2022年6月にプレイステーションハードで提供中のサブスクリプションサービス“PlayStation Plus(以下、PS Plus)”のリニューアルが行われた。

 リニューアルでは、クラウドゲーミングサービス“PlayStation Now(PS Now)”と統合する形で、従来のPS Plusと同等のサービスを受けられる“エッセンシャル”、PS4とPS5向けの数百本のタイトルが遊び放題のゲームカタログを加えた“エクストラ”、さらに初代PS~PS3、PSPまでのクラシックスカタログも楽しめる“プレミアム”の3つのプランが選択可能となった。

※各プランの詳細は以下の記事をチェック

 それを踏まえて、ファミ通.comでは2022年9月14日~19日の期間中、PS Plusユーザーへ向けてのアンケートを実施。現在配信中のゲームカタログ、クラシックスカタログからおすすめタイトルを聞いたほか、今後配信してほしいタイトルについても調査した、アンケートの結果を発表をしていこう。

 なお、マンガ家の山本さほさん、声優の夏川椎菜さん、そしてファミ通ライター陣のおすすめ&配信してほしいタイトルをまとめた記事も掲載しているので、そちらもチェックしてほしい。

※本記事は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの提供でお送りします。

おすすめのカタログタイトル

 まずは、エクストラ以上の加入者が楽しめるゲームカタログのおすすめタイトルをベスト5で公開。もっとも票を獲得したのは海外スタジオが放つオープンワールド時代劇として、全世界で高い評価を得た『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』。

 『ファイナルファンタジー』シリーズからは『ファイナルファンタジーVII』のリメイク作品『ファイナルファンタジーVII リメイク』と、『ファイナルファンタジーX』シリーズの2作品のリマスタータイトルがランクイン。3位には2022年7月19日の発売と同時にゲームカタログ入りをした“猫ゲー”『Stray』。5位は『龍が如く』シリーズでも屈指の人気を誇る『龍が如く0 誓いの場所』となった。

1位『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』

 2020年にソニー・インタラクティブエンタテインメントより発売されたオープンワールド時代劇アクション『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』。『inFAMOUS(インファマス)』シリーズなどで知られるサッカーパンチ・プロダクションズが開発を手掛けている。舞台となるのは日本・対馬島。鎌倉時代に起きたモンゴル軍の侵略“元寇”が本作のテーマとなっている。

 プレイヤーはひとりの侍・境井 仁を操作して、対馬で起きるさまざまな出来事に対処していく。メインストーリーのほかサブストーリーも豊富で、対馬の中には温泉、和歌などのプレイスポットも満載。収集要素や装備の概念などもあり、ボリューム満点の時代劇が楽しめる。

 2021年には、対馬の近くにある壱岐を舞台にした新ストーリーや、PS5対応などの追加要素を加えた、いわゆる完全版である『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』が発売。ゲームカタログではこちらが遊べるようになっている。

投票者のコメント

  • 日本の鎌倉時代を舞台にしたオープンワールドアクションという日本人なら絶対ワクワクするゲームです。PlayStation Studios(※)の圧倒的なクオリティを、とくにPS5でプレイすると、その感動は凄まじいです!(20代/男性)
  • 場面場面の綺麗さがイイ。あまり難易度も高くなく、多くの人が楽しめると思う。(30代/男性)
  • 大作でとにかく丁寧な出来に感動(30代/男性)

※編注:『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』の制作は、PlayStation Studios傘下のサッカーパンチプロダクションズが担当。

【PSプラス】ユーザーが選ぶおすすめタイトルは? 今後配信してほしいタイトルも調査したアンケート結果を発表

2位『ファイナルファンタジーVII リメイク』

 1997年に初代PSにて発売された『ファイナルファンタジーVII』をフルリメイクし、2020年にスクウェア・エニックスより発売された『ファイナルファンタジーVII リメイク』。グラフィックはリアルかつ美麗なものに進化し、バトルはコマンドバトルをベースにしながらもアクション性の高いものとなっている。

 本作の物語は三部作となっており、『ファイナルファンタジーVII リメイク』では魔晄都市ミッドガルから旅立つまでの戦いが描かれる。同作から続く『ファイナルファンタジーVII リバース』は、来冬発売予定となっている。

