<まとめ>体験プレイを終えて

 今回の体験プレイは4時間ほどで、最初はたっぷり時間があるなと思ったが、実際に終えてみると本当にあっという間。プロローグ部分だけで3時間強あるのだが、まったく中だるみせず、VとVを取り巻く人物や環境、そしてナイトシティというものをプレイヤーに強く印象付ける内容だった。

 そんなグイグイ引き込まれる物語に加えて、キャラクターのカスタマイズ要素の自由度、マップの広さと細部のディテール、あらゆる解決策が存在するクエストなどにも驚愕したが、何といってもナイトシティで生きているという実感を得られる没入度の高さ。

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 一人称視点のRPGということで、とっつきにくい印象がある人もいるかもしれないが、一人称での表現や演出にこだわり抜いた本作は、ナイトシティに自分が存在しているという特別な体験を必ずやもたらしてくれると、ゲーム開始4時間のプレイでそう確信した。くり返しになるが、本作の没入度は非常に高く、たとえばサイバーウェアを眼球に取り付けるシーンでは、歯医者嫌いの人はかなりイヤな感じを受けるかもしれない(僕がそうだ)。

 そんな特別な体験(?)も詰まった『サイバーパンク2077』。Vとして服を着て、Vとして銃を構え、Vとしてナイトシティで成り上がる。まるで作中の“ブレインダンス”のような、このゲームの続きをプレイできる日が待ち遠しい! ジョニー・シルヴァーハンドさん、「準備はいいぞ!」。

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『サイバーパンク2077』ファミ通.com特設サイト

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タイトル
サイバーパンク2077
対応機種
プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー
CD PROJEKT RED
発売日
2020年12月10日発売予定
ジャンル
RPG
価格
7980円[税抜](8778円[税込])
CERO
18歳以上のみ対象
『サイバーパンク2077』公式サイト

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