【プレイ日記】サンマテオ編・後編! 死体を"消して"しまう悪魔を追え!(夢崎・第5回)

ライター夢崎が後先考えずに突っ走るワイルドプレイ日記の第5回。サンマテオ編の後半をお届け。
文:夢崎

公開日時:2017-04-13 18:30:00

ワイルド度の高いミッションだぜえ~

 つぎなるミッションの目的地へ向かってバイクで走っていると、唐突にスキルポイント獲得が。

01

▲おお……?

 ワイルドのはしくれとして、“道路を走るときは、真ん中もしくは反対車線を走る”をモットーとしているのだが、そこを評価されたのかなフフフ……。

 さて、そんなワイルド運転の末に到着したのは、反乱軍の幹部に話を聞きに来るミッション……なのだが、会話中に……。

02

▲「あとは大量のレヒーアを……」ズキューン!

 アッ、アブネーッ! 何すんのよ、もうーッ! 急いで会話を中断し、撃ってきた敵を始末。会話中はイベント扱いで、プレイヤーは動けないのだが、〇ボタンでいつでも会話を中断することができる。ううむ、この機能、初めて使ったけど、あってよかった。

03

▲改めまして……。「あとは大量のレヒーアを……」。

 律儀に、中断したところからお喋りを再開してくれる幹部。また、最初から聞くのかと思っていただけに、なかなか優秀な会話システム。

 変なところに感心しつつ、このミッションはクリアー。その直後、ボウマン捜査官から連絡が入り、“死のトラック”と呼ばれるトラックが走るルートの情報を入手。これがおそらく、あのジャーナリストがつかんでいた情報にあったトラックだろう。

 早速、目的地までヘリを飛ばして上空から近づいてみると、道路を走るトラックを発見。

04

▲あれだな……。

 どうやら、このトラックのようだ。運転手を尋問してエル・ポゾレロに関する情報を引き出すのが狙いなので、主人公も「死なせないようにね」と一言添える。分かってますとも……か・ら・のー?

05

▲ドーン!

 トラックの真上からヘリを落とす、ダイナミック着地! なあに、この程度じゃ死なんだろう……と思ったら、死ぬどころか停車すらせず、そのまま何事もなかったかのようにスイーッと走行を続けるトラック。お、おい、あの、ちょっと? 空からヘリが降ってきたんですよ? 道路走ってる場合じゃなくない?

06

▲まさかのノーリアクションとは……。

 「クッソー、無視しやがって……」と追跡しようとするも、こちらのヘリはすでに白煙を噴いている。ううむ、なんて強度のない乗り物なんだ……と思いつつ高度を上げようとするが、前方に電柱が……。

07

▲ぬわーっ!

 これがトドメとなり、ヘリは大破。仕方なく、走ってきたクルマに銃を向け、笑顔ウルトラZで穏便にお借りして猛追跡。

08

▲オラァーン!

 トラックの車体の横からズガッとぶつけて、停止を試みる。これ、写真だと迫力伝わらないけど、アクション映画みたいで最高。たぎる……ワイルドの血が……!

 何度もぶつけてトラックの進行を邪魔し、ついに路肩に突っ込ませて停車させることに成功。

09

▲正義側なのにこの無茶なやり口、『24 -Twenty Four-』のジャック・バウアーみたいで、めっちゃ好きだぜ……。

 停止したトラックからヨロヨロと降りてきた運転手をとっ捕まえて尋問。エル・ポゾレロの本名らしき名前を突き止めることに成功した。これを取っ掛かりにエル・ポゾレロの仕事場を突き止め、いよいよエル・ポゾレロを生け捕りにする、サンマテオの最終ミッションへ。殺してしまうと、いままでに消した人たちの情報もまとめてわからなくなってしまうからだ。

10

▲妙な“匂い”が……。

 敷地内に入ると、主人公が「何かにおわない?」と、つぶやく。チームメイトが「死だ。死のにおいだ」と返す。厨二病寸前の発言だが、戦場で生きてきた者が言うと、説得力のあるセリフ。つまり、エル・ポゾレロの“作業場”は間違いなく、ここだ。

 とりあえず、手近な倉庫らしき建物に入ると……。

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▲うっ、これは……!

