多様性とはこういうこと! メインオペレーションの“戦略”を解説します

公開日時:2016-12-08 23:00:00

 発売から1週間が経ちましたが、デッドセックの皆さんはお元気ですか? プレイしていない人はここにはいらっしゃらないと信じておりますが、身の回りでまだ考え中という人はいませんか? そんな方のために、『ウォッチドッグス2』がどれだけ深いのかを、メインオペレーションのひとつを例に解説していきましょう。

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 メインオペレーションの“HAUMスイートホーム”は序盤のメインオペレーションですが、先日に公開したインタビュー動画でクリエイティブ・ディレクターのジョナサン・モーリン氏も「好きなミッション」に挙げていたもの(その理由は動画を見てください!)。

 “スマートホーム”や“スマートハウス”という言葉を聞いたことはありませんか? 家電などのデバイスをネットワークでつないで、簡単に制御できるうえにエネルギー消費を最適化できる家のことです。概念自体は1980年からあったようで、電気自動車に太陽光発電で蓄電して、その電気を家で使用するなんておなじみのシステムも、いわばスマートハウスのひとつ。最近は、外出先からスマホで照明を点灯させたり、お湯をわかしたり、冷暖房を操作することができるようになっています。これからさらなる発展が期待される新しい生活スタイルと言えるでしょう。

 『ウォッチドッグス2』に登場する“HAUM”とは、そんなスマートハウスにおけるインフラを制御するOS“HAUM2.0”を開発した企業です。そのCEOは、よせばいいのにテレビ番組で「デッドセックでもハッキングできない」と挑発します。そりゃ、デッドセックも黙ってはいられません。

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 ということで、HAUMの倉庫からたどって情報を入手すべく行動を起こします。

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▲倉庫の場所さえわかれば、潜入はカンタン。

 
 HAUM2.0をチェックするために、トラックの積み荷を奪取する計画を立てたデッドセック。トラックは港の倉庫近くに停まっています。もちろん、倉庫エリアはユーメナイの警備員がいますので、どうにかしないといけませんね。ゲートはロックされているので、まずはアクセスキーを警備員から盗みます。ここまではカンタン。ここからどうするかが、プレイヤーの考えどころです。アプローチはたくさんありますが、自分の戦略を紹介してみます。

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▲警備員が多いので、ひとりひとり倒すのはメンドくさい……。

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▲エリアを観察していて、ふと気付きました。車両ハッキングが使えるんじゃないか?

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▲防犯ゲートをアクセスキーで開けて……クワッドコプターで自分がいる場所まで操作。

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▲警戒範囲外から操作したので、まあ撃たれることなく行けました。あとは運転するだけ。

いざ、スマートハウスへ

 HAUM2.0の脆弱性を突く“ゼロデイ”の効果を試すべく、HAUMのスマートハウスがあるアヘド・ハウジング・コンプレックスへ向かいます。ハウジング・コンプレックス(Housing Complex)とは集合住宅のことです。

 スマートハウスというだけあって、家の周囲は警備レーザーが張り巡らされており、家の中も警備ロボットが巡回中。警報や警備ロボットをハックできるリサーチがあれば問題ないのですが、それがない場合はジャンパーを潜入させればスルッといけるはず。

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▲さすが最先端のスマートハウス。家の中の監視カメラから閉回路をたどっていくのもアリか?

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▲通気口発見! ジャンパーを潜入させてみました。

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▲警備ロボットに注意しながら移動すれば、目標はすぐそこに。

危険いっぱいの“本丸”に潜入

 HAUM2.0のデータ収集システムに侵入して、HAUMの不正データ入手を明らかにせねば! しかし、サーバーがあるのはHAUM本社という。当然、セキュリティは万全です。ドローンにしろ生身にしろ、潜入手段はたくさんあるので、まずはアクセスキーの入手に。

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▲アクセスキーを持っている警備員に気付かれないよう注意!

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▲試しにカーゴに乗って屋上から潜入したら、途中で見つかっちゃいました。慎重に動けば行けたかも……!?

 
 アクセスキーを入手してドアを開放したら、警備員と警備ロボットの行動に注意して、セキュリティ・ルーターがある部屋まで移動。ネットハックモードで閉回路のルートを確認して、クワッドコプターを使ってバイパスを開放していきましょう。気づかれずに部屋まで行けば、誰にもジャマされず、作業に没頭できます。

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▲この部屋からクワッドコプターを飛ばせないので、部屋のドアを開けて外へ飛ばすように。

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▲回路の開放はパズルになっていますが、順番につなげていけば難しいことはありません。

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▲開放に成功したら、サーバーから不正の証拠をダウンロード。警備員が呼ばれるので警戒度は一気に上がります。

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▲完全にデータを回収できるまでは、現場を離れられません。警備員をあらゆる手でかく乱しましょう。

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▲データを回収したら、あとは警戒エリア外まで走り去るのです!

スートロタワーをハックせよ

 不正の証拠を入手したら、つぎは公開ですよ。レンチとスートロタワーまでドライブしましょう。なぜならそこは放送局“WKZ”の電波塔だから! 電波ジャックして、驕れるHAUMに鉄槌を下すのです。

 スートロタワーもユーメナイの警備員がいますが、規模のわりには少なめで、隠れる場所がたくさんあります。事を荒立てないようにしながら、スートロタワーのシステムを再起動すると安全です。

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▲まずはタグ付けを忘れずに。情報は武器なのですから!

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▲ハッキングできるオブジェクトも多数あるので、戦略次第で活用してみては?

 
 再起動に成功したら、スートロタワーの頂上へ。気づかれないよう、エレベーターまで慎重に移動しましょう。頂上では、送信機をWKZの方向にコントロールすべく、閉回路を開放していきます。回路をすべてつなげれば成功。これでHAUMに大打撃を与えて、市民には監視の危険性を知らしめました。ついでにトロフィーもゲットです。

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▲ドローンだと電波範囲外に出ちゃうので、カメラをハックしてつなげていきましょう。

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▲メンバーと乾杯しながらHAUMに“サプライズ”をプレゼント!

 
 序盤ながら、メインオペレーションひとつとっても、これだけのボリュームと多様性があるわけです。まだ未体験の人は、年末年始に腰を落ち着けてプレイするにはピッタリなゲームであることはおわかりいただけたかと!

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『ウォッチドッグス2』特設サイト “インサイド ウォッチドッグス2”

ウォッチドッグス2公式サイト

●GAME SPEC

タイトル:ウォッチドッグス2
ハード:プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー:ユービーアイソフト
発売日:2016年12月1日発売予定
価格:各8400円[税抜](各9072円[税込])
ジャンル:アクション
CERO:18歳以上のみ対象
備考:ダウンロード版は各7500円[税抜](各8100円[税込])、『デラックスエディション』は各8700円[税抜](各9396円[税込])、『ゴールドエディション』は各12300円[税抜](各13284円[税込])、PCはダウンロード版のみ発売

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