クロスレビュー
モンスターを仲間にして、“配合”で新しいモンスターを生み出し、スキルを引き継がせてより理想のモンスターにする流れが相変わらず没頭できる。闘技場や各エリアの支配者との戦いでステップアップしていく感覚もプレイの励みに。季節によってフィールドが変化する仕掛けもグッド。ピサロとロザリーのエピソードは楽しみとなるし、旅の途中で出会うボイス付きのモンスターたちもとてもキュート。
週刊ファミ通1826号より
“そのときどきのベストなパーティ&スタンバイ編成を追求した成果”としての戦闘パートがこんなにも楽しいなんて! “AI特技”の設定にこだわることで、オート時の行動に納得感が増すのもいいですね。物語やフィールド探索面で特筆する部分が浮かばないほど、新天地での軽快なレベル上げ作業&モンスター配合による戦力の底上げに夢中になりました。ファストトラベル関連の手厚い仕様も良好です。
週刊ファミ通1826号より
AIが賢いため戦闘に消耗せず、自分だけの強いパーティを編成することに頭と時間を使えて、モンスターマスターらしい活動を堪能。どの組み合わせからどんなモンスターが生まれるか、どんなスキルを引き継がせることができるかなど、簡単に確認できる配合システムが使いやすい。記憶の彼方にある『DQⅣ』の思い出を呼び起こすエピソードやキャラが散りばめられていて、もう一度遊びたくなりました。
週刊ファミ通1826号より
季節によるフィールドおよびモンスターの変化が、スカウトの楽しさを後押し。同じ季節でも魔界によって仕掛けが異なり、探索を飽きの少ないものに。特殊配合が見やすくなるなど、配合まわりは直感的にブラッシュアップ。一方、戦闘でのバースト状態、配合で低確率で生まれる光るモンスターの“運”要素がアクセントに。『DQⅣ』未プレイでも遊べるが、プレイしているからこその世界かな、とも。
週刊ファミ通1826号より
良かった点
ドラクエ4の裏側を描いたようなストーリーは良く、配合で色々なモンスターを生み出せるのは面白いと感じた。
悪かった点
配合できるまでが長く、スカウトアタックの成功率が低いのは遊びにくいと感じた。
また、モンスターによって大きさが違うのは統一感がなく、後半のダンジョンは面倒な謎解きが多いのは駄目だと思った。
総評
シリーズの中では良く出来ている方だが、もう少し遊びやすさが欲しかった。
クロスレビュー