 2021年には、ユフィを主人公とした新規エピソードや、4K画質による高解像度を重視した“グラフィックモード”などを追加した『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』がPS5にて発売され、そちらもゲームカタログにて提供されている。

投票者のコメント

  • 自分はPS4版を発売日に購入したのですが、そのクオリティーの高さに驚嘆しました。じつは原作のほうは遊んでいなかったため、本作発売に合わせてプレイしました。日本を代表する超大作としておすすめです!(20代/男性)
  • 『ファイナルファンタジー』シリーズ初でも楽しめた(30代/男性)
【PSプラス】ユーザーが選ぶおすすめタイトルは? 今後配信してほしいタイトルも調査したアンケート結果を発表

3位『Stray』

 フランスのゲームメーカー・BlueTwelve Studioが開発し、Annapurna Interactiveより2022年に発売された『Stray』。発売と同時にゲームカタログでの提供も開始された。

 主人公は猫で、プレイヤーはリアルな挙動で動く猫を操作しながらゲームを進めていく。あるとき猫は、かつて人間が暮らしていた“デッドシティ”にたどり着く。デッドシティには知能を持つロボットたちが住んでおり、猫は猫語を翻訳できるロボット“B-12”と出会い、物語が進んでいく。

 ゲームはアクションアドベンチャーで、ジャンプなどを駆使しながらアスレッチックなステージを進んでいく。ときには敵が登場し、逃げたり何かを利用して倒すことも可能。ほかにも謎解きや収集要素もある。全編通して最大の魅力は、キュートな猫を操作できることにあるだろう。

投票者のコメント

  • 猫がかわいい(50代以上/男性)
  • 世界観が自分の好きなものばかりで(荒廃した街、ロボット、自然)見るものすべてが美しく感じた。猫を疑似体験していくうちに、爪研ぎが癖になっていく感覚もおもしろかった(40代/女性)
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4位『ファイナルファンタジーX/X-2 HDリマスター』

 PS2にて、2001年に発売された『ファイナルファンタジーX』と、2003年に発売された『ファイナルファンタジーX-2』。それを2013年にHDリマスターし、1本にまとめたのが『ファイナルファンタジーX/X-2 HDリマスター』。ゲームカタログで遊べるのは、2015年に発売されたPS4版のものとなっている。

 『ファイナルファンタジーX』は、主人公ティーダの視点から、スピラの世界を冒険していく。キャラクターの素早さや行動内容などからつぎに行動可能となるまでの時間が決まるカウントタイムバトルや、多彩なスキルを習得できる“スフィア盤”、そして感動の物語が評価され、シリーズファンからも高い人気を誇った。

 『ファイナルファンタジーX-2』は、前作でヒロインだったユウナが主人公となり、とある理由から冒険をくり広げる。ゲームシステムは『FF』シリーズおなじみのアクティブタイムバトルへと変わり、衣装を変えることでいわゆるクラス・ジョブが変わる“ドレスアップ”システムが大きな特徴となっていた。『ファイナルファンタジーX-2 インターナショナル』に収録された追加エピソード“ラストミッション”もHDリマスター版に含まれている。

投票者のコメント

  • 『ファイナルファンタジー』最高傑作とまで言われている。感動するストーリーに、戦闘が楽しくなるスフィア盤など本作でしか味わえない最高の体験ができる(10代/男性)
  • 『ファイナルファンタジーX』の世界観やキャラクターが大好きだったので、『ファイナルファンタジーX-2』でユウナたちの物語をまた楽しめてうれしかったです。そんな2本がまとめて遊べて最高!(30代/男性)
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5位『龍が如く0 誓いの場所』

 2015年にセガより発売された『龍が如く0 誓いの場所』。シリーズ初代の『龍が如く』よりも前の時代を描いており、東京・神室町と大阪・蒼天堀を舞台に、若き龍・桐生一馬と、若き狂犬・真島吾朗の物語が語られる。全体的にまとまりがよく、シリーズファンからも屈指の人気を誇るタイトルだ。

