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『KOF XV』K´やブルー・マリーなど個性あふれる人気キャラクターたちを最速レビュー! 12月18日より第2回βテストが開催

SNKが2022年2月17日に発売予定の新作対戦格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS XV』。その第2回オープンβテストで使用可能なK´やブルー・マリーなど既存キャラクターたちの最速レビューをお届け。

公開日時:2021-12-17 17:45:00

 SNKが2022年2月17日に発売予定の新作対戦格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS XV』(以下、『KOF XV』)。2021年11月に行われた第1回オープンβテストから約1か月、第2回オープンβテストが2021年12月18日12時~20日23時59分の期間、PS4/PS5にて実施される。

 本稿ではK´、明天君、アントノフ、ブルー・マリー、リョウ・サカザキといった既存キャラクターのレビューを中心にお届けする。初登場のクローネンと東京ゲームショウバージョンで登場したイスラ、テリー・ボガードについては、下記の記事を参考にしてほしい。

 なお、オープンβテストの詳細については、公式Twitterのツイートをチェックしよう。

※クローネン解説記事
※イスラ解説記事
※テリー・ボガード解説記事


※記事はβテストの先行プレイバージョンをもとに、編集部調べにて作成したものです。製品版や他のバージョンとは内容が異なる場合があります。

第2回オープンβテストは前回同様ネットワーク対戦などがプレイ可能。一新された新旧の個性的な8キャラクターが参戦。

 今回のオープンβテストでは、東京ゲームショウ 2021で登場したイスラ、テリー・ボガードをはじめ、3人目の新キャラクターであるクローネンと『KOF XIV』から継続参戦のK´、明天君、アントノフ、ブルー・マリー、リョウ・サカザキの合計8キャラクターが使用できる。

 プレイ可能なゲームモードは前回と同様で、カジュアルマッチやルームマッチによるオンライン対戦と、オフラインで対戦できるバーサスモード、さらにはトレーニングモードやチュートリアルモードが実装されている。前回のチャンスを逃してしまった人は、ぜひこの機会に一足早く『KOF XV』の世界を堪能しよう。

03  キャラクターセレクト
04 パオパオカフェ

第2回オープンβテストでは新たにパオパオカフェステージが選択可能に。

KOF XIV』から継続参戦のキャラクターはシステム変更による可能性に注目

 続いては、実際にいろいろなキャラクターで遊んでみた中で、発見した変更点やプレイレビューを紹介する。

 一見それほど変更点が多くないキャラクターでも、『KOF XV』ならではの戦いかたを考えてみると、新鮮味や可能性を感じさせる部分が多い。基本的な戦いかたは『KOF XIV』のノウハウが流用可能だが、そこからどのように新しい要素を取り入れていくのか模索しながら遊ぶのがおススメだ。

 K´は『KOF ’99』が初登場で、そこから『KOF 2001』までのネスツ編で主人公を務めたキャラクター(※ネスツ編のストーリーまとめ記事はこちら)。“アイントリガー”からの多彩な派生技で相手を動かし、無敵対空技の“クロウバイツ”で迎撃する、ややディフェンシブな戦いかたが往年のセオリーだ。

 本作のK´は“アイントリガー”からの派生技がさらに強化され、その多彩さがより顕著に。まず、“セカンドナックル”の突進力が向上し、「しゃがみ弱キック*3~弱版“アイントリガー”~“セカンドナックル”」が安定コンボになった。さらに“セカンドナックル”からはスーパーキャンセルできるようになり、シンプルな構成のコンボでも高いコンボダメージが出せるため、新規プレイヤーがより使いやすい調整となっている。

 ほかには、“セカンドウィップ”が空中ヒット時に浮かせる挙動となったため、画面端のコンボパーツとして使えるように。さらに、EX版“ミニッツスパイク”がふだん追撃ができないような吹き飛びにもヒットするように調整され、空中の相手に「ジャンプ強パンチ~EXミニッツスパイク」というようなコンボが可能となった。

05 K´ カラバリ
06  K´ スナイパーサイド

新技として特殊技“スナイパーサイド”が追加。リーチがありキャンセルもかかるため、コンボパーツとして使おう。

クライマックス超必殺技“ハイパーチェーンドライブ”