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▲ブリーフィングで見せられた資料映像。我々は、このドラム缶に見覚えがあるッ!

 死体を入れていたと思われるドラム缶を見つけ、核心に迫った感があったが、その隣の部屋にいきなりエル・ポゾレロがいて、ビビる。

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▲うおっ……。

 こういうヤバい仕事はユリとポリトのように地下室でやるものだと思っていたので、意表を突かれる。ここ、めっちゃ入口付近なんですけど。誰かに見られたらどうするんだ。

14

▲オラッ、キリキリ動け!

 なんとか周囲のザコを掃除して、エル・ポゾレロだけを生かして確保。しかし、ここから目的地まで連行しなければいけないようだ。ううむ、NPC連れ回す系のミッションは何かと失敗が起きやすくて苦手だぜ……。

 乗ってきたヘリに乗せようとしたが、ヘリを着陸させた場所がコンテナの上だったため、上がれず。仕方なく、そのへんにあった適当なクルマに放り込んでアクセル全開。増援がわいてきているらしく、後方から銃弾がかすめまくっている。ちょっ、エル・ポゾレロに当たるから、やめて!

15

▲くっ……!?

 マップ上で示される黄色いルート通りに行こうとしたら、門が閉まっており、急ブレーキで方向転換。チームメイトも窓から顔を出して追手と応戦中。

 「クソッ、なんて役に立たないカーナビだ!」と舌打ちしつつ、敷地外へ出られるルートを目視で探す。よりによってヘリで来てしまったがために、どこから出るのか分からないのだ……。でも、焦りはあるものの、アクション映画のワンシーンっぽくて、正直、アタイこういう展開嫌いじゃない。嫌いじゃないよ。

16

▲!

 しばらく走っていると、トタンで作られたような坂道を発見。こ、これはレースゲームによくあるやつ……! 何の迷いもなく、アクセルを吹かして……。

17

▲ブオオオーン!

 大ジャンプで敷地外へ出ることに成功。「なんだよオイ、今回アクション映画っぽいシーンがいろいろあって、期せずしてワイルドじゃん? いまのところ、ジャンプの瞬間にスローモーションになるやつでしょ? あまつさえ、いろんな角度でリピートしまくるやつでしょ?」と鼻息を荒くして、エル・ポゾレロを目的地まで連行することに成功。

 しかし、エル・ポゾレロは精神的にはまだ子どもというか、善悪の区別すらついていない、奇妙な男だった。300人とされる行方不明者全員の顔写真を見せて長時間の尋問を迫るカレン・ボウマン捜査官だったが、子どものような口調で「それ終わったら帰れる? まだ仕事が残ってるんだ」と無邪気な表情で答えるエル・ポゾレロ。

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▲自分は悪いことをしたとは思っていないらしく、また、悪意も一切ない……。

 殺気に満ちた状態で尋問するつもりだったボウマン捜査官も、この様子には複雑な表情。主人公も、「バカな奴も、気味が悪い奴も平気なんだけど、セットでくるとさすがにきつい」と、直球のご感想を漏らしたところで、“サンマテオ”エリアの全ミッションクリアーとなるのでした……。

19

▲Yes!

 一口に麻薬組織といっても、いろんなヤツがいるなぁ……と、ため息を吐きつつも、今回はワイル度の高いミッションだったので、ご満悦。ここは難度4のエリアでもあったので、「難度無視しても意外とイケる!」というのも収穫だった。「つぎの行き先? そうだな、ワイルドに聞いてくれよ……」と頭のおかしいことをつぶやきつつ、道路の真ん中を走り出す。現実世界でできないことが、できるって、最高だ。

20

▲アスファルト、タイヤを切りつけながら~ フンフン、フフ、フフフーン

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『ゴーストリコン ワイルドランズ』特設サイト “ボリビアの麻薬カルテル“サンタ・ブランカ”を解体せよ”

『ゴーストリコン ワイルドランズ』公式サイト

●GAME SPEC

タイトル:ゴーストリコン ワイルドランズ
プラットフォーム:プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー:ユービーアイソフト
発売日:2017年3月9日発売
価格:各8400円[税抜](各9072円[税込])
ジャンル:TPS
CERO:18歳以上対象

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