 バブルの時代を描いており、大量に手に入るお金で能力を上げるなど、お金がテーマのひとつとなっている。カラオケやディスコなどの豊富なプレイスポットは、シリーズおなじみの充実ぶり。戦闘はスタイルを変更することで戦いかたが変わるアクションバトルとなっている。

 ストーリーも高く評価されているほか、おなじみの豪華俳優陣の出演もアリ。とくに“堂島組”幹部3人を演じた竹内力氏、小沢仁志氏、中野英雄氏はその存在感もあって、高い人気を誇る。初代『龍が如く』のフルリメイク作品である『龍が如く 極』もゲームカタログで提供されており、『龍が如く0 誓いの場所』を遊んだのちに、その続きとなる『龍が如く 極』を遊ぶのもいいだろう。

投票者のコメント

  • 不屈の名作。これから始めても楽しめる(20代/男性)
  • 『龍が如く』シリーズでいちばんのお気に入り(40代/男性)
【PSプラス】ユーザーが選ぶおすすめタイトルは? 今後配信してほしいタイトルも調査したアンケート結果を発表

クラシックスカタログのおすすめタイトル

 つぎにクラシックスカタログにラインアップされている、初代PS~PS3、PSPのタイトルからおすすめタイトルを聞いた。初代PS、PS2、PS3、PSP用のタイトルが遊べることもあり、票数は各々の好きなタイトルへ大きくバラけていた印象。そんな中でも、PS Plusリニューアルより登場した初代PSタイトルはとくに人気だったようだ。とくにおすすめ数の多かった、上位3作品をご紹介。

1位『サルゲッチュ』

 1999年に、現ソニー・インタラクティブエンタテインメントより発売されたPSソフト『サルゲッチュ』。ステージ中に散らばっている、ピポサルと呼ばれるサルをすべて網で“ゲッチュ”して捕まえることがゲームの目的。

 世界初のデュアルショックコントローラ専用ソフトで、アナログスティックで網を操作するなど、アナログスティックで遊ぶことを重視している。キュートな世界観や、単純明快かつ爽快なゲーム性が人気を集め、シリーズ作品や派生作品も作られた。

 クラシックスカタログ版ではグラフィックが向上しているほか、中断セーブなどの便利機能にも対応している。

投票者のコメント

  • いまやるとけっこう難易度が高くてゲームオーバーになりやすいが、やり直し機能が便利すぎた(20代/男性)
  • アイデア賞。画質が綺麗なクラシックカタログバージョンはなかなかいい(30代/男性)
【PSプラス】ユーザーが選ぶおすすめタイトルは? 今後配信してほしいタイトルも調査したアンケート結果を発表

2位『ワイルドアームズ』

 1996年に現ソニー・インタラクティブエンタテインメントより発売されたPSソフト『ワイルドアームズ』。西部劇の中にSFが入り混じるような独特の世界観が特徴で、少年のロディ、剣使いのザック、ヒロインのセシリアの3人の視点から物語を進めていく。

 ゲームは王道のRPGといったところで、バトルもシンプルなコマンドバトル。主人公のみ古代の銃器“ARM”が使用可能なのが特徴的なところ。全体的に西部劇のテイストが強く、好きな人にはバッチリハマるだろう。なるけみちこ氏のBGMも秀逸で、つい口笛を吹きたくなること間違いナシ。

 さすがにいま遊ぶと時代を感じる部分もあるが、クラシックスカタログ版では『サルゲッチュ』同様に、中断セーブなどの便利機能にも対応している。

投票者のコメント

  • 3人の主人公で織りなすストーリーも熱く、ダンジョン内にある謎解きなどもあって、いまではあまりないJRPGの王道を走ったゲームだと思うので、これからの秋の夜長に少し荒野に行ってみては?(40代/男性)
【PSプラス】ユーザーが選ぶおすすめタイトルは? 今後配信してほしいタイトルも調査したアンケート結果を発表

3位『ICO』

 『ICO』は、現ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2001年にPS2で発売したアクション・アドベンチャーゲーム。『ワンダと巨像』、『人喰いの大鷲トリコ』なども手掛けた上田文人氏の作品。

