E22M1: ドア蹴破って一斉突入! 特殊部隊ネタのタクティカルコンバットゲーム『Door Kickers』

公開日時:2014-10-24 00:00:00

 ドモー、BRZRKです。毎年そうなんだけど、秋になると洋ゲーの大作がボンボコ発売されるので嬉しい半面、全部遊ぶ時間もないし財布がマンドラゴラを引き抜くレベルで悲鳴を上げるのでキツイ。
 そんなこんなだけど、今回取り上げるタイトルはタクティカルロールプレイングゲームの『Door Kickers』。


 本作はKillHouse Gamesというインディーデベロッパーが制作した2Dのタクティカルコンバットシミュレーションといった感じのゲーム。プレイヤーは様々なシチュエーションの中で特殊部隊の行動を細かく指示し、犯罪者を排除したり、人質の救出といったミッションを遂行することになる。
 この『Door Kickers』はion stormが開発していた往年の『Rainbow Six』シリーズや『SWAT2』、新しくは『Frozen Synapse』あたりに影響を受けているようで、作戦の詳細を決定するプランニングモードが用意されている。まぁ、どういった感じか画像と写真を交えて紹介しよう。

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 という感じで進めていくゲーム。上で見せた例は最初のプランニングモードでミッション完遂まで歩んでいるけど、状況に応じてゲームをストップさせ、プランニングモードに移行し、戦況に応じて作戦内容を変更することも可能だ。
 ちなみに、同じミッションを初めてプレイした時の動画もあるので、そちらも見てもらえればと思う。逐一プランニングモードに入って試行錯誤している様子が分かるはずだ。こんな感じでトライ・アンド・エラーをくり返し、少しずつ解法を求めていくゲームになっている。

 本作に搭載されているモードはシングルミッションとキャンペーンの2つ。キャンペーンは最初から遊ぶことができず、プレイヤーはチュートリアル要素も含んだシングルミッションで作戦をこなし、経験値を貯めてレベル10になると開放されるシステムとなっている。

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 なお、ミッション終了時に得られるのは経験値だけでなく、どれだけ完璧にミッションを遂行したかにより、最大3つまでの星をゲットできる。獲得した星は、隊員の装備を強化するために必要で、例を挙げるならライフルや防弾ベストを購入するのに必要だ。また、条件を満たすことで隊員のスキルを向上させるポイントも入手でき、武器カテゴリーごとにスキルツリーが用意されている。

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 つまり、何度も挫折しながらシングルミッションでレベルを上げ、装備を充実させながらキャンペーンの完全攻略を目指すのが最終的な目標となっている。まぁ、噛めば噛むほど味が出るスルメゲーといった感じ。というか、スキルとか装備が足りないとほぼ無理なミッションがあるので、それに気付かないでイライラしたりでハゲそうになったり。ヌオー!

 以上が本作の基本的な遊び方だ。リリースから日が浅いものの、SteamWorksに対応していることもあり、ユーザーが作成したMODやMAPが多数配信されている。1回のゲーム時間が長くないこともあり、割とサックリと遊べる仕様なので万人に楽しめる内容なんじゃないかと思う次第。


著者近況:もう19年も牛乳を飲んでいないことを思い出した。

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BRZRK
週刊ファミ通やファミ通Xboxに“スオミ松崎”名義で執筆していたFPS歴15年のフリーライター。現在は他媒体でも使用しているBRZRK(バーサーク)名義に変更し、執筆活動のほかにゲーム大会の実況・解説やインターネット番組に出演したりしなかったり。まぁ、そんな感じでイロイロやってます!

BRZRKの「うるせー洋ゲーこれをやれ」(仮)