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【活動日誌】sakoさんと朝まで『ストV』をプレイした“せやなTV(仮)”第3回放送を振り返る

公開日時:2016-12-28 18:59:00

sakoさんと朝まで『ストV』をプレイした第3回放送!

 どうもこんにちは。ファミ通ストファイ部の豊泉三兄弟(次男)です。『ストV』はついにシーズン2がスタートしましたね。僕がメインで使っているバイソンは、やれることが増えてなかなかいい感じです! 年末年始はガッツリオンライン対戦をやりたいと思います。はい。今回は、プロゲーマーのsakoさんとお贈りしているファミ通のニコ生番組“せやなTV(仮)”の第3回放送を振り返りたいと思います。

 第3回放送は年内最後の放送ということで、23時~5時(5時~5時30分は会員向けオマケ放送)の朝まで放送! 先日配信されたばかりの新キャラクター、豪鬼をイチからトレーニングモードでプレイし、どのように攻略していくのかを見せてもらいました。そのほかにもオンライン対戦やシーズン2についてのトークなど内容盛りだくさんでお届けさせていただきました。

※第3回ファミ通のせやなTV(仮)タイムシフト
※第3回ファミ通のせやなTV(仮)会員向けオマケ放送

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豪鬼をゼロから攻略!プロのトレーニングモードに迫る

 sakoさんがトレーニングモードをどのように活用しているのかを実演。まだ10分程度しか触っていないという新キャラクターの豪鬼を放送中に調べてもらいました。

 sakoさんが最初に調べたのは、通常技の発生速度、リーチ、硬直差など。番組の中でsakoさんが注目していたのは、相手との距離による攻撃後の状況差でした。しゃがみ中K→[C]豪波動拳と入力したときに、密着状態であればこちらの硬直に相手の反撃が間に合ってしまいます。しゃがみ中Kの先端付近であれば波動拳が連続ガードにならず、動こうとする相手にヒットし、ガードされても相手の攻撃が届きません。sakoさんは、この状況がもっとも豪波動拳が有効な間合いとのこと。

 インターネットで探せば技の発生や硬直差などの情報は出てきますが、やはり距離や当たり方によって状況が変動するため、データだけではわからない感覚を自分の手で確かめていくのが重要だそうです。

 攻撃を相手にガードさせて、どれだけ有利な状況になるか、そこからどんな攻撃がつながるのか。しゃがみ強Pは有利時間がかなり長く、攻めの起点になりそう、と注目していました。トレーニングの相手に設定していたのは春麗。相手の反撃を調べるときは、“ガード復帰時レコード設定”に発生の早いしゃがみ弱Kと、反撃に使われやすいEX百裂脚を使っていたぞ。(タイムシフト17:40あたり)

 「技を当てたあとの有利時間をわかってないとコンボは作れない」とのことで、まずは基本的な知識を頭に入れてからコンボやセットプレイの開発に移るようです。高難度コンボを使いこなすsakoさんですが、まずはじっくり基本を固めるのがさきみたい。

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記事はこうやってつくられる!sakoさんに公開インタビュー

 放送中にsakoさんのインタビューを行い、実際に記事化しようというコーナー。僕がsakoさんにインタビューするときは格式ばった感じではなく、「最近何やってる?」などの世間話からゆったりと話しています。今回は、2016年を振り返ってみての印象や新バージョンで気になるキャラクター、来年のせやなTV(仮)について、さらには視聴者からの質問などに答えていただきました。インタビューの詳細は、後日お届けしますのでお楽しみに!(タイムシフト1:24:00あたり)

プリン争奪!? 視聴者参加型オンライントーナメント

 放送では、視聴者の方をバトルラウンジに招いての8人トーナメントを実施。トーナメントを勝ち抜いたプレイヤーはsakoさんと対戦する権利が得られ、sakoさんは挑戦者に勝利するとお土産のクリスマス特製プリンを食べる権利がもらえるというルールで行いました。ちなみに、僕も参戦しましたが、ジュリを使う方の前にザコ死しました(笑)。結局、sakoさんが挑戦者を倒してプリンをゲットしていたのですが、すごくうまそうだったので悔しいです(笑)。(タイムシフト2:40:00あたり)

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僕もトーナメントに参戦しましたが、ジュリ使いの方の前にボロ負けでした(笑)。

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sako式立ち回りの作り方

 「立ち回りはどうやって研究していますか?」という視聴者からの質問に、sakoさんが回答。どこで自分のターンになるかを理解しないと相手の攻めがいつ終わるのかわからないため、まずは技をガードしたあとや空振りさせたあとの有利なフレーム(時間)と不利なフレーム(時間)を覚えることが大事だそうです。

 また、技相性と呼ばれる、攻撃どうしがぶつかったときの勝ち負けを調べるより、相手の技のリーチを把握したり、技が空振りしたときに何ができるかが大切とも。相手の技が届かない位置をウロウロして技の空振りを誘い、空振りした隙に歩いて距離を詰めるだけでも相手に相当なプレッシャーをかけられるそうです。

 技の空振りに反撃を入れるのが理想ですが、毎回反撃を決めるのは至難の業なので、間合いを詰めて有利な状況を作っていくとよさそうです。相手が技の空振りを恐れて一歩踏み込んでから技を出すようになったら、相手が踏み込んでくるタイミングで“置いておく”ように技を出せば、前進してくる相手の出鼻をくじけます。このようなタイミングで出すけん制技を“置き技”と呼び、そこそこリーチの長い中or強攻撃を使うのがセオリーのようです。ぜひ立ち回りに取り入れてみてください!

06

●せやなTV(仮)は2017年も続く!?

 この後は視聴者の皆さんとのオンライン対戦などを行いました。もちろん、6時間続いた放送は、ここでは語っていない見所が盛りだくさんなので、ぜひタイムシフトをご覧ください。

 また、皆さんの応援のおかげで“せやなTV(仮)”は2017年も続くことになりました。まだどのくらい続くかはわかりませんが、2017年は『ストリートファイターV』以外のゲームも取り上げていきたいと思っています。新作だったり、レトロだったり、いろいろなゲームで遊ぶ予定なので、応援よろしくお願いします


■ファミ通のせやなTV
出演
豊泉三兄弟(次男)(週刊ファミ通)
sako(プロゲーマー)
あきき(sako嫁兼マネージャー)

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ファミ通ストファイ部

部長:豊泉三兄弟(次男)
週刊ファミ通、ファミ通.comの『ストV』担当編集者。『ストV』国内最速トーナメントで2位に輝き、暫定世界2位を名乗る男。ネカリ、ナッシュあたりを使う予定。
部員:北口徒歩2分
キャミィのような見た目がかわいい女性キャラクターを好んで使う。一応『ストIV』シリーズをプレイしていたが、腕前は微妙。『ウルIV』からのメインキャラクターであるキャミィを継続する予定。
ゲスト部員:HORI/sako
Tesm HORIに所属するプロゲーマーで、公式世界大会カプコンカップの初代王者でもある。sako氏のくり出す高難度のコンボはsakoスペシャルとして多くのファンに愛されている。ちなみに、ゲーム自体が超大好きで、格ゲー以外の腕前もプロ級!
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