 最大の特徴は主人公の少年イコがヒロインの少女ヨルダと“手を繋いで”冒険することにある。ヨルダはほとんど自発的には動かず身体能力も突出しているわけではないため、イコであるプレイヤーが手を引いて誘導し、目的である霧の城からの脱出を果たさなければならない。そのゲーム性や世界観などが国内外で評価を得ている。

 ゲームカタログでは、2011年にPS3で発売されたHDリマスター版がプレイできる。

投票者のコメント

  • ゲームって戦うだけじゃないんだな、画面に情報なんてほとんどなくてもいいんだな、キャラがしゃべる必要がないんだな、と当時子供だった自分のあらゆる価値観をぶち壊してくれた最高のゲーム(30代/男性)
  • PS2版をかなり遊びました。いまも特別な思い入れがある作品です(30代/女性)
【PSプラス】ユーザーが選ぶおすすめタイトルは? 今後配信してほしいタイトルも調査したアンケート結果を発表

ゲームカタログ配信希望タイトル

 おつぎは、ゲームカタログで配信してほしいタイトルを調査。こちらも大きく票がばらけており、とくにシリーズ作品全体への投票も多かった。また、PS Plusユーザーだからこそ、最新すぎるタイトルは基本的に配信されていないことを知っているためか、そのあたりの空気を読んだタイトル群だったのもユニークなところ。

『ダークソウル』シリーズ

 フロム・ソフトウェアの代表的な、アクションRPGシリーズ。骨太な難易度が特徴で、何度も倒されて攻略法を見出していく、いわゆる“死にゲー”の走りとも言えるシリーズ作品。その初代とも言える『デモンズソウル』のリメイク版は提供されているが、『ダークソウル』シリーズは1本も配信されていない。

【PSプラス】ユーザーが選ぶおすすめタイトルは? 今後配信してほしいタイトルも調査したアンケート結果を発表
画像は『ダークソウル』のものです。

『ライザのアトリエ』、『ライザのアトリエ2』

 コーエーテクモゲームスのガストブランドが誇る『アトリエ』シリーズ。その中でも高い人気を誇るのが、『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』、『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』を含む『秘密』シリーズだ。

 現在発売中の2作品は自由度の高いフィールド探索と、アイテムを作り出す調合、直感的でスピード感あふれるバトル、そしてライザたちのキャラクター性が評価された。2023年2月22日には3作目となる『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』が発売予定だ。

【PSプラス】ユーザーが選ぶおすすめタイトルは? 今後配信してほしいタイトルも調査したアンケート結果を発表
画像は『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』のものです。

『ライフ イズ ストレンジ』シリーズ

 フランスの開発会社DONTNOD Entertainmentが開発し、スクウェア・エニックスが販売している『ライフ イズ ストレンジ』シリーズ。さまざまな悩みを抱える若者たちを主役に、選んだ選択で物語が変化していくタイプのアドベンチャーゲーム。ナンバリングタイトルのほか、Deck Nine Gamesが開発する『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』などスピンオフ作品も発売されている。

 それぞれ物語は独立しており、1作目は時間を戻せる少女の話、2作目はサイキックのような能力が使える主人公の弟が登場し、田舎町で起こる事件をキッカケに社会の暗部が見え隠れするシリアスなストーリーが展開される。共通するなのは、プレイヤーの選んだ選択や行動が、その後の物語に大きく影響することだ。

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画像は『ライフ イズ ストレンジ』のものです。

『テイルズ オブ アライズ』

 2021年にバンダイナムコエンターテインメントより発売された、『テイルズ オブ』シリーズ最新作『テイルズ オブ アライズ』。シリーズの“継承と進化”を掲げたタイトルで、これまでのおなじみの要素は踏襲しながらも、これまでよりも大人びた作品となっている。

 奴隷である主人公・アルフェンが、奴隷を使役する側の立ちである謎の少女・シオンとともに、支配されている各地の解放を目指しながら戦っていく。『テイルズ オブ』シリーズと言えばアクション性の強いバトルが特徴だが、本作はAG(アーツゲージ)、ブーストアタック、オーバーリミッツなどの独自システムを駆使する戦闘となっており、アクションゲームさながらの高い操作性を誇る。

