覚えておきたい基礎知識とワンポイント攻略。いち早く成長しつつ、リアルタイムで変化する戦況への対応力を身につけよう

ロード・オブ・ザ・リング:戦いの幕開け』にて、拠点の成長をよりスムーズにするための基礎知識と、軍勢を動かす際のコツを中心に、ワンポイントアドバイスをいくつかお届けしていく。
文:カイゼルちくわ

公開日時:2022-06-03 16:00:00

 NetEase Gamesのスマホ向けタイトル『ロード・オブ・ザ・リング:戦いの幕開け』。10の勢力にプレイヤーたちが分かれ、名作映画『ロード・オブ・ザ・リング』の舞台“中つ国”を忠実に再現したシーズン制の世界で覇権を競い合う、壮大なストラテジーゲームだ。

 『ロード・オブ・ザ・リング:戦いの幕開け』覚えておきたい基礎知識とワンポイント攻略。いち早く成長しつつ、リアルタイムで変化する戦況への対応力を身につけよう

原作では固く結託していた勢力どうしでも、本作では競争相手となる。強大な力を与える“一つの指輪”があるドル・グルドゥアを巡り、原作とはまた異なる歴史が刻まれていく。

 本作では所属勢力の地理的な条件や固有のユニット、周辺勢力の行動方針などにより、戦況や優先すべきことがリアルタイムで目まぐるしく変化していく。それらに対応するためにも、多くの資源を獲得できる土台を早めに築き、軍勢を動かすための基礎を覚えておきたいところだ。

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場合によっては100人以上のプレイヤーが、同じ場所でそれぞれ複数の軍勢を動かす大乱戦も起きうる本作。焦りがちだが、こんな状況でも基礎こそが大事。

 今回の記事では、拠点の成長をよりスムーズにするための基礎知識と、軍勢を動かす際のコツを中心に、ワンポイントアドバイスをいくつかお届けしていく。基礎を覚えれば、システム的には難しい要素はほとんどないので、どんな戦況にも対応できるようになるはずだ。

マスの確保と並行して、基礎固めを忘れずに

・優先すべきは主要任務とマスの確保

 いざプレイを開始したら、まずは主要任務に示されている目標を目指していくのが最優先となる。主要任務はチュートリアル的な内容となっているだけでなく、こちらを達成していくと報酬として多くの資源やアイテムが得られるうえに、マスの所有上限数が増えていく。

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資源の確保が難しい序盤では、主要任務達成による報酬が無視できない。

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最序盤では任務報酬で各資源が所有上限を超えてしまうこともあり得るので、その場合は報酬をもらうまえに“市場”で溢れそうな資源を別の資源に変換しておこう。

 とくに戦争への参加などを想定せず、内政に集中したいときには、所有上限いっぱいまでマスを確保してより多くの資源を集められるようにしておきたい。

 なお、本作ではマスの所有上限に達してもとくに警告などは表示されず、行軍などもふつうに選択できてしまう。その場合、体力の消費や兵士数の損耗などもふつうに起きつつ、マスは取れずに軍勢がそのまま帰ってくるという残念な結果になってしまうので、戦争で忙しいときなどにも確認は忘れずに。

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画面上部中央に表示されている所有マス数と上限数は、戦争に入るまえなどには必ず確認しておきたい。いらないマスの放棄には30分もかかるので、いざというときに上限に達してしまってからでは遅い。

 また、戦力1や戦力10といった戦力が低めのマスは、より戦力が高いマスを確保できたら早めに手放していったほうがいい。もったいなく思えてしまうが、先述のとおりいざマスを手放すために30分待つことになっては元も子もない。

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このように所有マスがまばらな位置になるのは、本作の仕様上当然のこと。ほかのマスへの行軍の足場に使った戦力1の土地などは、役目を終えしだい忘れずに放棄しておこう。

