どうも！　ライターのQマインだ！　今回は、宝探しや読書といった本作特有のさまざまなアクティビティを体験していく！

宝探しで強武器ゲット！　そして、読書で知識人になろう†

　野盗を狩るついでにラッタイの北西をぶらぶらと歩いていると森の中に墓を発見！　ちょうどシャベルを持っていたので墓を掘ってみると……なんと“聖ミカエルの剣”なる強力なロングソードをゲット(白昼堂々と墓荒らし)！

地面に埋めた跡がある場合は、シャベルで掘り返すことができる。シャベルはラッタイの製粉所で入手可能。

ちなみにこの地点に聖ミカエルの剣が埋まっている(こっそり教えちゃいます！)。

　じつはこの武器は、宝探しの報酬であり、本来は商人から購入した手書きの宝の地図を頼りに探すのだが、筆者は運よく見つけてしまったようだ(ラッキー)。宝の地図はあくまで場所を把握するためのものであって、購入しなくても宝自体は発見可能というわけだ。

　せっかくなので宝の地図VIを購入し、別の宝探しへレッツゴー。上記が宝の地図の写真だ。手書きで描かれた味のある地図。目印となるポイントがしっかりと描かれているので、目的地は比較的わかりやすい。今回の宝は、レデチコの北東の森にあるらしい。地図に描かれていた川の横にある丸印は野営地のようだ。地図が正しければ、そこから東に進むと宝がある……はず！

宝の地図とほぼ同じ位置に宝が！　宝の地図はかなり正確に描かれているようだ

　徒歩で移動しながら小まめに現在位置を確認し、探索すること5分。明らかに怪しい箱を発見！　「間違いない、宝箱だ！」と希望に胸を高鳴らせて近づくと……“ロックピック(超高難度)”の文字が(どうしよう……)。超高難度のロックピックには、まだ挑戦したことがないので開けられる気がしない。でも宝が入った箱を目の前にしてオメオメと帰るのはイヤだ！　「ありったけのロックピックを投入して開けてやるぜ！」と思って×ボタンを長押しすると……“この錠は手に負えなさそうだ”の文字が。まさかの門前払い！　

　結局ロックピックのレベルが足りず、挑戦すらできなかった。トホホ。これから宝探しをする人は、あらかじめ解錠のレベルを上げておこう(忠告)。

　気を取り直して、つぎは読書に挑戦。とりあえず手持ちの本を読んでみようとするが、なぜか読めない……。どうやらヘンリーくん、字がまったく読めないらしい(この時代の人は字が読めない人が多かったとのこと)。ということで、文字を覚えるために、サイドクエスト“剣よりも強し”をやることに。ウージッツの書記官のもとへ行き、50グロッシェンを払えば文字の読みかたを教えてくれる。まさかゲームの中で勉強することになるとは！

サイドクエスト“剣よりも強し”で読む本。書かれている文章がところどころおかしいのは、文字が読めない人が、文章を見たときの感覚を表現しているため。「こだわっているなぁ」と思わず感嘆してしまった。

読書に何時間かけるかを設定でき、長ければ長いほど理解度が高まる。理解度が100％になるとその本を読破したということに。

エッチな風呂屋で心と体の疲れを癒す！†

　なんだか最近、商人に話しかけると「どうしたのその格好！　盗賊にでも襲われたの！？」みたいなセリフが返ってくることがある。「何でだろう？」と疑問に思っていたのだが、どうやら装備している防具の汚れが原因らしい。防具に汚れがついていたり、剣に血が付着していたりすると、商人との交渉に悪影響が出るとのこと。中世ヨーロッパでも汚い男は嫌われる！(早く何とかしなくては)

　防具の汚れは、町にある桶の水で洗い流せるが、完全に汚れを落としきるには風呂に入るしかない。というわけで、ラッタイの製粉所の南西にある風呂屋に行ってみることに。浴場の主に話しかけると、さまざまな選択肢が。このころの風呂屋は、医療行為、髭剃り、散髪といったサービスを提供していたらしく、本作でも史実に忠実な選択肢が用意されている(さすが！)。“入浴と洗濯”を選ぶと装備していた防具がピカピカに！　いやーさっぱりした！　

