『DFF』公式全国大会2016 関西01エリア決勝レポート。決勝の舞台へ勝ち進むチームは!?

公開日時:2016-08-23 19:00:00

祝日を利用して、東京から大阪までケフカロケットしてきたコイチです。2016年8月11日に“タイトーFステーション あべのアポロ店”で行われた、『DFF』公式全国大会2016の関西01エリア決勝を見に行ってきました。激アツの展開となった、エリア決勝の様子をお届けします!

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参加チームには、かつて“強者に聞く!”でもゲスト出演していただいた金魚選手が率いる遊スペースマジカル代表“タイステ梅田ドドド塾”や、京都の強豪チームでもあるnamco大阪日本橋店代表“働いてる奴が松茸に勝てると思うな”。強豪セシル使いの悠斗選手が率いるタイトーFステーションあべのアポロ店代表“勝てばええんや!”など、実力者が集中するエリアとなっていました。

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2回戦では注目チームの“タイステ梅田ドドド塾”と“勝てばええんや!”が激突。1試合目はお互いのチームが決定打を与えられず引き分けとなるものの、てのり選手のスコールがポイントを稼ぎ“タイステ梅田ドドド塾”が先取! 2試合目も終始楽しんでプレイをしていたキラはん選手のシャントットが“ディバインマリサン”を当てて勝利を収め、“タイステ梅田ドドド塾”が決勝に進出しました。一方では、おんぷ選手のケフカを含めた変則的なチーム構成が目を引く“働いてる奴が松茸に勝てると思うな”が決勝へとコマを進めました。

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<決勝戦>
“タイステ梅田ドドド塾”キラはん選手、てのり選手、金魚選手vs働いている奴が松茸に勝てると思うな”松茸選手、おんぷ選手、ヒロト選手

多くのギャラリーが注目する中、“タイステ梅田ドドド塾”vs“働いている奴が松茸に勝てると思うな”の両チームによる決勝戦。
1試合目はアレクサンドリア城下町ステージ。序盤は“働いてる奴が~”が優勢に試合を進めましたが、召喚に成功したのは“ドドド塾”。しかし、松茸選手の“ホーリーフレイム”で金魚選手が、おんぷ選手の“ハイパードライブ”でてのり選手のスコールがそれぞれ倒され、パーティライフゲージが1対3のままタイムアップに。1試合目はスコアの差で“働いている奴が~”の先取となりました。

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ラストフロアステージで行われた2試合目。おんぷ選手のケフカが段差の壁際で“コアもどき”を使うことで、段差の上部分に“コアもどき”を設置するという、段差を利用したテクニックを使って“働いてる奴が~”ペースを握るも、“ドドド塾”が本物の召喚コアを割り、召喚に成功! “ビートファング”で足止めするてのり選手のスコールを横から“ハイパードライブ”で落とすも、さらにその横から金魚選手が“ダークフレイム”を叩き込むという、両チーム一進一退の攻防が続き、試合はまたしてもタイムアップに。スコア集計の結果、わずか7ポイント差、首の皮1枚をつなげた“ドドド塾”がフルセットに持ち込みました。

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最終戦ビサイドステージ。序盤はてのり選手のスコールが前に出て攻めるも、おんぷ選手が的確に“ハイパードライブ”を当てて、てのり選手のスコールがダウン。その隙に“ドドド塾”が召喚に成功し、一気に試合のペースを掴む形に。その後、キラはん選手が“コロッサル・シャントット”をヒットさせてブレイブ値5200越えの致死量を持ったまま優位に立ち回り、“ディバインマリサン”をヒットさせてヒロト選手を落としましたが、おんぷ選手のケフカが“こころないてんし”を発動すると一気に有利な状況を作ることに成功! 両チーム、あとひとりが倒されたら負けという状況となり、金魚選手と松茸選手、両セシルによる“ダークフレイム”が画面に飛び交い、息のつく間もない恐ろしい展開となりましたが、“ダークフレイム”を紙一重で避けながらスコアを稼ぎにいくヒロト選手。そして試合は三度、タイムアップという結果に。判定の末、勝者に輝いたのは……。

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『ディシディア ファイナルファンタジー』関西01エリア決勝 決勝戦

“働いてる奴が松茸に勝てると思うな”が勝利し、2016年8月27日に行われる本戦へ出場することが決定しました! 以下では、優勝チームのインタビューをお届け(インタビュー中は敬称略となります)。

