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【活動日誌】プロゲーマーのsakoさんが出演する“ファミ通のせやなTV（仮）”の第1回春麗講座を振り返る！【せやなTV(仮)】

公開日時:2016-11-28 20:15:00

　こんにちは。ファミ通ストファイ部の豊泉三兄弟（次男）です。11月25日（金）よりファミ通チャンネルで放送がスタートした『ファミ通のせやなTV(仮)』見ていただけたでしょうか？　プロゲーマーのsakoさんをメインキャストに起用し、sakoさんの近況トークや『ストV』の春麗講座、視聴者とのアドバイス付きオンライン対戦などを行いました。今回は、第1回放送の中から中級者（ゴールド～プラチナ）に向けた春麗講座の内容を簡単に振り返ってみようと思います。

※ファミ通のせやなTV（仮）タイムシフト（視聴期限アリ）
※ファミ通のせやなTV（仮）会員向けオマケ配信タイムシフト（視聴期限アリ）

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MCは僕、豊泉三兄弟（次男）が担当しました。右がsakoさんです。sakoさんはチームHORI所属のプロゲーマーで、世界大会カプコンカップの初代王者。『ストリートファイターV』で行われている2016年カプコンプロツアーでも12月に控えた決勝大会への進出が決定しています。

　sakoさんいわく、「中級者帯は自分のキャラクターは自然に動かせるものの、相手のキャラクターの動きへの知識が少ない」とのこと。つまり、ゴールド～プラチナリーグで詰まっている人たちは、相手キャラクターの主力技を覚えることが重要になるそうです。

　たとえば、使用人口の多いリュウは“波動拳”が強力なキャラクター。飛び道具の撃ち合いになってしまうと、気功拳のコマンド入力がタメの春麗では押されがち。そこで、波動拳をガードした時に反撃を決められる位置まで間合いを詰めるのが対策になるそうです。春麗の場合は、波動拳をガードした後、間合いが近ければ“EX百裂脚”が確定するので、その距離まで近づけば相手はうかつに波動拳を撃てなくなります。このように、リュウに限らず相手の主力技にリスクを負わせることが、上級者への第一歩となります。

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　地上戦では相手の主力となる技の間合いを把握し、ギリギリ当たらない距離を保つのがポイント。相手の技が空振りしたところを狙ってこちらの攻撃を差し込んでいくといいそうです。相手がうかつに波動拳を撃てない距離まで近づいたら、こういった地上戦を展開していくのがセオリーのようです。ちなみに、地上戦に困った相手がジャンプしてきたら、立ち弱Kで対空を狙っていきましょう。

　こういった試合の流れを抑えておけば、プレイヤーとして上達することはもちろん、トーナメントの観戦もおもしろくなるはずです。

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　『ストV』春麗の代名詞とも言える“低空百裂脚”は強力な行動だが、強い行動は対策されやすいので安易に使うのは「浅い」とsakoさん。たとえば、リュウには“心眼”で返されてしまうので、相手が忘れたころにピンポイントで使っていくといいでしょう。

　“sakoスペ”と言われるほど難度の高いコンボを使いこなすsakoさんに、コンボの判断について聞いてみると、「1回で取れるダメージが多いほど、その後の状況が有利になり、最終的な読み合いの回数も減るため、確定でダメージを取れるところは取っていった方がいい」とのこと。妥協して相手の体力が残るくらいなら、そこをがんばっていくのがsakoさんのプレイスタイルのようです。

　最近のお気に入りコンボについても尋ねてみると、sakoさんが披露してくれたのは【（Vトリガー中）ジャンプ強P→（着地～一瞬歩き）EX気功拳→立ち弱K→[C]弱百裂脚→しゃがみ弱P→しゃがみ中K→中スピニングバードキック】というコンボ。ジャンプ強P後に一瞬前進してからEX気功拳を出すのがポイント。ただし、このコンボは中級者レベルをはるかに超えた難しさなので、実戦で使いこなすには相当な鍛錬が必要になりそうです。

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　もうひとつ中級者レベルで重要なポイントとして挙げられるのが、“起き攻め”だという。コンボを決めた後、3種類の起き上がりに対してしっかり技を重ねていくことがとても大切。

　sakoさんが例に挙げたのは、“弱スピニングバードキック”でコンボを締めた後。この後は、“前ダッシュ”2回から投げを出せば、その場受身した相手が最速で通常技を出しても割り込めないタイミングで投げを決められる。ここで相手が“投げ抜け”を狙ってくるようなら、前ダッシュ2回からやや遅らせて立ち中Pを出し、投げ抜けを潰すことができる。後ろ受身に対しては、相手の起き上がりモーションを見てから体感で投げを入力するタイミングを遅らせるそうだ。相手の起き上がりモーションは、トレーニングモードで練習すれば見分けられるようになるとのこと（キャラクターによっては見分けがつきにくいものも）。

　この後は視聴者の方とオンライン対戦を行い、対戦後はリプレイを見ながらsakoさんがアドバイスを行ったぞ。こちらでも有益なアドバイスがたくさん出ているので、見逃した方はタイムシフトでチェックしてみてください。

　ちなみに、放送は年内全3回を予定しており、好評であれば来年も継続することになるので、ぜひご視聴よろしくお願いします。

※ファミ通のせやなTV（仮）タイムシフト（視聴期限アリ）
※ファミ通のせやなTV（仮）会員向けオマケ配信タイムシフト（視聴期限アリ）

■ファミ通のせやなTV（仮）放送概要（予定）
第2回放送日時：12月9日（金）21時～22時30分
放送チャンネル：ファミ通チャンネル
放送内容：近況トーク、sakoの春麗講座第2回、sakoアドバイス付きラウンジ対戦

ファミ通チャンネル会員向けオマケ放送
放送日時：22時30分～23時
放送チャンネル：ファミ通チャンネル
放送内容：sakoさんがカプコンカップ決勝大会を振り返ります

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部長：豊泉三兄弟（次男）
週刊ファミ通、ファミ通.comの『ストV』担当編集者。『ストV』国内最速トーナメントで2位に輝き、暫定世界2位を名乗る男。ネカリ、ナッシュあたりを使う予定。
部員：北口徒歩2分
キャミィのような見た目がかわいい女性キャラクターを好んで使う。一応『ストIV』シリーズをプレイしていたが、腕前は微妙。『ウルIV』からのメインキャラクターであるキャミィを継続する予定。
ゲスト部員：HORI/sako
Tesm HORIに所属するプロゲーマーで、公式世界大会カプコンカップの初代王者でもある。sako氏のくり出す高難度のコンボはsakoスペシャルとして多くのファンに愛されている。ちなみに、ゲーム自体が超大好きで、格ゲー以外の腕前もプロ級！
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