・堡の建設は大事だがお金がかかる

 拠点の周辺だけでは、高い戦力のマスはあっというまに枯渇してしまう。そこでもったいないからと上限数ギリギリまで戦力1のマスなどを取っておくよりは、さらに遠くへとより戦力が高いマスを探しに行ったほうがいい。

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本作ではマスの数が有限な以上、同じ勢力の味方たちも、マスを早い者勝ちで取りあう競争相手になりうる。“裏切り”で同じ勢力のプレイヤーからマスを奪うのは、勢力チャットで名前がさらされたりとあまりにリスキーなのでオススメできない。

 初期状態では、行軍できるのは拠点から50マスの距離までとなっている。しかし“堡”を建設すれば、その位置から50マスの範囲へと新たに行軍が可能となり、行動範囲が大きく広がる。

 さらに、堡をタップして選べる“移動”で軍勢をその堡に移動させる場合、この移動は“再配置”という特殊な移動として扱われる。この移動は50マス以上離れていても問題なく可能で、しかも移動速度に大きなボーナスが加わる。

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戦争の際にも、この再配置による移動速度ボーナスは非常に重要だ。

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各地に点在する“廃墟”は堡と同じ機能を持ち、、行軍し占領することで誰でも使用可能になる。

 ただし、堡は建設やアップグレードにお金が大量にかかる。アップグレードで滞在できる軍勢の数を増やさないと使い勝手が悪いため、積極的にやっておきたいところだが、本作ではお金の確保の方法が拠点での“税の徴収”にほぼ限られるため、お金の使い道はよく考えたいところ。

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税の徴収は一定時間ごとに可能で、徴収可能回数は5回分までストックされる。上限に達しないように、こまめに徴収しておこう。

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お金は堡だけではなく、部隊の能力強化にも大量に必要になる。期間限定のボス討伐イベントなどでもお金は大量に獲得できたが、安定した収入源となるとやはり税の徴収に限られてしまう。

 堡をいろいろな方面に建設しておくことは、いざ別勢力の領地へと勢力全体が侵攻を決めたときなどに、いち早く軍勢を送り込む足場としても役立つ。マス所有上限数と同じく、堡の上限数も指輪の力で増やしておけば、新たな資源マスの確保と戦争の備えの両方で役立つはずだ。

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指輪のスキルはプレイヤーのスタンスごとに自由に選んでほしいところだが、“支配権”による所有マス上限数のアップと、“戦線”による堡の上限数アップは、前提となる軍勢の移動速度アップも含めてどのスタンスでも無駄にならないかと思う。

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このように50マスの行軍範囲をつなげるようにして堡を建設していけば、無駄なく範囲を広げていける。ワールドマップでつぎの堡の候補地点をざっと指定したら、右下の“進む”ボタンでその地点に視点を移動しよう。

 このように堡は非常に便利かつ重要なので、戦争になると真っ先に警戒と攻撃の対象となる。堡を勢力間の境界付近に建てることは、場合によっては相手を刺激しかねない。外交(不可侵協定など)の都合上、勢力チャットで味方から撤去を求められることもあるので、注意を払っておこう。

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自身が所有するマスや堡の近くに他勢力の軍勢が近付くと、このように画面左上に警報と詳細へのリンクが表示される。戦線の見張り用に役立つ機能だが、この警報に過剰に反応するプレイヤーも多いので要注意。

・戦力200以上のマスはまさに早い者勝ち

 2×2マスの大きさを持つ戦力200以上のマスは数が少なく、所有しているだけで仲間メンバーにも獲得資源のボーナスを自動で与えられるということもあり、同勢力のプレイヤーどうしでも早い者勝ちの争奪戦になる。とはいえ、これらのマスにはNPC軍勢がふたつ以上配置されており、占領するにはこちらも十分な戦闘力を持つ軍勢をふたつ以上用意する必要がある。

