いよいよ発売された『ディビジョン2』。広大かつ起伏に富んだワシントンD.C.に驚きを隠せないエージェントもいらっしゃると思いますが、“1：1スケールでワシントンD.C.を再現した”という本作のリアリズムをお伝えする企画第2弾をお送りしましょう。

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　今回は、ワシントンD.C.はもちろんのこと、アメリカ合衆国の中にある建造物で世界一有名と言っても過言ではない場所を紹介します。そう、ホワイトハウス（Whitehouse）です！　ここの住所である“ペンシルベニア通り1600番地（1600 Pennsylvania Avenue）”も有名ですね。

　アメリカ合衆国大統領が住み、かつ執務を執り行う官邸で、皆さんが思い浮かべる建物はエグゼクティブ・レジデンス（Executive Residence、）通称“メインハウス”と呼ばれている公邸です。ここでは要人との会談や記者会見、レセプションなどの公的行事が行われています。

　外からは見えませんが、レジデンスからは“コロナード（Colonnade）”と呼ばれる渡り廊下が、ウエストウィング（West Wing）とイーストウィング（East Wing）につながっています。

　ウエストウィングには“オーバルオフィス（Oval Office）”と呼ばれる大統領執務室などがあり、副大統領や首席補佐官いった上級スタッフのオフィスもあります。地下には米軍の指揮管理を行う設備を揃えた“シチュエーションルーム（Situation Room）”もあります。ここはオバマ大統領らがオサマ・ビン・ラディンの暗殺作戦の経過を見守っていた場所でもあり、映画やドラマなどでもよく登場する場所です。

　イーストウィングは大統領夫人（ファーストレディというヤツですね）やスタッフのオフィスなどがあり、地下には核シェルター機能を備えた大統領危機管理センターがあります。つまり、ホワイトハウスはアメリカ合衆国の政治においてもっとも重要な機能を果たす施設となるわけです。

ペンシルバニア通りから見たホワイトハウス。かなり厳重に守られていますが、意外と近くまで行けたのには驚きました。この日はトランプ大統領が外遊で不在だったので、警備もあまり厳しくなかったのかもしれません。

サウスローンと呼ばれる庭園があり、その南側には“ザ・エリプス（The Ellipse、楕円）”という広大な楕円形の庭が広がっています。訪れたとき、ザ・エリプスは工事中のようでがらんとしていました。これはコンスティテューション通りから見たホワイトハウス。

観光案内版には「国でもっとも有名な住所はここ」的な文が書いてあります。

　9.11の同時多発テロを機に、内部の見学はかなり厳しくなり、いまは審査に通った人しか入れないようです。それだけに、自由に出入りできる『ディビジョン2』ではかなり貴重な体験ができているということなのです。

　本作では、エージェントの作戦基地として機能するホワイトハウス。有名なローズガーデンも鬱蒼とした緑に覆われていますが、噴水などは現実と同じく存在していることがわかります。

サウスローンにバリケードを築き上げたホワイトハウス。作戦基地がグレードアップするたびに、基地内の施設の機能も拡充されていきます。

グレードアップすると内部の作戦ルームもどんどん進化。まさに“基地”らしくなっていくのです。

　ホワイトハウスではスキルやPERKの解除、武器など装備の売買、プロジェクトの確認など、エージェント活動の中枢を担うアレコレが可能となっています。最大までのアップグレードはなかなか長い道のりとなりますが、ときにはゆっくりゲーム内のホワイトハウスを歩いてみてください！

ホワイトハウスの東にはアメリカ合衆国財務省があります。こちらもゲームで登場する場所ですね。

　ちなみに、ホワイトハウスの内部構造を3Dアニメーションでわかりやすく教えてくれる動画もありますので、コチラも観ながら歩いてみるのも楽しいですよ！