応次第ではストーリーモードの実装も検討するとのことで、今後の発展が割と楽しみな作品だ。


----------
著者近況:深爪した

この記事の個別URL

BRZRK
週刊ファミ通やファミ通Xboxに“スオミ松崎”名義で執筆していたFPS歴15年のフリーライター。現在は他媒体でも使用しているBRZRK(バーサーク)名義に変更し、執筆活動のほかにゲーム大会の実況・解説やインターネット番組に出演したりしなかったり。まぁ、そんな感じでイロイロやってます!

BRZRKの「うるせー洋ゲーこれをやれ」(仮)