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ロックスター・ゲームスが伝授する『レッド・デッド・リデンプション2』を深くする8つのポイント

公開日時:2018-11-09 22:00:00

 発売以来、世界中でその完成度、濃厚なゲーム体験に賞賛の声がやまない『レッド・デッド・リデンプション2』。全世界で1700万本を超える出荷本数を記録し、発売からわずか8日間で、前作『レッド・デッド・リデンプション』の8年間の販売記録を超えるという人気ぶりなだけに、全世界ですでに多くのプレイヤーが楽しんでいると思います。今回は、そんな本作をよりおもしろくさせる8つのポイントを、ロックスター・ゲームスから直々に教えてもらいました。

 すでに楽しんでいる人も、これから遊ぼうかと悩んでいる人も、これを読んでさらなる深淵に足を踏み入れてみては?

I. アーサー・モーガン Arthur Morgan

 幼少のころにダッチに拾ってもらったアーサー・モーガンは、ダッチギャングを家族とみなしています。その境遇にも関わらず、ポジティブさを失わないギャングのメンバーを彼は心から愛しており、彼らとの生活こそ、唯一の拠り所でもあるのです。そのため、アーサーは彼らを守るために必要なことは何でもします。そして、アーサーのダッチへの信用は揺るぎなく、その仕事はきっちりと終わらせるのです。

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自由をジャマするものは許さないダッチギャング。衣服はもちろん、ピストルからライフル、ちょっとした小物まで、運べるものすべてがそのグラフィックに反映されている点に注目!

II. インタラクティブな世界 Interactivity

 アーサーの行動はすべてオープンワールドに影響を与え、その結果はきちんとアーサーに返ってきます。武器をホルスターに閉まっているか、むき出しにしているかで世間の反応は変わります。武器をしまって左トリガーを押せば、エイムから人と動物へのフォーカス機能に変わり、やり取りが可能となるのです。この世界を彩るさまざまな事象と“交流”して、いろいろ学ぶ楽しさも本作にはあります。

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 その最たる例は、名誉レベルでしょう。名誉レベルはプレイヤーの行動で変化し、異なる結果や展開へとつながります。名誉レベルが低いと周囲の態度が変わり、強盗を働けばより大金を稼げるようになったり、目撃者を脅迫しやすくなるでしょう。名誉レベルを上げてプレイすると、賞金稼ぎではより多くの懸賞金を手に入れられます。ちなみに、キルカメラの映像も名誉レベルで表現が変わります。

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馬車に何もせず通り過ぎるか、呼びかけて挨拶するか、奪うか。犯罪行為の目撃者を脅して口止めすることもできます。状況をどのように処理するか、すべてプレイヤー次第です。

III. 武器 Weapon

 50種を超える武器が用意されている本作では、アーサーはふたつの片手用武器とふたつのライフル(またはライフルと弓)、ハンティングナイフ、投げ縄、複数の投擲武器を持ち運びできます。馬に乗せている武器は、乗馬中か馬の近くに立っていれば変更可能で、近づいて武器ホイールを開き、すぐに手持ちの武器を選ぶ操作は染み込ませておくべきでしょう。

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武器は細かくカスタマイズ可能で、鍛冶屋で彫刻を入れたりできます。リロード、反動の挙動などが武器によって異なるので、使用する弾薬や使用時間や周囲の環境などを考えて自分なりに改造しましょう。

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進化した“デッドアイ”システムには5つのレベルが存在し、効果時間を長くしたり、複数のターゲットに狙いを配置することも可能となります。心臓や脳、肺などの致命的なダメージを与えられるクリティカルヒットエリアを表示できるようになれば盤石。

IV. ユーザーインターフェース UI & HUD

 没入感を極めるために、本作ではユーザーインターフェースをとことん洗練させています。プレイスタイルに合わせてHUD(ヘッドアップディスプレイ、画面内に表示される情報)をカスタマイズできるようにしているので、設定メニューで好きなようにHUDを配置してみましょう。

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通常のレーダーでは、ミッションに関する事象は黄色で表示されます。アーサーのヘルス、スタミナ、デッドアイのゲージはレーダーの左上に表示されており、自分の馬が近くにいれば、馬のヘルスとスタミナがレーダーの右上に現れます。

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より自然な経験を求めるなら、必要最低限な情報しか表示されない、小さくて目立たないコンパスを選択してみましょう。

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完全にレーダーをオフにすれば没入感はさらに高まります。一人称視点でもプレイできるので、三人称視点とシームレスに切り換えて好きなように楽しんでみては?

