E21M1: ひと足先に宇宙開拓! 『Sid Meier’s Civilization: Beyond Earth』で戦争したりエイリアン駆除したり

公開日時:2014-10-23 00:00:00

 ドモー、しばらくぶりのBRZRKです。いやー、久しぶりの更新なんだけど、毎日のように『Destiny』と『DayZ』を遊びすぎた結果がこのザマ。なんというかスマンという感じ。

 さて、今回は珍しく古いゲームじゃなくて最新のタイトルで遊ぶ機会があったので、簡単な感想を書いてみようかなと思う次第。で、肝心のタイトルは10月24日発売予定の『Sid Meier’s Civilization: Beyond Earth』。(公式サイト

 シリーズ最新作の舞台は地球ではなく、宇宙航海を経て辿り着いた惑星が舞台となるんだけど、なぜ宇宙に出ることになったのかは、先日公開されたムービーを見るのが手っ取り早い説明になるかな? かなりエモーショナルなんで、とりあえず見てみるべし。


 んでまぁ、ゲームを始めるに際して、まずはプレイヤーの開拓を支援するスポンサーを決める必要がある。シリーズで言えば国というか指導者的な役割といった感じかな? それぞれ異なる特徴があるので、慎重に選ばないと……とか思ったんだけど、どれがいいか不明なんで俺はなんとなく一番下にあったスラブ連邦を選択。うん、連邦って響きがいいね。

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まだプレイしたてなので、どれがいいのかわからんなぁ。

 ほんで次に入植する人々を選定。これ結構、序盤と後半に響いてくる気がするので慎重に選んだほうが良いんだろうなぁ。なんて思いながら色々見ていたんだけど、貴族という響きに惹かれるものがあるけど、どれがいいかわかんないんでランダム。

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横の絵は耐G訓練のための装置かな?

 そして、宇宙船の装備を選択。これも割と影響力があるんで慎重に。フュージョンリアクターだと通貨代わりのエネルギーを最初から100も持っているのは魅力的。野生のエイリアンに襲われることを考えると、生命体センサーも捨てがたい。う~ん、どれも甲乙つけがたいのでランダム!

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この画面だけで10分くらい迷った。ガチで。

 そして宇宙船に積載する物も選択。これも割と迷うのだけど、方向性がハッキリと分かれているので選びやすい。例えば、早々にエイリアンや他の入植者にチョッカイ出したければ兵器庫、早々に開拓したければ機械を選択といった感じ。自分がどんな手札を持った状態でスタートさせたいか悩んだ結果、やっぱランダム。

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何を積載するか迷うなぁこれ

 最後に、どの惑星へと旅立つかを選択。まぁこの辺は適当に選んでも特に問題ないかもしれないが、慣れてない人は上級ワールドを選択せずに、表示されている中から選んだほうがいいかもね。

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ということで、これもランダム

 惑星へと到着後、入植する前に今後どういった進化を遂げるかの方向性を3つの中から選択しなければならない。純血、至高、調和とあるんだけど、正直初回プレイなのでなんとも言い難い。どれを選べばいいのだろうか…………。ランダムがないので、なんとなく純血を選んでみる。

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今回は、人間は人間らしくってことで、純血を選んでみた!

 これらの設定が完了したら、これから入植する惑星についてのインフォメーションが表示される。ちょっとしたtipsも書いてあるので、読んでおいて損はないかな? 最後に、降下開始を押したら遂に入植がスタート!

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生命体が豊富とのこと。どんな生物がいるのかワクワクだなぁ。


 入植開始! まずは、着陸地点を選択して拠点となる都市を築く。画面の右上にはTipsというかヘルプが表示されるため、かなり親切。結構複雑なゲームなんだけど、こういう気配りのおかげで滅多に困ることもなく遊べるのはありがたい限り。

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最初にどこに拠点を置くべきか悩んでしまうなぁ

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設置した拠点。最初は最低限活動が可能な状態でスタートする。さぁ、開拓を始めようぜ!

 まずは探索ってことで、エクスプローラーと呼ばれるユニットを使って周囲の地形などを調べる。巨大なシロアリみたいな生物とかがモリモリ居たりする。そして、瘴気が漂っていたりと、地球とは異なる環境であることを痛感。

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マップ上にある緑色のモヤが瘴気。除染可能だが、ユニットが瘴気の生じた場所で停止するとダメージを食らってしまう。

 しばらく探索していると遅れて同じ星に入植する勢力が出現。最初はお互いに様子見をしている状況なんだけれども、徐々に意見の対立が出始める。

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とりあえず普通に挨拶されたと認識。現段階ではお互い探りあいなので、特にコレといったアクションはナシ。

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対立が激化すると、AIのフタマさんから共闘を持ちかけられることも。

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その対立相手であるエロディ女史からいきなり喧嘩をふっかけられる筆者。マジ恐怖。

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とりあえず、軍事ユニットを生産してエロディ女史の土地へ向かっている最中、一方的に和平の打診。しかも都市が貰えるってことなので有りがたく頂戴することに。やったぜ!