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多少戦闘力が劣っても、3~4部隊で無理矢理行軍して占領することもできるが、部隊の損耗がとんでもないことになる。また、引き分け状態になった部隊には後述する“帰隊”命令が出せるので、すぐに戻らせて兵を補充したり、別の軍勢に攻撃を任せたりしたほうがいい。

 本作でより早く、より強くなるためには、こうした戦力200以上のマスを占領する準備をいかに早く終えるかが大事。その要になるのは2、3人の高レベルの指揮官と、ランク3以上の強力な部隊だ。

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指揮官のレベルを上げて“指揮”能力を高め、率いる部隊の人数上限を増やしつつ、よりランクが高い部隊を配備する。このふたつの相乗効果で、戦闘力が格段に上がる。

 より戦力が高いマスを迅速に占領するためにも、序盤~中盤では指揮官のレベルは2、3人に絞って集中的に上げていくのがオススメだ。軍勢が強いほど、あらゆる場面で兵の損耗も抑えられる。

 レベリングのためには“模擬戦”を欠かさないことが最重要。さらに酒場で受けられる“小話”や、各マスにランダムで出現するNPC軍勢の“掃討”も、経験値を得られる貴重な機会となる。

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模擬戦は体力とアビリティポイントを多く消費するほど効果が大きくなるので、指揮官の体力を増やす指輪スキル“体力”も重要になる。後述する仲間ストアで購入可能な経験値増加アイテムの使用も、忘れないようにしたい。

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高ランクの部隊は所有する能力も強力なので、その効果をお金を使ってさらに強化したいところ。とくにランク4の部隊はその傾向が顕著なので、お金を事前に溜めておきたい。

 ランク4の部隊をより早く手に入れるために、拠点内の“建築”ではそれらが手に入る項目を最優先で目指したいところだ。強化の前提条件として“領主の館”のレベルが求められるので、こちらの前提条件も確認し、最短ルートを模索しておこう。

 また、建築の時間はアイテムなどで短縮できるので積極的に使っていきたいところだが、時間を早めるだけ早めても、つぎの建築に必要な資源が溜まっていなければ無駄になってしまう。資源の獲得量が増える項目を始め、資源の所有上限が増える“倉庫”などは領主の館の強化前提条件に含まれない場合が多く見逃しがちだが、こちらの強化も忘れずに。

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おもに領主の館の強化の前提条件や、さらなる前提の条件になりやすいのは、“兵舎”や“徴兵所”、“戦術研究所”あたりのレベルだ。軍勢の強化にもつながる項目なので、優先して建築で強化していこう。

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ランク4の部隊が徴兵できるようになる陣営の項目も優先して強化していけば、その過程で同陣営のランク3部隊も徴兵できるようになっていく。なお、ランク4の部隊と同じタイプ(近接タイプや遠距離攻撃タイプなど)のランク3部隊は最終的に出番が減るので、能力にもよるが優先度は低め。

 なお、戦力200以上の土地の獲得競争のためには少数精鋭の軍勢を育てていくのが有効だが、最終的にほかの勢力との戦争に臨む場合は、レベルが低くとも動かせる軍勢の数が多いほうが有利になる(詳細は後述)。

 高戦力のマスの確保がある程度達成できたあたりから、高レベルの指揮官を優先しつつも、複数の指揮官を小話や掃討などで広く育成する方針に切り替えていくのがオススメだ。

・特殊な徴兵ができるマスも要チェック

 戦力200以上の土地と並行して、ぜひ最初のうちに探しておきたいのが、占領することで特定の舞台を徴兵できるようになるマスだ。これらは数が少なく競争率が非常に高いが、確保できれば大きなアドバンテージになる。

 戦闘力が低いが徴兵にかかる時間やコストが低い部隊や、再生能力や特殊な攻撃を有する部隊など、これらのマスから徴兵できる部隊はいずれも他にはない利点を持っている。堡を建設する際には、これらのマスへの行軍も一考してみよう。

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光の勢力の“エント”や闇の勢力の“山トロル”など、攻撃を引き付ける能力を持つ特殊な部隊は場面を問わず活躍する。相手にすると、ずるいと思えるレベルだ。

