発売まであと4日! マーカスたちに立ちはだかる“敵”とは!?

公開日時:2016-11-27 15:00:00

 昨日は、マーカスとデッドセックの仲間たちのバックボーンを紹介しました。いわばプレイヤーサイドですね。しかし、真の自由への戦いはそんな甘いものではありません。そして、敵は強大であるほど燃えるわけです。そこで今日は、プレイヤーの前に立ちはだかる“敵”を紹介します。

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ブルーム社とctOS

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 ブルーム社(Blume Corporation)は前作『ウォッチドッグス』にも登場した巨大なハイテク複合企業です。モバイルからホームコンピューター、画像処理やネットワークセキュリティシステムに至るまで、あらゆるハイテク技術を専門にしており、都市のあらゆるインフラを制御するオペレーションシステム“ctOS”を保有しています。

 ctOSは交通や電力、水道といったインフラを管理して、住民に快適な生活をもたらすものです。が、それと合わせてあらゆる企業や民衆を監視することで情報を収集し、都市をコントロールすることで企業の利益につなげる、巨大なビジネスツールとして活用されていたのです。そのctOSが持つ脆弱性を突き、バックドアによってデッドセックは情報を商売にする不正を社会に知らしめてきました。

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こちらは、シカゴのctOSを解説するブルーム社のサイト。まだ残っていました!



 前作ではエイデンらの活躍により、シカゴを“支配”してきたctOSはある意味で“破壊”されました。しかし、ctOSは死んだわけではなく、より強固なシステムに進化しました。それが、サンフランシスコ・ベイエリアに設置されたctOS 2.0です。ctOSは、巨大なクモの巣型のデータ収集システムと化しました。そのひとつである予測アルゴリズムがもたらした犯罪予測によって、マーカスは無実にもかかわらず罪を着せられたのです。

 では、なぜctOS 2.0がサンフランシスコ・ベイエリアに設置されたのか。ブルーム社には、シリコンバレーをはじめとする数々の企業が持つ技術を、“社会を進歩させるために必要なもの”という名目で掌握する目的があるからです。

ドゥシャン・ネメック(声:藤原啓治)

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 そして、野望を内に秘めた男がブルーム社に降り立ちます。その名は、ドゥシャン・ネメック。データそのものが“貨幣”となることを見通していた彼は、世界でもトップレベルのプログラマー兼アナリストとして、予測アルゴリズムに特化したベンチャー企業を立ち上げ、成功へと導きました。ブルーム社はその手腕をドゥシャンの会社ごと買い上げました。彼はctOSを管理する役職に就き、そのスキルと魅力でCTO(最高技術責任者)にまで登り詰めます。そう、ドゥシャンはシリコンバレーでもっとも若い億万長者となったのです。

 しかし、彼の中にはブルーム社でも御しきれない“怪物”が潜んでいました。弱者を嫌い、まるで“神”の役を喜んで演じるような男の野望がデッドセック、そして社会に襲い掛かるのです。

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レニー(声:橘 U子)

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 デッドセックは、ハクティビズムを持って力を帰するべき“場所”へ返そうと、企業が持つ秘密と社会に暴露します。それに対し、自分たちの利益のために、入手した情報を恐喝などの手段にするハッカー集団もいるわけです。その代表格が、“プライム8(Prime_Eight)”です。

 犯罪組織ともつながっている彼らは、デッドセックを優等生ぶっていて、格好のチャンスをムダにする腰抜け集団とみなしています。そんな集団を率いるのが、レニーです。

 彼女のデッドセックに対する対抗意識は肥大で、デッドセックの顔に泥を塗るためなら何でもするほど。デッドセックを苛立たせるためなら技術も金も暴力もフルに活用します。その暴走が逆にデッドセックが突け入る隙を生むのですが……。

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敵対組織

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 デッドセックと敵対する組織は、プライム8だけではありません。警察やFBIはもちろん、重要な拠点を守る警備会社“ユーメナイ”といった組織が立ちはだかります。彼らは連携を取っているので、警察組織やユーメナイによる執拗な追跡には、たびたび悩まされるでしょう。

 そして、ストリートギャングや犯罪組織も、マーカスの戦いを阻害する存在となります。テズカスやブラトヴァ、サンズ・オブ・ラグナロックなど、各所に拠点を持つ彼らから何かを盗もうとするのは、かなり苦労させられます。じつは敵対関係の組織もあるので、そのあたりを刺激して抗争を誘発、その隙に目的を果たしてスタコラ……なんてこともできたりします。

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 マーカスのジャマをする彼らの存在も、豊潤なオープンワールドアクションを彩ってくれる存在と思うと、けっこういとおしくなります。ま、みんな厄介なんですけどね。

 さあ、いよいよ発売週を迎えました! マーカスも待ちきれないということで、なんかあちこちでダンスしているみたいです。本サイトもさらに加速していきますので、お楽しみに!

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『ウォッチドッグス2』特設サイト “インサイド ウォッチドッグス2”

ウォッチドッグス2公式サイト

●GAME SPEC

タイトル:ウォッチドッグス2
ハード:プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー:ユービーアイソフト
発売日:2016年12月1日発売予定
価格:各8400円[税抜](各9072円[税込])
ジャンル:アクション
CERO:18歳以上のみ対象
備考:ダウンロード版は各7500円[税抜](各8100円[税込])、『デラックスエディション』は各8700円[税抜](各9396円[税込])、『ゴールドエディション』は各12300円[税抜](各13284円[税込])、PCはダウンロード版のみ発売

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