2020年10月23日に配信開始となった『ポケットモンスター ソード・シールド』の有料追加コンテンツ『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』第2弾「冠の雪原」。
本記事ではこれから本作を遊び始めるという人に向けて、新たな要素である“ガラルスタートーナメント”について解説する。『ポケットモンスター ソード・シールド』および『エキスパンションパス』第1弾「鎧の孤島」、第2弾「冠の雪原」に登場したジムリーダーやライバル、ポケモントレーナーたちが集結。プレイヤーは好きなトレーナーをパートナーに選び、タッグを組んで優勝を目指す。
ここでしか見られない主人公とパートナーの会話や出場者どうしの掛け合いが見られるほか、珍しいマルチバトルのコンテンツとしても純粋に楽しめる。
『ポケモン ソード・シールド + エキスパンションパス』スペシャル PV
ガラル地方のオールスターが集結!
ガラルスタートーナメントは、ダンデがガラル地方をより盛り上げるために発案したトーナメント。『ポケットモンスター ソード・シールド』本編だけでなく、『エキスパンションパス』第1弾「鎧の孤島」、第2弾「冠の雪原」に登場したトレーナーたちも登場する。
そのため、ガラルスタートーナメントに参加するためには『ポケットモンスター ソード・シールド』本編、「鎧の孤島」、「冠の雪原」すべてのストーリーをクリアーする必要がある。簡単にチャートを示すと以下のとおり。
(1)『ポケットモンスター ソード・シールド』本編のストーリーをクリアー
(2)『エキスパンションパス』第1弾「鎧の孤島」のストーリーをクリアー
(3)『エキスパンションパス』第2弾「冠の雪原」のストーリーをクリアー
(4)ピオニーが落とした“でんせつのメモ?”をマックスダイ巣穴にいるピオニーに届ける
(5)マックスダイ巣穴から外に出るとダンデから電話がかかってくる
(6)シュートスタジアムに行くとガラルスタートーナメントに参加できるようになる
ガラルスタートーナメントでは参加者の中から好きなキャラクターを選んでタッグを組めるが、最初にパートナーとして選べるのはホップとマリィのふたりのみ。その後ガラルスタートーナメントで優勝を重ねるごとにタッグを組めるキャラクターが増えていく。
ガラルスタートーナメントの醍醐味は、バトルそのものよりもキャラクターどうしの掛け合いだ。ホップとダンデ、マリィとネズのようにすでに関係性が確かな鉄板の組み合わせはもちろん、ストーリーではあまり接点のなかった意外な組み合わせの会話も新鮮で楽しい。
また、パートナーとして選んだキャラクターとは控室で会話ができるほか、バトル前にも声をかけてくれる。ここでもストーリーでは見られなかった意外な一面が見られることがあるので、いろいろなキャラクターとタッグを組んでみよう。
ガラルスタートーナメント攻略にオススメのポケモン
すべての参加者とタッグを組めるようになるまでには、ひたすらガラルスタートーナメントに挑戦して優勝する必要がある。そこで、攻略にオススメなポケモンをいくつか紹介しておこう。
●バドレックス(こくばじょうのすがた)
ガラルスタートーナメントはマルチバトル形式なので、相手全体を攻撃する技を覚えられるポケモンがオススメ。中でも、バドレックス(こくばじょうのすがた)はステータスが非常に高いうえに、高威力の全体攻撃技である“アストラルビット”を覚える。これをひたすら連打しているだけで、あっという間にクリアーできてしまう。
バドレックス(こくばじょうのすがた)は、バドレックスに“キズナのタズナ”を使ったうえでレイスポスを選ぶとフォルムチェンジさせられる。
ゴーストタイプの技を半減するあくタイプのジムリーダー・ネズとは相性が悪いが、ネズをパートナーに選べば対戦相手になることはない。ネズとタッグを組めるようになったら、なるべくネズをパートナーに選ぼう。
●カイオーガ
カイオーガも“しおふき”で相手全体を攻撃できるのでオススメ。みずタイプを半減できるのはヤローの使うくさタイプのポケモンとルリナの使うみずタイプのポケモンだが、パートナーにはヤローを選ぶのがいいだろう。ルリナが相手に来た場合はヤローが弱点を突いてくれる。
●ファイヤー(ガラルのすがた)
バドレックス(こくばじょうのすがた)はストーリーでレイスポスを選んでいなければならないし、カイオーガもダイマックスアドベンチャーで出現するのは『ポケモン シールド』のみなので、『ポケモン ソード』のプレイヤーは入手がすこし難しい。
その点、ファイヤー(ガラルのすがた)はバージョンに関係なく「冠の雪原」のストーリーで必ず捕まえられるので問題ない。また、ファイヤー(ガラルのすがた)だけが覚えられる“もえあがるいかり”は相手全体を攻撃できる技。
ただ“もえあがるいかり”はあくタイプの技なので、かくとうタイプ、あくタイプ、フェアリータイプに半減されてしまう。サイトウやマスタード、ネズにポプラ、ビートと相性の悪い相手が多い点がネックではある。
●ニャース(キョダイマックスのすがた)
バトルの効率とは異なるが、“キョダイコバン”によっておこづかい稼ぎをしながら攻略できるニャース(キョダイマックスのすがた)もオススメ。キョダイコバンの使いかたについては以下の記事を参考にしてほしい。まぁ、ただキョダイマックスしてキョダイコバンを使うだけだが。
ちなみに、上記の記事で紹介している早期購入特典のニャースは現在受け取れないが、普通のニャースにダイスープを飲ませればキョダイマックスできるようになる。
キョダイマックスが切れた後は“ハイパーボイス”で相手全体を攻撃できるが、上述の3匹に比べてステータスが高くないので1匹だけで相手全員を倒しきれることは少ない。ニャース以外にも戦えるポケモンを連れていこう。
4匹のポケモンを紹介したが、もちろんこれら以外のポケモンでもクリアーはできる。まずは気軽に挑戦してみてほしい。とくに初回のクリアー報酬は賞金100万円にユニフォーム“ゲームセット”と特別豪華なものになっているので、早めにもらっておきたいところだ。
2回目以降も100万円とはいかないものの賞金が出るほか、通常のトーナメントでもお馴染みのボールガイからのプレゼントももらえる。キャラクターの掛け合いを楽しみつつお金やどうぐがもらえる一石二鳥のコンテンツ。ぜひ存分に楽しんでほしい。