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主要任務を進行していくともらえる特殊な部隊は、専用の特殊マスを占領していないと徴兵での補充ができない。慎重に運用しよう。

・装備は指揮官のレベルに応じて切り替え

 指揮官の能力を補強できる“装備”は、酒場の小話や掃討、マゾムの宝箱など、さまざまな場面で手に入る。“上等”(背景色が青)レアリティーの装備よりも、“精巧”(背景色が紫)以上の高レアリティーの装備を使いたくなるところだが、最初は上等レアリティーの装備を強化しつつ運用していくのがオススメだ。

 装備の強化には、同じレアリティーのほかの装備や、強化専用アイテムを消費する必要がある。成功以上のレアリティーの装備はこれらの強化用素材がなかなか揃わないが、上等レアリティーなら素材が大量に手に入るので、最大まで強化しやすいのだ。

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未強化の精巧な装備よりも、最大強化した上等な装備のほうがステータスが大きく伸びる。

 ただ、精巧以上の装備には割合でダメージをアップする能力など、指揮官のステータスが高くなるほど効果が増大する能力が付与されている。指揮官のレベルが上がり、各種ステータスが高まってきたら、精巧以上のレアリティーの装備に切り替えていこう。

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指揮官のスキルを強化する場合、最大までレベルを上げると腕力や精神などの攻撃に関わるステータスが大きく伸びる項目は、ぜひ先んじて上げておきたい。スキルにおいても、割合で能力を強化するものは後半になってから輝く。

毎日こなしておきたいその他のルーチン

 模擬戦や税の徴収、酒場の小話の消化に加えて、毎日欠かさずやっておきたいのが“マゾム”の“貴重な宝物”のところにある、無料の贈り物の獲得だ。入手先が限られる、指揮官の敬意を上げるアイテムが無料かつ高確率で手に入るので、毎日忘れず回収しておきたい。

 また、メイン画面上部中央の“シーズン”項目ボタンから確認できる“ウィークリーチャレンジ”をこなすともらえるシーズン報酬も、マゾムで使用できるメダルや課金通貨“ジェム”など貴重なものばかりなので、こちらの受け取りも忘れずに。

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指揮官の敬意は、つぎのシーズンにも持ち越される貴重なリソースだ。敬意を上げる贈り物アイテムは、逃さず手に入れておきたい。

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同じ理由で、特定の指揮官の敬意が上がる酒場の小話も忘れずこなしておきたい。主要任務などで獲得できるジェムを、受けられる小話を増やすために使っていくのも大いにアリだ。

 また、酒場にある“西境の赤表紙本”で挑戦できる原作ストーリーを再現したひとり用のステージについても、軍勢の状況をリセットできる回数が毎日(日本時間では午前9時)回復する。こちらで獲得できる報酬もかなりおいしく、用意された軍勢で挑戦するため自分の軍勢の損耗は一切ないので、時間があればぜひチャレンジしてほしい。

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赤表紙本のステージは序盤から難度がかなり高く、どの部隊をどの順番で行軍させるか、いつ回復地点を使用するかなど、正解の手順がほぼ決まっている。軍勢をどう動かしたか、翌日以降の挑戦に備えて逐一メモしておくのがオススメ。

 仲間画面から仲間メンバーの建築の手伝いをこなしつつ、ストアで一日一個のみ購入できるアイテムを獲得しておくことも重要だ。とくに模擬戦の経験値を増量するアイテムと、小話を残り時間に関わらず終了させるアイテムは、購入に必要なポイントが50と少ないながらも非常に役立つ。

 これらを毎日購入する分のポイントも、仲間の建築支援を欠かさずにいれば余裕をもって確保できる。また、拠点を移動させるために必要となるアイテム“再配置アビリティ”も、ポイントが500とかなり要求されるが、将来にそなえてひとつは確保しておきたい。