 K´のクライマックス超必殺技は、拳を地面にたたきつけてK´自身を大きな火柱で包むように攻撃をする。立ち回りで当てるには工夫が必要だが、コンボパーツとしては使いやすいので、パワーゲージが豊富なときは積極的に狙っていこう。

07 K´ クライマックス1
08 K´ クライマックス2
09 K´ クライマックス3

明天君

 明天君は『KOF XIV』で初登場し、主人公のシュンエイと同じ師のもとで修行を積む、中国拳法をベースとしたスタイルのキャラクター。主要な必殺技が"溜めコマンド”となっており、溜める時間によって性能が強化されるという特徴を持っている。

 本作では、新技として特殊技の“枕山靠”が追加。この技はコマンドが"レバー後ろ+弱パンチ”となっており、一定距離を前進する間に相手に触れると攻撃動作を取る。前進中に相手に触れなかった場合は、攻撃を出さずにすぐつぎの行動に移れるため、奇襲としての用途のほか、相手に近づきつつ“箭疾衝”のタメを維持するといった使いかたが可能だ。

 また、超必殺技の“白昼夢双”は、攻撃の初段がヒットすると相手をロックするタイプに変更され、必ずフルヒットするように変更。コンボのフィニッシュパーツとして使いやすくなったため、積極的に利用していこう。

10 明天君 カラバリ
11 明天君 箭疾衝

明天君はEX必殺技がどれも強力。本作では立ち回りのプレッシャーが強化された印象だ。

クライマックス超必殺技”醒覚・明天暁舞”

 “箭疾衝”のようなモーションで相手に突進し連撃を決め、最後は強力な気を放って攻撃するクライマックス超必殺技。突進のスピードが早いので、相手が大きい隙を晒した際などに決めていきたい。なお、動作終了後には睡眠状態となり、プレイヤーが操作をしない限りはパワーゲージが少しずつ溜まっていくというユニークな特徴がある。

12 明天君 クライマックス1
13 明天君 クライマックス2
14 明天君 クライマックス3

アントノフ

 アントノフは『KOF XIV』の中ボスとして初登場したキャラクター。巨体を活かしたダイナミックな攻撃が特徴で、とくにパワーゲージを使用した際の爆発力には目を見張るものがある。

 本作のアントノフは、リーチの長い“しゃがみ弱キック”や中段攻撃の“しゃがみ強キック”といった強みを『KOF XIV』から引き継ぎつつ、EX必殺技がMAX発動を介さずとも出せるようにシステムが変更されたことで、前作以上に爆発力が発揮しやすいように。

 アントノフは“ギガントバック”や“バーチカルマッチョ”など、性能が高いEX必殺技を多く持っているので、パワーゲージを保持した状態のプレッシャーはいままで以上に強化された印象だ。

15 アントノフ カラバリ
アントノフ

遠距離強パンチはヒット時に吹き飛ぶように変更。近距離強キックからの特殊コンボも健在だ。

クライマックス超必殺技“コスモスリグレッション”

 強力なボディーブローからのストレートで相手をダウンさせると、最後は高空から地面を陥没させるほどのボディープレスでフィニッシュするド派手なクライマックス超必殺技。

 初段はリーチが長く、発生も十分に早いため使い勝手は十分。大将でパワーゲージが5本あれば、“カムチャッカコラプス”で浮かせた後、“ツングースカボンバー”~CLIMAXキャンセル“コスモリグレッション”という夢のコンボも可能になる。

17 アントノフ クライマックス1
18 アントノフ クライマックス2
19 アントノフ クライマックス3

ブルー・マリー

 ブルー・マリーはテリー・ボガードと同じく『餓狼伝説』シリーズのキャラクターで、『KOF ’97』でシリーズ初参戦を果たした。スピーディーな動きと打撃と投げのコンビネーションが強力なオフェンシブなキャラクターだ。

