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闘いの基礎知識を知ろう

公開日時:2016-02-18 11:20:00

基本が強さに差をつける
闘いの基礎知識を知ろう
 ここでは、バトルの基本となるシステム群について解説する。格闘ゲームに慣れているプレイヤーでも見落としがちな、本作ならではの特殊な要素についても紹介しているので、プレイ前にチェックしておこう。

通常技の使い分け
  基本的には、弱、中、強の順に威力は上がっていくが、攻撃の出は遅くなり、技の隙も大きくなると覚えておこう。威力の高い強攻撃はリスクが大きいので、弱や中攻撃をバランスよく使って戦いたい。

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威力は低いものの、攻撃の出が速く隙が小さいため、攻めの起点になる。


弱よりも攻撃の出は遅いが、技の隙が小さい。連携で使うのに重宝する。


威力は高いが、ガード後に反撃されるものも多いので、使いどころに注意。

<Check>
同時にぶつかったら強攻撃の勝ち!
 技を同時に出した場合、基本的には攻撃のタイミングが早いほうが勝つ。しかし、攻撃が同時にぶつかった場合は、ボタンの強弱で勝ち負けが決まる。弱には中か強、中には強が勝つのだ。また、投げのつかみ判定と地上判定の打撃が同時にぶつかったときは、投げの勝ちとなる。

●通常技の強さ
強 > 中 > 弱

ガード
  攻撃には上段、中段、下段の3種類がある。上段は、立ちとしゃがみの両方でガード可能。中段は立ちガードのみ、下段はしゃがみガードでのみガードできる。ちなみに、投げはガードで防げないので注意。

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基本はしゃがみガード

地上技は上段と下段攻撃が多く、基本的にしゃがみガードで防げる。ジャンプ攻撃は中段扱いとなるので立ちガードが有効。

<Check>
中段技に注意
 ジャンプ攻撃以外にも中段技があり、その代表例がリュウの鎖骨割りのような中段技だ。中段技は地上での守りのセオリーであるしゃがみガードを崩せるため、攻めのアクセントになる。

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必殺技&クリティカルアーツ
 コマンド入力を行うことによってくり出せる必殺技には、方向キーとボタン入力の組み合わせで出せるコマンド必殺技と、方向キーを一定時間、一定方向に入れる“タメ”を必要とするタメ必殺技の2タイプがある。また、必殺技はEXゲージを1ブロック消費することで、性能が強化されたEX必殺技を出せる。クリティカルアーツは、EXゲージを3ブロック消費して出す大技だ。

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必殺技の代名詞ともいえる波動拳。離れた位置からでも、相手を攻撃できる強力な技だ。

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EXゲージを消費するEX必殺技は、通常技より性能がいい。

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EXゲージが最大まで溜まれば、クリティカルアーツを発動できる!

<Check>
無敵技の種類
 必殺技の中には、相手の技をかわしつつ攻撃できる“無敵技”と呼ばれるものがある。すべての攻撃に対して無敵となる技以外にも、飛び道具や投げなどに対してのみ無敵となる技もある。

●完全無敵
 あらゆる技に対して無敵になる
●飛び道具無敵
 波動拳などの“飛び道具”に対してのみ無敵になる
●投げ無敵
 投げ技に対してのみ無敵になる
●スーパーアーマー
 打撃攻撃を耐える

投げ技
 投げ技は、ガードしている相手にも有効。技をガードさせた直後や技のヒット中(のけぞり)は投げられないが、少し間を空ければ問題ない。通常投げ(弱P+弱K)には、投げを解除する“投げ抜け”で対抗可能だが、空中投げと必殺技投げ(コマンド投げ)は、投げ抜けできない。

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通常投げ、空中投げ
通常投げは投げ抜け(投げられた直後に弱P+弱K)が可能だが、タイミングはシビア。一部キャラクターが持つ空中投げは投げ抜けできない。

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コマンド投げ
スクリューパイルドライバーなどのコマンド投げは、投げ抜けができないが、空振りの隙は通常投げよりも大きいというデメリットも。

<Check>
コンボに組み込める投げ技も!
 ザンギエフのボリショイ・ロシアン・スープレックスなど、一部のコマンド投げは、相手が打撃でのけぞったところをつかめる。タイミングは難しいが、うまく使えばコンボに組み込めるぞ。

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<Check>
投げ抜けを使った防御テクニック
 上述の通り、相手に投げられた直後に投げのコマンドを入力すると、投げから脱出可能。そのコツとしては、ガードを入力しつつ、遅めに投げを入力して抜けることだ。たとえば、相手のジャンプ攻撃をガードしたあと、ガードを入力しながら遅めに投げを入力すれば、ジャンプ攻撃後の早めの打撃はガード、投げは抜けることができるぞ。入力のタイミングが難しいので、練習あるのみ!

ダッシュとバックステップ
 瞬時に相手との間合いを詰められるダッシュと、素早く後方に飛び退くバックステップは、相手との距離の調整に役立つ移動手段。バックステップは逃げる際に使いやすいだけではなく、動作途中から空中にいる判定になるので、投げを回避できるという強みもある。有効活用せよ。

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奇襲のダッシュで近距離戦へ持ち込もう
ダッシュは速度が速いので、移動手段として優秀。ガードを固める相手には、ダッシュで急接近して……。

技の出が早い弱攻撃や投げを狙うといい。相手の虚をつくことができれば、対応されにくい。

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バックステップは防御にも使える!
バックステップで空中に浮いているときに攻撃を食らうとカウンター扱いになるが、コンボにはつながりにくい。

●バックステップのココがすごい!
■出始めに投げ無敵がある
■ジャンプより早く空中判定になる

<Check>
バックステップの狙いどころ
  バックステップは、ジャンプよりも空中状態に移行するのが早い。そのため、空中状態への移行が遅いジャンプでは逃げられないような連携も、バックステップなら空中状態に移行して、被害を最小限に抑えられる状況もある。具体的な使いどころは下を参照。

追加-A

弱ボルトチャージを食らったあとにジャンプで逃げると、しゃがみ中Pが地上ヒットしてしまうので危険。

追加-B

バックステップなら、投げやコマンド投げを回避しつつ、しゃがみ中Pを空中で1発食らうだけで済む。

※記事は開発バージョンをもとに、編集部調べにて作成しています。

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