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仲間画面の右下にある“支援”ボタンの上に出現するアイコンをタップするだけで、仲間メンバーへの建築支援をまとめて終了できる。手間はほとんどかからないので、こまめに支援してポイントをもらおう。

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仲間ストアでは、模擬戦を行なうまえに経験値増量アイテムを毎日ひとつ、欠かさず購入したい。小話を終わらせるアイテムはあると便利ではあるが、ポイントに余裕がなければ無理に購入しなくてもいい。

 日々のルーチンというほどではないが、“徴兵”も時間や資源があるうちに、早め早めに行なっておきたい。徴兵の終了までには非常に時間がかかるが、終了時に一気に部隊が増えるのではなく、終了するまでに時間経過で少しずつ該当部隊の人数が増えていく仕様になっている。

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徴兵を行なうと、少しずつ兵が補充されていく。徴兵の時間を短縮するアイテムは一切なく、ジェムでの短縮も不可能なので、早め早めに普段からやっておくことが大事だ。

 これらのルーチンや各種強化の成果については、マスへの行軍や掃討の際のNPC軍勢との実戦記録で確認していこう。「このスキルがもっと強ければさらに有利になりそう」「この部隊が強いから、人数をより増やしたほうがよさそう」などといった傾向や目標を見つけることができれば、さらに軍勢を強化できるはずだ。

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ふだんのプレイ中はターン制の戦闘シーンが省略されているが、“通知”の“戦闘結果報告”の画面右下、再生マークのボタンから戦闘のすべてが確認できる。時間があるときに、育成の参考にしてほしい。

軍勢運用の基本を覚えよう

 拠点の強化と戦力が高いマスの確保を進め、十分な軍勢を用意できたころには、各地での別勢力との衝突なども始まってくる。各地に建てた堡で戦地に軍勢を送るまえに、軍勢の動かしかたとそのコツをしっかり身につけておこう。

・行軍ルートと必要時間は全員に丸見え

 本作では、軍勢を指定マスへと“行軍”させると、軍勢がゆっくりと移動を開始。その際には目的地到達までの時間や、目的地までのラインなどが表示されるのだが、これは他のプレイヤーにも敵味方問わず見えている。このルートと時間を確認することが、マスの取り合いの基本となる

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 たとえば、敵勢力の支配地域との境界線近くでマスの取り合いをしている場合、遠くから10分くらいかけて行軍してくる敵軍勢が確認できたとする。その場合、その軍勢がたどり着く時間と、そのマスを占領した場合に発生する“保護”の時間を確認し、保護時間中にその軍勢がそのマスに到着するように調整して占領すれば、その軍勢は到着後になにもできずに帰還していくことになる。

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入り乱れてマスを取り合う場合、近くに足場となる別のマスを確保し、そこから短時間で行軍できるようにすることが先決だ。

 軍勢の行軍速度はアイテムや課金で早めることはできないので、これを活用した戦略は基本にして、シーズン最終盤まで有効だ。ただし、軍勢を行軍の途中で“帰隊”で引き返させることは可能で、この帰隊時にかかる時間はアイテムやジェムで短縮できる。

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軍勢をタップし、画面右上の指揮官の情報ウィンドウの横に表示されるのボタンをタップすることで帰還命令を出したり、帰隊時間をアイテムで短縮したりできる。ただし、一定時間行軍したあとの軍勢には帰隊命令が出せないので要注意だ。

 また、拠点から軍勢に“召還”命令を出すと、50マスの距離などの制限をすべて無視し、拠点へと速度ボーナス付きで帰隊させられることも覚えておこう。この召還や、堡への配置時の速度ボーナスをうまく活用することで、軍勢をより迅速に動かせるようになる。

・“体力”の消耗を強いるのがポイント

 マスを占領したり、そのマスにいる敵勢力の軍勢と戦闘したりすることで、指揮官は“体力”を消費する。たとえば占領には20の体力を使い、この体力を回復するには時間経過による自然回復を待つか、課金アイテムを使用するしかない。

