【特別企画】ガチンコ対戦勃発!“強者たちの視線を大解剖!『DFF』アイトラッキング”パーティ対戦編

公開日時:2018-05-21 20:00:00

今回でラストとなるアイトラッキング企画。最後は、企画にご協力いただいた皆さんでパーティを組んでいただき、対戦してもらいました。(卒)すとりうむチーム(UMEさん、しんでれらさん、GOMAさん)VSゲストチーム(チェリーさん、ぶれさん、崎山さん)……ハイレベルなプレイヤーさんたちの対戦は、やはり超ハイレベルな対決となりました! その模様をアイトラッキングとともに振り返ってみましょう!!

※本企画では、NHN PlayArtのスマホアプリ『#コンパス』の記事企画でも活用されていた、"プレイヤーの視線を感知して追跡する"ステキなテクノロジー"アイトラッキング"を活用しています。詳細は下記をチェック。

本企画の概要はコチラ【特別企画】“強者たちの視線を大解剖! 『DFF』アイトラッキング”で強さの秘密を探る
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まずは(卒)すとりうむのUMEさん目線で収録を開始。各チームの負け試合と勝ち試合をそれぞれ見ていきましょう。音声も同時に収録しているので、仲間への声の掛け合いにも注目です。

【アイトラッキング】(卒)すとりうむ01(UMEさん、GOMAさん、しんでれらさん)

【アイトラッキング】(卒)すとりうむ02(UMEさん、GOMAさん、しんでれらさん)

01

<(卒)すとりうむ視点>
――(公開した動画の前に)チェリーさんたちに連敗してからの勝利でしたが、どのように戦法を変えたのでしょうか?
UME 開幕(試合開始直後)から全員で前に出て攻めまくり、ラムザが“おうえん”する前に試合を荒らしに行きました。

――UMEさんが誰を狙いに行く……などの作戦はありましたか?
UME もう触りに行ける相手に触りに行った感じですね。

02

▲チェリーさんの操るラムザの“おうえん”で序盤からペースを握り、ぶれさんのクジャと崎山さんの“トライン”による連携で負けが続いてしまったパーティ戦の序盤。(卒)すとりうむが出した打開策は、開幕から全員突撃スタイル。

――一方のチェリーさんチームは、序盤こそ安定して勝っていましたが、その後、負けが続きました。その敗因は何だったのでしょうか。
チェリー 開幕から相手チームにうまく攻められると、ラムザの弱点が出てしまいますね(苦笑)。“さけぶ”か“おうえん”するかの選択をミスしてしまうだけで、そのまま不利な状況になりがちなので。また“オーボンヌ修道院”だと、比較的近い距離から試合が始まるので、足並みを揃える前に相手チームに荒らされてしまい、対応できませんでした。
GOMA 結局、ラムザの弱みを突くには攻めるしかないんですけど、うちのチーム編成(ジェクト、クラウド、皇帝)は、そんなに攻めが強い編成じゃないんですよね。皇帝の魔法で牽制しつつ、行けそうなタイミングで攻める……というのが基本的な戦略なんですが、今回の対戦では一生アドバンテージが取れなくて。
しんでれら 開幕からガンガン前に出ていくスタイルを取ったのは、相手チームにクジャとラムザがいるというのが大きかったですね。
GOMA その場、その場の殴り合いの結果みたいな試合になってしまったので、アイトラッキングの意味はあんまりないかもですね(笑)。パーティ対戦の時間が短かったこともあって、うちのチームの勝ち筋がこれしかなかったです。
UME うちのチーム編成にも弱点があって、牽制で撃てる飛び道具が微妙なんですよね。クラウドの“画竜点睛”は当たれば強いんですが、開幕のライン戦で強いわけではないので。そこでも相手にアドバンテージを握られて、ブレイブをかなり持っていかれてしまいました。
しんでれら いつも通りの戦いかたで勝てるような試合の作りかたを模索していたんですが、最終的に「これ、(試合のセオリーを)ぶっ壊さないと始まらないね」という結論になった結果が今回の試合の動きかたです。

03

▲作戦変更の結果、開幕から全員が前に出る動きで試合は壮絶な殴り合いに。ラムザも“ためる”を行う暇がないほど激しい試合展開となり、(卒)すとりうむが初勝利をもぎ取りました。

続いて、即席のパーティながら、お互いがうまくフォローし合って試合を組み立てていったゲストチームのメンバー・ぶれさんのアイトラッキングを見ていきましょう。何試合か行った後、チーム相性的にきびしさを感じたしんでれらさんが皇帝からヤ・シュトラにキャラクターを変更しているところがポイントです。

【アイトラッキング】ゲストチーム01(ぶれさん、崎山さん、チェリーさん)

【アイトラッキング】ゲストチーム02(ぶれさん、崎山さん、チェリーさん)

04

<チェリー、ぶれ、崎山チーム視点>
――しんでれらさんがヤ・シュトラに変わりましたが、ぶれさんの動きにも変化はあるのでしょうか?
ぶれ とくにヤ・シュトラだから変えるということはないですね。ただ、“スピリチュアル・レイ”を設置されると、動きが制限されてクジャは攻めにくくなるので、そこはチェリーさんに任せました。
チェリー 前提として、“スピリチュアル・レイ”に対抗できる編成って、前に出て攻める動きになるんですね。ですので、ラムザは“ためる”の後に“おうえん”するのはやめて攻めよう、と。“さけぶ”を行った後、“スピリチュアル・レイ”が設置された場所から逃げながら敵をさばく……という行動をくり返す展開になりました。