コイチ 優勝おめでとうございます! 優勝のポイントはどこでしたか?
ヒロト 僕(フリオニール)が落ちなかったことです(笑)。
おんぷ ですね(笑)。フリオニールがチームの核になるので、いかにヒロトが落ちないかが重要だったんです。今日は本当にいい動きで、落ちないでくれました。
ヒロト 『DFF』を始めてもっとも集中した3戦でした。最後の“ダークフレイム”は、目の前にきた瞬間、「終わった」と思いましたが、避けてました(笑)。
コイチ 3戦とも引き分けという、ほとんど5分の試合内容でしたが、どこが試合を分けたのでしょうか?
松茸 決勝相手の“ドドド塾”とは、ふだんからタイムアップで試合が終わることが多かったんです。なので試合展開を見て、後半はもうスコアで勝つ動きに切り換えました。
コイチ 引き分けを見越して、リザルトスコアを稼いだ、と。
松茸 はい。“ダークフレイム”でHPを削り、自分からターゲットをもらいに行っておとりポイントを稼いだり、“デスペガ”を発動してデバフポイントを稼ぐなど、細かくスコア稼ぎをしてたのがよかったですね。
コイチ なるほど。まさに大会ならではの立ち回りですね。“働いてる奴が~”は、ケフカという珍しいキャラクターを採用していますが、何か理由はあるのでしょうか?
全員 “こころないてんし”です(笑)。
コイチ (笑)。
おんぷ 発動したら相手の攻撃手段と防御手段が一気に減るので、試合がひっくり返りますね。“コアもどき”や“ハイパードライブ”など、強い技も揃っているのでチーム戦は強いですよ。
コイチ “コアもどき”の置きかたとか、本当に独特でこんなに動くケフカは初めて見ました。自分もケフカ使いなので参考にさせていただきます。それでは最後に、決勝大会への意気込みをお聞かせください。
松茸 優勝を狙ってがんばりたいと思います。
ヒロト 落ちないように頑張ります(笑)。
おんぷ 強いケフカを見せます!

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また、惜しくも敗退してしまった“タイステ梅田ドドド塾”の金魚さんにも今回の予選の感想を聞いてみました。

コイチ 惜しい試合でした。敗因はあったのでしょうか?
金魚 うちのチーム構成(スコール、セシル、シャントット)が少し古かった点ですね。
コイチ 古い……というのは?
金魚 『DFF』は、お互いのチーム編成に対する対策がつねに変化しているんです。稼動後すぐにスコールやティーダなどのSPEEDタイプが猛威を奮って、つぎは“天鳴万雷”などのサーチ技が流行り、その後、“超究武神覇斬”などのブレイブダメージがあるHP攻撃が流行しましたよね。
コイチ そうですねー、強い技はどんどん調整されてしまいましたが。
金魚 最近では、スコールの“サベッジクロウ”やフリオニールの各種ブレイブ攻撃で足止めしているあいだに、HP攻撃を当てる……という戦術が流行っていて、自分のチームもそれだったんですね。
コイチ てのりさんのスコールが足止めして、“ディバインマリサン”と“ダークフレイム”でHPを減らす形ですね。
金魚 ですが相手のチームのHP攻撃が“ダークフレイム”、“ロードオブアームズ”、“ハイパードライブ”とステップを狩りつつ、全員がカットできる構成で組んできたので、スコールが足止めしてもカットされる展開が続きました。
コイチ なるほど。
金魚 今後も環境は変わり続けると思うのでそうなるとカインが強いキャラクターになるかもしれませんね。弱点という弱点がないので。
コイチ おもしろい話ですね。全国大会の決勝戦ではどうなるか楽しみです。

関西の実力者が集い、ハイレベルな内容となった今回のエリア決勝。めちゃくちゃ熱い試合を間近で見ることができて、足を運んだ甲斐がありました。そして今回の大会を運営していた店員さんが、あの伝説の覇者でもある“紅の豚”さん(公認マイスター)だったことに気づいたのは東京に帰ってからでした。気づくの遅くてすいませんでした(笑)。
ということで、関西01エリア決勝の様子をお届けしましたが、少しでも大会の“興奮”が伝わりましたでしょうか。なんだかスゴいものを見てしまったのですが、全国各地から強者が集まる決勝大会で、これ以上に熱い試合が見れることは間違いありません。決戦の日を期待して待ちましょう!

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