『KOF15』公式オンライン大会“KOF XV ICFC Weekly Series ASIA”のアジア王者が決定！安定感バツグンの台湾勢ZJZ選手が優勝！

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『KOF15』公式オンライン大会“KOF XV ICFC Weekly Series ASIA”のアジア王者が決定！安定感バツグンの台湾勢ZJZ選手が優勝！

『KOF15』公式オンライン大会“KOF XV ICFC Weekly Series ASIA”の決勝大会をリポートする。

公開日時:2022-07-26 16:00:00

　2022年7月21日、Steam版公式オンライン大会“KOF XV ICFC Weekly Series ASIA”の全日程が終了。決勝大会をバツグンの安定感で勝ち抜いたZJZ選手がアジア王者になった。本稿では、『KOF15』公式オンライン大会“KOF XV ICFC Weekly Series ASIA”を振り返る。

◆大会結果
1位 ZJZ選手
2位 ET選手
3位 Leshar選手
4位 Madkof選手
5位あば男選手
5位 M’選手
7位 Xiaobao選手
7位 shinsun選手

予選通過者8名で争われた決勝大会†

　KOF XV ICFC Weekly Series ASIAは8週にわたって予選大会が実施され、その総合成績上位8名による決勝大会にてアジア王者が争われた。日本からも多数の強豪プレイヤーが予選に参加し、あば男選手とM´選手が見事に予選を通過。

　決勝大会は、総合1位ZJZ選手、2位あば男選手、3位ET選手、4位Leshar選手がウィナーズ側、5位以下のshinsun選手、M’選手、Xiaobao選手、Madkof選手がルーザーズ側のダブルエリミネーション方針で行われた。

※決勝大会出場者のまとめ記事はこちら

大会は2敗すると敗退となるダブルエリミネーション方式。総合ランキング上位４名はウィナーズサイド(無敗のアドバンテージ)、5位以下の選手がルーザーズサイド(1敗扱い)でスタートとなった。

日本勢はトップ4に残れずグランドファイナルは台湾勢対決に†

　アジアのトッププレイヤーたちによるレベルの高い試合が行われる中、日本勢のあば男選手はウィナーズセミファイナルでET選手に、ルーザーズクォーターファイナルでMadkof選手に敗れて敗退。もうひとりの日本勢であるM´選手は、初戦でXiaobao選手に2-0で勝利するも、ルーザーズクォーターファイナルでLeshar選手に0-2のストレート負けとなった。

　大会は、予選大会優勝4度の総合ランキング1位ZJZ選手が、世界大会優勝経験のある古豪ET選手を破ってグランドファイナルへ進出。ウィナーズファイナルでZJZ選手に敗れたET選手は、敗者復活戦となるルーザーズファイナルでLeshar選手に2-1で勝利し、ルーザーズながらグランドファイルに駒を進め、雪辱を果たす機会を得る。

Madkof選手に沈められるあば男選手。

M´選手も敗退し、海外勢のレベルの高さを見せつけられる結果に。


ZJZ選手とET選手の台湾勢同士の対決となったウィナーズファイナル。	ET選手はルーザーズファイナルで韓国の若手選手Lesharに勝利し、ZJZ選手との再戦へ。

　グランドファイナルは、ウィナーズファイナルと同じくZJZ選手対ET選手の台湾勢同士の組み合わせ。ET選手が優勝するには、2試合先取マッチを2回連続で勝利しなければならないきびしい状況だ。

　そんな中、1勝1敗で迎えた大将戦、ET選手は残り体力6割の差をつけられて追い詰められるが、“シャッターストライク”を対空に使い、そこから“インファーナル・プロミネンス”を2回つなげる高難度コンボを決めて逆転勝利。最初の2試合先取マッチをもぎ取りリセット。つぎの2試合先取マッチを勝利すれば優勝という状況に持ち込んだ。

　この勢いでつぎの試合も勝利したいET選手だったが、さすがは予選総合1位のZJZ選手。リセット後はさきほどまでの試合とは打って変わった安定感のある立ち回りを披露。ET選手は2試合とも先鋒のクーラに手を焼き、なかなかペースをつかめずストレート負け。最終的にはバツグンの安定感を見せたZJZ選手が、アジア王者の座を勝ち取った。