 そんな感じで過ごしていたら、お隣のアジア連合というなんともきな臭い勢力が突如として不平等な要求を持ちかけてきた。国境を開放なんて条件飲めるわけないので断り続けた結果……。

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ハイ来ました宣戦布告。軍事ユニットが遠征中のタイミングでコレとか凄い間が悪い!

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国境付近に謎の車両ユニットまで出現。コイツぁキナクセェ!

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偵察のためにエクスプローラーを送り出してみたところ、国境の目の前に敵のマリーンが出現。もう後には引けないからな!


インターミッション


 開拓をしているこの惑星に存在するのは無害なエイリアンだけでなく、有害なエイリアンや生物も登場する。僕は基本的に無視していたんだけど、国境内を荒らし始めたので方針転換し、近付くエイリアンは駆逐することに。

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国境付近に出現した有害なエイリアンを駆逐。接近戦を得意とするエイリアンのウルフビートルに対しては、遠距離攻撃に長けているレンジャーが有効

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巨大なミミズ型生物を発見。移動しては建造物を破壊する嫌な野郎なので、発見次第撃破したいのだけど、耐久力が高いのでホトホト困る相手。

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敵を倒したりしていると、攻撃に参加したユニットは経験値を獲得できる。レベルが上がっていくと、ユニットのアップグレードが可能になり、少しずつ性能を強化することが可能になる。

 ほかにも重要な要素となるのが美徳とテクノロジーの研究。美徳は”文化力を貯めることで文明の礎となる美徳を獲得”することができる。力・反映・知識・産業と4つのツリーに分かれていて、それぞれにボーナスポイントがあり、ワーカーを獲得できたり、人口に合わせて健康にプラスボーナスが入ったりと、何を選択するかが超重要。僕は隣の勢力がきな臭いのを考慮し、力を優先的に伸ばす方向で調整。

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これが初期状態のツリー。自分の勢力がどう繁栄するべきか考えながら見ていくといいだろう。

 テクノロジーの研究については、今後構築できる施設やユニットに関連してくる重要な要素。ゲーム序盤は最低限の技術しか持っていないため、惑星上にある資源からエネルギーを抽出することすら難しいのだが、技術研究が進めば新たな軍事ユニットや施設を追加することができ、より発展する。

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どのテクノロジーを研究するか本当に迷う。


閑話休題


  さて、隣国に宣戦布告をされた訳だけど、その後どうなっているかというと、現在進行形で戦争中である。定期的に和平(期間限定)を打診され、その都度相手側が都市を差し出してくるので貰い受け、和平が終了すると同時に攻撃を仕掛けるといった感じで相手側を追い詰めている状況。

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都市を差し出す相手側。

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少しずつ拠点を増やし、徐々に敵勢力を追い込んでいく。あ、健康度がヤバイ!

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そして現在。紫色で縁取られているのが敵勢力。その周りに軍事ユニットを多数配置して包囲中の状況。最初に喧嘩を仕掛けてきたのはソッチだからな!

 といった感じ。ここに至るまでに約300ターンほどが経過しているのだけど、時間で言うと……過去のシリーズ同様に時間泥棒なのは間違いない。

 現状はパン・アジア連盟を相手にしているだけなので、そこまで手間がかかってないけど、少しずつ領地を拡大している他勢力のことを考えると、今後は外交面にも注力しないといけないかなぁと考えていたりも。ヌオー! 考えることが多すぎる! 知恵熱でちゃう!

 秋の夜長にじっくりと腰を据えて遊べるターンベースストラテジーの『Sid Meier’s Civilization: Beyond Earth』。完全に日本語化されていたり、初心者でも遊びやすい工夫が施されていたりと相変わらずな親切設計なので、気になった人は手を出してみるのもアリかと。
 個人的には、早くマルチプレイで友達と胃が痛くなるような外交戦術を展開して、同盟組んだり裏切ったりしたいところである。あぁ、楽しみだ!


著者近況:砂肝の唐揚げが食べたい

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BRZRK
週刊ファミ通やファミ通Xboxに“スオミ松崎”名義で執筆していたFPS歴15年のフリーライター。現在は他媒体でも使用しているBRZRK(バーサーク)名義に変更し、執筆活動のほかにゲーム大会の実況・解説やインターネット番組に出演したりしなかったり。まぁ、そんな感じでイロイロやってます!

BRZRKの「うるせー洋ゲーこれをやれ」(仮)