『ウォッチドッグス2』に影響を与えた!? シリコンバレーを解説!

公開日時:2016-11-25 15:00:00

世界を変えたハイテク産業地域

 インタビュー動画の中で、クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・モーリン氏が『ウォッチドッグス2』を作るにあたってシリコンバレーの企業と話して、その姿勢や考え方にアイデアをもらったと解説しています。サンフランシスコ、ノースベイのマリン、イーストベイのオークランドとサンフランシスコ・ベイエリアを紹介してきましたが、今回は『ウォッチドッグス2』でも重要なエリア(重要じゃないエリアはないんですけど)である、シリコンバレー(Silicon Valley)を紹介します。

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 シリコンバレーとは地名ではなく、サンフランシスコ南のサンマテオからサンノゼ周辺地域の通称です。多数の半導体メーカーが集まっていて、半導体の主原料がシリコンであることから、その名前が付きました。そもそもシリコンバレーの中心となる場所には、かの名門スタンフォード大学(Stanford University)があります。スタンフォード大学の教授で、ノーベル賞を受賞したウィリアム・B・ショックレー氏が半導体の研究所を設立したことがきっかけとなり、さらに大学出身者の技術者がヒューレット・パッカードといったコンピューター企業を設立したことから、半導体産業が集まっていったとされています。

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▲『ウォッチドッグス2』のスタンフォード大学。この赤い屋根と重厚な建物は、大学のシンボルです。



 かのインテルもシリコンバレーから始まり、その後もアップルやFacebook、GoogleにYahooなど、名だたるインターネット関連の企業が誕生したことで、シリコンバレーはIT企業の一大拠点として世界から注目を集めるようになりました。

 サンフランシスコ市内からクルマで1時間程度の距離ということで、古くから発展を続けていた地域ですが、上記のような事情からハイテク産業地域として急速に発展し、いまや起業を目指す若者も世界中から集まっています。新しいものと古いものが混在した空間は、シリコンバレーならではと言えるでしょう。

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▲実際にある都市パロアルト(Palo Alto)はヒューレット・パッカードの本拠地としても有名です。

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▲IT企業の一大拠点になる前から栄えていたので、ちょっと離れれば、危険な空気がビンビンの場所も。



 『ウォッチドッグス2』では、巨大検索エンジンであるヌードル(Nudle)のヌードルマップが欠かせないわけですが、このヌードル本社が居を構えているのもシリコンバレーです。さらに、シリコンバレー初期から存続を続けている不沈艦企業、タイディス(Tidas)の本社もここにあります。そして、主人公のマーカスはデッドセックの一員です……ということで、あなたもデッドセックとしてシリコンバレーには何度も足を運ぶことになるでしょう!

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▲ヌードル本社。言わなくてもわかると思いますが、けっこう雰囲気をつかんでいます。

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▲ヌードル本社に行けば、ここでしか買えないTシャツが買える! サイバーキッズ!

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▲サンフランシスコ市内でたまに見かけた小型の電気自動車。その見た目に反して(?)大音量で音楽をかけながら颯爽と走っていました。

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▲『ウォッチドッグス2』でも、ひとり乗り用ですがコンパクトカーがシリコンバレーを疾走しています。こちらもかなりのポテンシャル!

この記事の個別URL

『ウォッチドッグス2』特設サイト “インサイド ウォッチドッグス2”

ウォッチドッグス2公式サイト

●GAME SPEC

タイトル:ウォッチドッグス2
ハード:プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー:ユービーアイソフト
発売日:2016年12月1日発売予定
価格:各8400円[税抜](各9072円[税込])
ジャンル:アクション
CERO:18歳以上のみ対象
備考:ダウンロード版は各7500円[税抜](各8100円[税込])、『デラックスエディション』は各8700円[税抜](各9396円[税込])、『ゴールドエディション』は各12300円[税抜](各13284円[税込])、PCはダウンロード版のみ発売

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