05

▲時間をかけて戦うゲストチームに対して、しんでれらさんの“スピリチュアル・レイ”が襲い掛かります。このキャラクター変更がかなり刺さったようで、1試合目は(卒)すとりうむの勝利に。

――しんでれらさんが皇帝からヤ・シュトラに変えた理由とは?
しんでれら (相手チームに)ラムザがいるからですね。待ち気味の立ち回りかたをされてしまうと、皇帝の牽制攻撃が相手に届くまでに時間がかかりすぎてしまうので。ヤ・シュトラなら真っ直ぐに牽制を飛ばせますし、崎山さんのケフカが“コアもどき”を置くのも抑制できます。

――なるほど。キャラクターを変えたりしつつ、何試合か対戦していただきましたが、終わってみてお互いのチームのよいところはどこでしたか?
崎山 こちらが連勝していたときに、しんでれらさんの皇帝が“スティックボム”を多めに撃つ攻めの戦術に切り換えてきたときはさすがだなと思いました。
しんでれら “雷の紋章”を設置する時間がもったいなかったので、前に移動して“スティックボム”をばら撒く……という立ち回りにシフトしました。本当は正攻法で勝ちたかったんですけど(苦笑)。

06

▲開幕に“ためる”を行っているラムザに対して、シューターながらも前に出て“スティックボム”を当てに行ったしんでれらさん。この作戦が功を奏す形となったものの、チーム的には意に反した作戦だった模様。

――(卒)すとりうむがここまで連敗してるのを、自分(コイチ)は初めて見ました。
しんでれら たまにありますよ。
GOMA “クルエルアズール”と“グラウンドゼロ”をセットしたヴァンが大流行りだったときなんかは、かなり負けていました。皇帝に対して有利なキャラクターがいると、やはり後手後手になっちゃうんですよね。

――そういったきびしい試合が続いたときは、どのように気持ちを切り換えるのでしょうか?
しんでれら うちのチームの場合は、3人で全体的な立ち回りの方針だけ決めて、あとは各々の力量を信じてやるしかないという感じですね。
GOMA 細かいところまで決めきらないほうがいいです。殴れるやつを殴る……くらいでいいんじゃないかな。「あれを見て、あれをやって」と細かく決めると、ひとりひとりの視野も狭くなりますしね。
UME 「誰が誰を見て~」という考えかたは嫌いですね。結果的にうまくいかないことのほうが多いかなと個人的には思います。

――即席チームであそこまで連携が取れていたチェリーさんたちのチームもスゴいと思いました。
チェリー キャラクターの相性がよかったですね。皇帝は待つ展開が強いんですが、いまの試合で待っているとラムザの“おうえん”とクジャの“ソウルディバイダー”でどんどんこちらが有利になっていきますし。
崎山 ケフカとしては、“コアもどき”がクラウドの“スピンドライブ”で突破されなかったりと、前衛が近づきにくいのも功を奏していますね。あとはラムザの“アルテマ”が皇帝と相性いいので、僕は後ろから“くねくねファイガ”を投げているだけでした(笑)。

07

▲とくに活き活きと動いていたのが崎山氏のケフカ。召喚発動中に汎用スキルを封じる“こころないてんし”を使ったり、攻め込まれた際の自衛“トライン”など、細かいテクニックが光っていました。

――今回パーティ戦でアイトラッキングしてみて、ソロとは違うことはありましたか?
UME うーーーん。そんなになかったです(笑)。ソロもパーティも勝つためのセオリーは同じなんですよね。召喚コアを割って、先に召喚して、連携するときだけ意思疎通をしっかりして……と。

と言うことで、アイトラッキング企画のパーティ対戦編をお送りしました! ご協力いただいた(卒)すとりうむのUMEさん、GOMAさん、しんでれらさん、またゲストで来てくれたチェリーさん、ぶれさん、崎山さん、ありがとうございました。長丁場、本当にお疲れさまでした。最後に、『DFF』ディレクターの鯨岡さんよりコメントをいただきました。

鯨岡ディレクター
今回、機材が反応しない邪眼のハザマPに代わり、アイトラッキングを体験させていただきましたが、自分の「ここあまり見れてないな」というのがデータで確認できるのはとてもよかったですね。これが誰でも簡単に使えるものなら、反省会がすごく捗るのに……というのは贅沢すぎるでしょうか(笑)。うまい人たちの視線を見てみると、キャラクターのTYPEや個人のプレイスタイルなどが表れていて、面白くもあり、すごく参考になります。「まわりが見えていない」と感じていたり言われたりする人は、うまい人がどういうときに何を見ているのか、を研究してみてください!

初心者の館では、まだまだ新しい企画を考えて発信していくので、ぜひ「こんな企画やってくれ!」や「あんな対戦が見たい!」などありましたら、Twitterアカウントやご意見フォームのほうにバシバシご意見を送ってください。きっとしんのすけががんばって企画してくれます。それではまた次回の記事でお会いしましょう!

企画協力
NHN PlayArt 株式会社
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