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指揮官の体力は指輪のスキルで上げることが可能だが、最大150までしか伸びない。レベリングでは増やせないステータスだ。

 この体力の関係で、どんなに戦闘力が高い軍勢でも、よほど課金でもしない限りは前線で行動できる回数は限られる。強い軍勢がひとついる状態よりも、多少弱くても軍勢がふたつ、みっつと複数いるほうが、マスの占領や堡への攻撃、マスにいる敵軍勢の排除など、行動できる回数は格段に多くなるわけだ。

 また、マスに軍勢(あるいはNPCの守備隊)がいる場合、行軍するとその軍勢への攻撃が優先されるため、敵軍勢を排除するまでは占領はもちろん、堡などの建造物へのダメージも与えられない。このように相手に必要な行動回数の増加を強いて、指揮官の体力を削っていく戦法はどんな場面でも有効だ。

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他のプレイヤー勢力に占領され、ワールドマップで色が変わっている地域では、軍勢が建造物に与える“攻城攻撃”のダメージ量にマイナス70%という多大なペナルティーがかかる。指揮官の体力を余計に消耗する場面が増えるわけだ。

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目標勢力に同勢力の仲間が宣戦布告を行ない、準備時間を経て戦争状態に突入しているとき以外に目標勢力の支配領域へと攻め入った場合も、攻城攻撃にペナルティーが生じる。本作では奇襲での開戦が難しい。

 また、軍勢を動かさずに守りに徹させる“駐屯警護”をさせることで、隣接マスにも防衛範囲を広げることができる。相手軍勢の体力をより削るための一手段となるので、覚えておこう。

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指揮官ウィンドウ右の盾マークのボタンで選択できる駐屯警護は、マスを手広く守れるぶん、多くの軍勢から袋叩きにあって兵を多く失う結果にもなりがち。無理に守るよりも、相手にマスを取らせてから取り返したほうが損耗を抑えられる場面も多い。

・増援と治療はこまめに忘れずに

 指揮官の体力と同じく、戦闘のたびに部隊の人員も負傷、あるいは死亡して減っていく。遠くからでも“増援”で補充兵を送ることができるので、兵が減って戦闘力が下がった軍勢は、無理せず前線から下げて増援を待とう。あまり前に出た状態で増援を待つと、到着前に敵軍勢に狙い撃ちされかねない。

 また、前線での戦闘に夢中になると忘れがちだが、拠点でこまめに“治療”することで兵の損耗はより抑えられる。徴兵の時間は短縮できないが、治療の時間はアイテムやジェムで短縮できるので、戦争に突入した場合などには惜しまず短縮していこう。

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増援も軍勢をタップすると表示される、指揮官ウィンドウの右にあるボタンから行なう。増援は拠点から派遣されるため、いくら堡を作ってあっても、遠くの戦地では時間がかかる点にも注意。

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首都を巡る戦いなど、一大決戦が予想される場合は拠点の位置をアイテム“再配置アビリティ”で戦地の近くに移動させておくのもありだ。増援の送りやすさが格段に変わる。

・直接戦闘は避けて足場を崩す

 指揮官の体力と部隊の人数、これらの消耗を抑えたい場合は、敵軍勢との直接戦闘はあまりにリスクが大きい。相手側の手数を減らしたいのは当然だが、そのためにこちらの手数も減らしていては平行線だ。

 逆に言うと、戦力が低いマスを占領したり、軍勢がいない建造物を攻撃したりする際には、軍勢はほぼリスクを負うことがない。たとえば敵に占領されていたとしても、戦力1のマスならば、レベルがほぼ初期値の指揮官の軍勢でも簡単に奪い返せるわけだ。

