昔は「ドラム缶に詰めて海に沈める」なんてのを聞きましたが……。†

　前回、“P.N.デ・アグアベルデ”エリアを仕切るカルジータという男をケチョンケチョンにした我らが主人公。その際、間違って……じゃなくて、あえてワイルドのために突っ込んだ“サンマテオ”エリアをつぎの標的にすることに。食いかけの食事は、平らげておかないとな……！（狩る者の目）

　さて、ここサンマテオでは、組織の死体処理役である“エル・ポゾレロ”の確保に動くこととなる。

▲エル・ポゾレロは別名・シチューメーカーと呼ばれている。ドラム缶の“中身”をかき混ぜているから、らしい……。

　組織は、歯向かった者たちをつぎつぎと消し、その死体も、苛性ソーダを使ってドロドロに溶かして“消して”いるらしく、サンマテオだけで昨年は行方不明者が300人以上にもなるのだとか。怖ぇぇ……絶対こんなところ住みたくない。

　まずは、貴重な情報を掴んでいたらしいジャーナリスト、ルーペ・ヴェラという女性の救出に向かうことに。

▲反乱軍も、ジャーナリストを救出したかったらしい。暗いのでノクトビジョンでお送りします。

　近くにいた反乱軍に話を聞くと、彼らもジャーナリストを救出したかったものの、警備が厚くて手をこまねいていたらしい。「なら協力しようぜ」ということで、ともに乗り込むことに。

　マップで見ると目的地はすぐ近くではあったが、「なんか乗り物ないかなー」とキョロキョロしていると……。

▲おっ、いいのあるじゃーん。

　ショベルカーがデデーンと置いてあったので、こいつで乗り込むことに大決定。けっこう頑丈な乗り物らしく、多少撃たれてもcha-ra head-cha-raでザコ敵を轢き殺していく。アッという間に、笑顔ウルトラZでジャーナリストが捕らわれている牢を発見。

▲おっ、あれだな……。助けに来てやったぞゴゴゴ。

　まだザコ敵がポツポツと残っているようだが、夜間で暗いこともあって面倒なので放置。ジャーナリストを先導して目的地に連れていこうとする……が。

▲!?

　アッサリと流れ弾に当たったらしく、ジャーナリスト死亡。ンもうー！　殲滅しないとダメかー。

　リトライして、再びショベルカーで突撃する……も……。

▲んっ……？

　狭い曲がり角にうまくハマり込んでしまい、ショベルカーが動けなくなってしまった。クッ、旋回しづらい乗り物だから余計にどうにもならない。そこへ、敵の迫撃砲が！

▲ぬわー！

　ものすごい爆炎に包まれるショベルカー。頑丈なショベルカーも白煙を吹き始め、危険な様子だったので降りて進もうとすると、地形が悪かったのか、降りた場所から動けない。ショベルカーと坂道がうまく主人公の周囲を取り囲んでおり、「ど、どうしよう……」と立ち止まっていると、さらに迫撃砲が。

▲グワー！　待って！　タイム！

　動けない相手に迫撃砲とか恥ずかしくないのかー！　と吠えつつ、戦闘不能に。しばらくしてチームメイトの蘇生を受けると、うまく車体の下に倒れたところからの蘇生だったおかげか、動ける場所で立ち上がり、無事に戦線復帰。倒れているあいだにチームメイトがザコを掃討してくれていたらしく、ジャーナリストを連れて安全な場所へ移動する。

▲よしよし、今度はちゃんとついてきてるな……。

　近辺に乗り物はなく、ショベルカーも、あの有様。「徒歩で行くしかないか……」と地道に走っていると……。

▲また、君か……。

　またもショベルカーが置いてあったので、使わせてもらうことに。「でも、ジャーナリストをちゃんと乗せていけるのかこれ……」と不安だったが、タイヤの上にある足場に、器用に腰を掛けて体育座りするジャーナリストとチームメイト。

▲そこは座るとこなのか……。

　正直、クルマでの移動と違って“車外”にいるわけで、もし敵襲があったら一瞬で殺されそうだなあ……とビクビクしながらの移動だったが、幸いにも追手もなく、無事に隠れ家に到着。ジャーナリストが隠れ家に隠していた数々の情報を写真に撮らせてもらい、めでたくミッションクリアー。ふう、また夜間から朝になってしまっていた……。

▲Yes！

　ジャーナリストの情報は、組織が死体運びにトラックを使っていることと、そのトラックは決まったルートを通っているらしいということ、そしてトラックが着いた先で死体を処分しているということ。トラック……ワイルドなカーチェイスの予感がするぜ。次回の後編に続く！