E18M2: ついカッとなって買ったLYNX IIと、夏の終わりのサマースポーツゲー『カリフォルニアゲームズ』

公開日時:2014-09-01 00:00:00

 ドモー、左目が極度のドライアイで困っているBRZRKです。こないだブログで『DayZ MOD』に触れたためか、またもやDayZ MODにズブズブとハマり直して悲惨な状況。『DayZ OVERPOCH』っていうのが建築も可能だったりとスゲェ面白くて時間泥棒!


 E18M1で扱った『California Games』。やっぱどうしてもLYNX版を紹介したいなぁと思い、すんごくヤキモキとしていたんだけど「LYNX1を実家に取りに帰るのもメンドイし、どうせならLYNX IIが欲しいよなぁ」と思っていた次第。が、くすぶり続ける熱は冷めることもなく、なんかこう勢い余ってebayで落札。ソフト2本付属で1万円というお手頃な値段で入手できたのでバンザイ! バンザイ!!
 落札から半月ほど経過し、そろそろ届くのではないかなとムズムズしていたところ、インターホンが鳴り遂にLYNX IIが到着! ヤッタゼ!

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 LYNXシリーズはは単三電池6本かACアダプターによる電源供給で動作するポータブルゲーム機。画面は160×102ドットまで表示可能なのだけど、ライバル機である初代ゲームボーイの160×144ドットと比べると若干見劣りがする。だが、LYNXシリーズはカラー液晶を最初に搭載したポータブルゲーム機という点でそんな問題はチャラだ。
 それに、1990年に発売されたスーパーファミコンの目玉機能と言われていたスプライトによる回転機能と拡大縮小機能を、1989年に発売したポータブルゲーム機でハードウェアサポートによって実現していたという点は凄い。いや、凄まじいと言わざるを得ない。まぁ、4096色中16色まで同時発色可能という制限はあったけどね。

 なかなかのスペックで遊べるようになった『California Games』なんだけど、恐らく全移植版の中でも最高の出来なんじゃないかなと思う。特にスプライトのハードウェアサポートによる恩恵は凄まじく、PC版やGenesis版よりもキビキビとした動作を実現しているのが凄い。で、参考までにE18M1で掲載した動画と、直撮りではあるけどLYNX版の動画とで比較してみようと思う。

 あ、以前にも書いたけどLYNX版は選択できる競技が減って4つしかないけど、「こまけぇこたぁいいんだよ!」という大きな目で見てやって欲しい。また、液晶が荒かったりブライトネスの調整に難ありだけど、それも同じ感じでひとつ。

とりあえず起動画面。アナログな撮影方法だなぁ。


■ハーフパイプ

スプライト機能がフルに活用されていて、迫力のあるズームアップやズームアウトを駆使。エクストリーム感がめちゃくちゃすごい!


■サーフィン

キャラクターの挙動がキビキビとしていて、他機種版ではせいぜい360°までしか回れなかったのだが、最高1080°まで回れる! あとスクロール早いから気持ちヨすぎ!


■フットバッグ

ラッシャー板前さんみたいな顔ではなくなった


■BMX

LYNXのパワーを活かして人が死ねるコースへと変化!


 うーん、動画にしてみたものの、当時の液晶の出来がよくないから画面が凄く見辛い。まぁそれは置いといて、かなりゲームのスピードというかテンポが良くなったいるのが分かると思う。
 というのも、他機種版にあった採点機能とか練習機能、スポンサー選択といった感じの要素は完全に排除し、サクサクと遊べるようになっている。アーケードライクなプレイフィールとでも言えばいいだろうか、すごく快適。
 で、上の動画は正直撮影しながらというのもあってド下手なプレイになんだけど、一応まともにプレイするとこれくらいのスコアは叩き出せるとだけ書いておこう。

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BMXだけは勘が取り戻せなくて不甲斐ないスコアなんだけど、仕方ないね。

 というわけでLYNX IIを入手したことをきっかけに『California Games』をポチポチ遊んでいるわけだけど、本当にこれおもしろい。で、この続編がスーパーファミコンや他機種で『California Games2』として発売されている。これはいずれ扱う予定だ。
 ちなみに現在『California Games』の権利を持つ会社が10年くらい前だったか忘れたけど、権利取得のプレスリリースと同時にWiiのバーチャルコンソールにNES版の発売と、新作の制作を発表していたのだけど、音沙汰なし。バーチャルコンソール版はまぁ発売されているので良しとするけど、新作をはよう出してほしい限り。もう、日本のどっかのメーカーさんどうっすかね? それか、LYNXコレクションみたいな感じで4890円で全ソフト入りのパケ版リリースとか。まぁ、売れなさそうだけど。


著者近況:DOOM関連のブログネタのためにネタを仕込中

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BRZRK
週刊ファミ通やファミ通Xboxに“スオミ松崎”名義で執筆していたFPS歴15年のフリーライター。現在は他媒体でも使用しているBRZRK(バーサーク)名義に変更し、執筆活動のほかにゲーム大会の実況・解説やインターネット番組に出演したりしなかったり。まぁ、そんな感じでイロイロやってます!

BRZRKの「うるせー洋ゲーこれをやれ」(仮)