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『地球防衛軍5』

 2017年にディースリー・パブリッシャーより発売された『地球防衛軍5』。地球に襲来する侵略者“プライマー”たちを撃退するべく、EDFの兵士となって戦うアクションシューティング。

 ワラワラと大量に出現する巨大な敵を銃などの兵器で倒し、武器を集めながらステージを攻略していくシリーズのおもしろさは健在。武器にグレードという概念が登場し、武器集めがさらに楽しく進化した。

 2022年8月25日には、物語も地続きとなっている『地球防衛軍6』が発売。数人は挙げていたものの、発売したばかりということもあってなのか『地球防衛軍5』のほうが要望が多かった。

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クラシックスカタログ配信希望タイトル

 今回のアンケートでもっとも熱かった、とくに盛り上がっていたのが、クラシックスカタログへの配信希望タイトル。これまでのPSハードをほぼすべて網羅していることもあり、根強いファンたちが各々配信してほしいタイトルを挙げていった。

『テイルズ オブ』シリーズ

 バンダイナムコエンターテインメントを代表するRPGシリーズ。アニメテイストの世界観が特徴ながらも、シリアスな物語を展開。シリーズの特徴とも言えるのが、アクション性の高いバトルだ。また、本筋の物語とは関係のない、キャラクター性が垣間見える“スキット”という要素も特徴のひとつ。

 とくにPS2時代の『テイルズ オブ』シリーズを挙げている人が多く、「追加要素のあるPSP版を遊べる環境がほしい」という人も少なくなかった。

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画像は『テイルズ オブ ディスティニー2』(PS2版)のものです。

『ロックマンDASH』シリーズ

 カプコンの『ロックマン』や『ロックマンX』シリーズとは独立した世界観の『ロックマンDASH』シリーズ。主人公のロック・ヴォルナットの視点から、冒険をくり広げていく。

 ゲームは3Dシューティングアクション(いまで言うところのTPS)で、ショットやジャンプなどを駆使しながらダンジョンなどを攻略していく。町の中も自由に探索することができ、その生活感の感じられる様子や、牧歌的な世界観が魅力。いまなお根強い人気を誇るシリーズ作品だ。

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画像は『ロックマンDASH 鋼の冒険心』のものです。

『ぼくのなつやすみ』シリーズ

 現ソニー・インタラクティブエンタテインメントが発売した、『ぼくのなつやすみ』シリーズ。ナンバリングタイトル4作目まで発売されており、どれも舞台や設定は別。共通しているのは、主人公である“ボク”の視点から、夏休みを舞台に物語が語られることだ。アンケートではそれぞれの作品に満遍なく投票が集まっていた印象。

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画像は『ぼくのなつやすみ』のものです。

『ファイナルファンタジーXIII』シリーズ

 PS3で3作品が発売された、『ファイナルファンタジーXIII』シリーズ。『ファイナルファンタジーXIII』では主人公・ライトニングの物語が、『ファイナルファンタジーXIII-2』ではライトニングの妹セラと謎の青年ノエルが主人公に。そして3作目『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』では、再びライトニングを主人公にしたストーリーが語られる。

 ライトニングを中心としたシナリオが展開されるのは共通しているが、どれもシステムは大きく異なる。とくに『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』はこれまでのパーティーバトルではなく、ライトニングのみを操作し、アクション性が増したバトルが展開される。

【PSプラス】ユーザーが選ぶおすすめタイトルは? 今後配信してほしいタイトルも調査したアンケート結果を発表
画像は『ファイナルファンタジーXIII』のものです。

『チョロQ』シリーズ

 現タカラトミーの車型おもちゃ・チョロQをテーマにしたレーシングゲーム『チョロQ』シリーズ。レースに出場して賞金を稼ぎながらチョロQを強化し、優勝を目指すといったシステムはシリーズ共通。2作目である『チョロQ2』より登場した、街の中をドライブして買い物をしたりする箱庭型の要素がとくに人気を集めた。

 3作目でさらに強化された町の探索要素が人気のPSソフト『チョロQ3』や、その発展形とも言える進化を遂げたPS2ソフト『チョロQ HG2』に票が集まっていた。

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画像は『チョロQ3』のものです。