 『ロード・オブ・ザ・リング:戦いの幕開け』覚えておきたい基礎知識とワンポイント攻略。いち早く成長しつつ、リアルタイムで変化する戦況への対応力を身につけよう

戦闘力を度外視し、行軍速度や攻城攻撃に特化した軍勢を作っておくのもアリ。戦闘さえ避けられれば、無類の使いやすさを発揮できる。

 そして戦線では先述のとおり、より短時間で行軍できるように、足場を築けているほうが有利になる。マスを確保するだけでなく、壊すには体力を多く消耗せねばならない堡を建てていくことで、少しずつ有利な領域を広げていくのが理想だ。

 大きな拠点を巡る戦いでも、まずは自分の足場を確保し、敵勢力の足場を奪うこと。本作は最終盤になっても、マスの取り合いこそが一番大事なゲームであると覚えておこう。

 『ロード・オブ・ザ・リング:戦いの幕開け』覚えておきたい基礎知識とワンポイント攻略。いち早く成長しつつ、リアルタイムで変化する戦況への対応力を身につけよう

敵勢力の予想進路上や、首都の周りにひたすら堡を建てることで、守りが固められる。攻める側はいかに多くの軍勢による手数でこれらを削るか、頭を悩ませることになる。

・攻めどき、引き際は人数差で判断

 マスを占領し、戦線を押し上げるためには手数が重要だということは、これまで述べてきたとおりだ。となると軍勢の質より数こそが大事となるわけだが、当然ひとりのプレイヤーが用意できる軍勢の数には限りがあり、ふたり、3人と多くのプレイヤーが協力して軍勢を出したほうが、軍勢の数は圧倒的に増える。

 その戦線にいるアクティブなプレイヤーの数を確認するのは、どんな戦場でも最重要だ。相手側よりもこちらの人数が多くなければ、基本的には攻めよりも守りに徹したほうがいい。せっかく戦線を押し上げても、人数差から押し上げてきたマスをつぎつぎと奪い返されて原状復帰させられては、体力や兵士の無駄遣いになってしまう。

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このように人数差が圧倒的になると、マスを多少取り返したところですぐに手持ちの指揮官の体力に限界が来てしまう。

 人数差で負けている戦線では、ひとまず下がって相手側の軍勢の体力の消耗を待ち、こちらの体力や兵力を温存しておこう。味方のプレイヤーが増えなさそうな状況なら、完全に守りを放棄したり、体力消耗を誘う嫌がらせ程度の占領だけして帰ってしまったりしたとしても、シーズン1の各地の戦場を見た感想としては十分な貢献に見えた。

 また、本作ではNPC勢力の巨大な拠点などを攻め落とすためには、多くの指揮官の体力と部隊を消耗してしまい、その拠点の保護時間のあいだにその消耗を取り戻すことはほぼ不可能だ。このため、目標を敵勢力に取られても、保護時間の終了とともに一気に奪い返すという、いわゆるカウンターのような戦法もシーズン1では見られた。

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このカウンター攻撃を完全に防ぐためには、目標拠点を落とすだけの兵力に加え、保護時間のあいだに周辺の他勢力の足場を一掃するための兵力まで要求される。気が遠くなる話だ。

 シーズン1では個々の軍勢の強さよりも、このような局地的な人数差のほうが攻略の鍵になっていたかと思う。戦線を広げすぎず、いかに必要な戦場で人数差の有利を生み出すか。この動きは勢力全体での勢力チャットなどでの連携がないと、なかなかできるものではない。

 本作でシーズン中に途中参戦したり、まだゲームに不慣れだったりといった理由から、指揮官のレベルや部隊の質に自信が持てないというプレイヤーは多いかと思う。そんな皆さんにこそ、本作の戦争では勢力内での連携に乗っていけば、だれにでも活躍の場が多数あるということを伝えたい。

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タイトル
ロード・オブ・ザ・リング:戦いの幕開け
メーカー
NetEase Games
プラットフォーム
iOS、Android
価格
基本プレイ無料(アイテム課金制)
ジャンル
シミュレーションRPG

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