 本作では特殊技“ダブルローリング”の発生が高速化。しゃがみ弱パンチなどからつながるようになり、ノーゲージ状態でもまとまったダメージを取りやすくなった。また、“スピンフォール”の空中ヒット時の挙動が変わり、画面端で「“クライミングアロー”~〝スピンフォール”~EX版“バーチカル・アロー”」といったコンボが可能になっている。

 ブルー・マリーは「EX版“ストレートスライサー”~“スタンファング”」がコンボパーツとして優秀で、EX版必殺技が気軽に出せるようになった本作は、より遊びやすいチューニングになったといえるだろう。

20 ブルーマリー カラバリ
21 ブルーマリー 遠距離強キック

遠距離強キックはヒット時に超必殺技でキャンセルできるようになった。牽制や相手の下段攻撃を読んだ際に狙っていこう。

クライマックス超必殺技“M.ダイナマイトスイング”

 飛び膝蹴りのあと、ダウンした相手にジャイアントスウィングを決める豪快な技。

 出掛かりにしっかり無敵時間があるため、対空や割込みとして使いやすい。ガードされたり外してしまった際の隙は大きいので、確実に決められる場面で利用したい。

22 ブルーマリー クライマックス1
23 ブルーマリー クライマックス2
24 ブルーマリー クライマックス3

リョウ・サカザキ

 リョウ・サカザキは『龍虎の拳』シリーズの主人公で、空手をベースにしたスタイルで戦う。特殊技の“上段受け”、“下段受け”など相手の攻撃を受け流す技を持っているほか、無敵技の“虎咆”など防御面で優れた技を多く持つ。

 本作ではディフェンシブな個性はそのままに、痒いところに手が届くようなうれしいチューニングが随所に施されている。

 特殊技の“氷柱割り”を通常技キャンセルで利用した場合、必殺技キャンセルができるようになり「“近距離強パンチ”~“氷柱割り”~“飛燕疾風脚”」などが可能になった。また、EX版“虎煌拳”は画面端まで届く飛び道具に変更され、EX必殺技のシステム変更と相まって立ち回りで役立つ存在となっている。

25  リョウ カラバリ
26 リョウ 刻み突き

新技として特殊技“刻み突き”が追加。発生は遅いが、ヒット時は相手ののけ反り時間が長く、コンボに移行できる。

クライマックス超必殺技“真・天地覇煌拳”

 拳を後ろに引く構えを取り、強力な正拳突きで相手を吹き飛ばしたあと、残心で締めるシンプルながら見栄えのいい超必殺技。リーチは決して長くないものの、発生や無敵時間は良好。コンボのフィニッシュブローを基本としつつ、いざという時には割込みなどでも果敢に利用していこう。

27 リョウ クライマックス1
28 リョウ クライマックス2
29 リョウ クライマックス3

戦いの火ぶたが切られるまではあと僅か! 有名プレイヤーたちの情報もチェックしよう

 第1回オープンβテスト時で印象的だったのは、有名プレイヤーを中心に多くのプレイヤーがいろいろな情報をSNS上で公開していたこと。

 Twitterで#KOF15や#KOF15obtのハッシュタグを検索すると、発見したコンボやオンラインの対戦動画、お気に入りの技モーションの切り抜きなどがいくつも見つかり、プレイヤーが持つ『KOF XV』へのモチベーションや期待感の高さを確認できた。

 今回のオープンβテストも間違いなく同じような光景が予想されることから、新情報をいち早く欲しいプレイヤーは、オープンβテスト期間中のSNSのチェックをこまめに行ってみよう。

 第2回オープンβテストが終われば製品版の発売まであと2カ月弱となり、スタートアップで参戦するキャラクターの残り枠もあと僅か。いまのうちに、これまでの公開情報から各自のチーム候補などイメージを固めつつ、続報を見逃さないようにしていこう。


編集:とよまん(豊泉三兄弟)
ライター:ベックス

30 K´
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タイトル
THE KING OF FIGHTERS XV
メーカー
SNK
ハード
PS5/PS4/Xbox X|S/PC
発売日
2022年2月17日発売予定
価格
各7920円[税込]
ジャンル
対戦格闘
CERO
15歳以上対象
備考
『Deluxe Edition』は各10890円[税込]

© SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.

『THE KING OF FIGHTERS XV』公式サイト