V. 馬との触れ合い Horse Bonding & Control

 移動手段だけでなく、仲間として頼れる存在となる馬。異なる品種であれば性格も異なり、速度や体力、地形やストレスに対する反応など、その個性はさまざまです。どの馬を自分の愛馬とするのか、それによって自分の行動が変わるといっても過言ではありません。お互いにいい影響を与え合う関係を愛馬と築けるのが理想です。

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馬にブラシをかけ、餌を与え、興奮したり怯えたときは落ち着かせ、ときにはいっしょに走る……こういった行動で上がるのが、馬との親密度。親密度が上がれば、ライフやスタミナだけでなく、足場が悪い場所も進めるようになるなど、旅の快適さが大きく変わります。

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親密度のレベルが2になれば後ろ足立ちができるようになるなど、馬のコントロールには4つのレベルが存在。レベルが上がればスピードやスタミナが向上するだけでなく、スキッドターンなど、まるで馬術のような挙動が開放されていきます。親密度が上がれば、より離れた場所からも呼べるように。

VI. 近接戦闘 Melee Combat

 アーサーの荒事に銃は欠かせないものですが、ときにはその拳で物事を解決する必要もあります。銃声を他人に聞かせたくないときなど、状況次第では銃を使わず対処したほうが自分にとってはありがたいことも。銃の扱いだけでなく、近接戦闘にも長けているほうが何かと対処しやすいので、慣れておくべきです。

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パンチやグラップ(掴みかかる)、ブロックにカウンターなど、その状況に応じて多彩な攻撃をくり出す。戦闘の基本は銃撃戦だろうが肉弾戦だろうが変わりません。

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相手だって死にものぐるいで立ち向かってきます。真正面で殴り合うのも男らしいのですが、敵の攻撃をブロックし、強力なカウンターパンチをお見舞いするのが理想形です。

VII. 狩猟のコツ Hunting & Tracking

 狩猟は、アーサーがこの世界で生きるにあたって重要な行動のひとつ。獲物の肉や皮を売ることで現金を稼いだり、素材としてキャンプに寄付したりアイテムを作成するなど、ギャングに物資を提供する最適な方法となります。獲物に合わせて正しい武器を選択し、最高の価値を確保するために“クリーンキル”を目指しましょう。

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獲物にはひとつも無駄はなく、皮を使って特別な衣装を作成できれば、肉はキャンプのシチューの材料にもなります。“伝説の動物”の素材を罠師に渡すといいことも……!

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アーサーは“イーグルアイ”の能力を使うことで動物を追跡できます。動物によっては音や匂いに敏感なものがいるので、風向きに注意したり、気を惹く必要があります。一撃で仕留めきれなかった場合はその痕跡を追って息の根を止めることも、狩猟のスタイルのひとつ。

VIII. 料理とクラフト Cooking & Crafting

 プレイヤーは自分のため、そして愛馬のために料理や薬、ゲージを回復させる強壮剤、新しい弾薬など、さまざまなアイテムをクラフトできます。狩猟で手に入れた肉や皮、探索で見つけたハーブなどを収集し、そのバリエーションをどんどん増やすことが可能です。不足の素材があったら町に出て、店舗で補充すればいいでしょう。足りないモノは自分で作る。それも西部に生きる男の流儀です。

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移動中でも場所さえ確保できれば、そこでキャンプファイヤーを設置できます。ここでは、基本スタミナと基本デッドアイのゲージをある程度回復できるコーヒーなど、多彩な方法で休息を取りましょう。

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キャンプファイヤーは、いわば小さなキャンプ。素材があれば簡単な料理も可能です。ダッチギャングのキャンプをベースにして、キャンプファイヤーで探索範囲を広げるのが基本となります。

 とにかく膨大なコンテンツが用意されている本作。ロックスター・ゲームスのあらゆる技術とテクニックが、新たな“人生”をプレイヤーにもたらすために投入されています。もし、まだプレイしていないのなら、いますぐ旅立つことをオススメします。年末年始にじっくり楽しむゲームにも最適です(そのころには『レッド・デッド・オンライン』もパブリックベータ版が動いているはず……!)。

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