ちなみに髭剃りと散髪は、ヘンリーの髪型と髭の形を変えられる機能だ。

　え？　まだ触れていない要素があるって？　選択肢をよく見ると“女と楽しむ”という文字が。“女と楽しむ”って何だろう。わからないな～(ゲス顔)？　選んでみると……。

　さっきまで流暢に喋っていたヘンリーが、急にたどたどしく。つぎの瞬間、画面が暗転。スピーカーからは女性の甘美な声が！　いったい何をやっているんだ！？(ゲス顔)　甘美な声が聴きたい人はぜひ風呂屋へ(画面は真っ暗だけどね)！

　心も体も綺麗さっぱり(＆スッキリ)したヘンリー。持ち物を見ると、剣には相変わらず血のマークが！　剣を綺麗にするには、町の鍛冶屋に設置されている砥石車で研磨しなければならないのだ。砥石車に近づいて武器を選択し、車輪を回転させながら剣を研いで汚れを落としていく。ちょっとしたミニゲームみたいで楽しい！　研磨が終わると血まみれだった自慢の聖ミカエルの剣（墓を荒らしてゲット）がピカピカに。

砥石車は無料で利用可能。研磨中は火花のエフェクトがリアル。

研磨すればこのとおり、ピカピカに！

スリの極意！　最初は寝ている人からスルこと！†

　前回うまくいかなかったスリに再挑戦。まわりに人がいると速攻でバレてしまうので、周囲に人がいないかつ相手が寝ている夜の宿屋(レデチコ)でスリを敢行！　寝ているレデチコの博打打ちにそーっと近づいて慎重にスリの時間を稼ぐ。

　ドキドキしながらインベントリの中身を漁る筆者。開けたふたつのスロットには、まさかのパンとプレッツェルが(しょぼい！)。さすがにこれでは危険を冒した意味がないので、最後に別のスロットも調べると、そこには“博打打ちのダイス”が。

　時間がもうなかったのでダイスを回収して撤収！　パン、プレッツェル、ダイスと、戦利品はいまいちだったが、何とかスリに成功！　うれしいような悲しいような。「寝ている相手ならイケる！」と思った筆者は、その後もおもに寝ている人を相手に中心にスリを行い、経験値を稼いで行く。慣れてきた筆者は、「この勢いで起きてる人からもスッてやる！」と意気揚々と外へ飛び出す(キケンだ！　やめておけ！)　たいまつを持って歩いている人に近づき、背後からこっそり手を伸ばすと……。

ヘンリー、明らかに怪し過ぎる。

　速攻でバレた(言わんこっちゃない)。しかも相手は、村を警備する夜番(汗)。どうやら60グロッシェンで見逃してくれるらしい(え、いいの～!?)。しかし獄中生活が気になった筆者は、あえて“手持ちの金では足りない”を選択。ドキドキしながら禁固刑を受けるが、特別な演出はなく、牢屋で24時間を潰すハメに。時間を無駄にしただけだった……。

タルムバークの牢屋で何もせずに時間が過ぎるのひたすら待つ！　今回は丸1日(ゲーム内の24時間)！

　今回の一件でわかったのは、相手が寝ていれば比較的スリが成功しやすいということ。ただし、周囲にほかの人間がいる場合は、視線や音などでバレる可能性があるので、宿屋など、閉鎖的な空間でやるのがオススメ。また、起きている人を狙うならスリのレベルを上げておくこと。また、パークを習得してスリやすい環境を整えるというのも重要だ（スリに対して大真面目）。

■筆者が習得したスリのパーク
・すばやい手さばき：スリ実行時、相手のインベントリ内でのカーソルの移動速度が2倍になる
・道具の達人：スリ実行時、相手のカバンの中身が判明する
　
　筆者は、上記のパークを優先して習得。とくにすばやい手さばきは、もたつきやすいインベントリ内の操作をスムーズにしてくれるので超オススメ！　あとはひたすら寝ている人を相手にスリを実行して経験値を稼ぐだけ！　バレた場合は、お金を払って見逃してもらうのが無難だ(経験者は語る)。

　さて、『キングダムカム・デリバランス』の連載も次回で最終回(寂しい！)。ストーリーイベント“主の御業は謎めいて”の攻略と、最終回ということで闘技大会の優勝を目指す！　お楽しみに！

（Text by Qマイン）