クローン人間の特徴と強化

ザンキゼロ』の主人公となる8人のクローン人間たち。彼らの特徴と、彼らの強化に関わるゲームシステムについて解説。

公開日時:2018-07-03 18:00:00

 本作の主人公となるクローン人間たちは、驚くべきスピードで成長し、死を迎える。誕生後は、幼年期(1~4日)、青年期(5~7日)、壮年期(8~10日)、老年期(11日~13日)と、ゲーム中の日数の経過に合わせて段階的に成長し、14日目に死んでしまうのだ。死亡してしまったキャラクターは、ガレキ島にある“エクステンドマシン”を使うことにより、新たな肉体で再生可能。ゲーム中では、廃墟内のフロア移動や寝室での就寝などを行うと1日が経過するため、13日という寿命はそれほど長くない。そのうえ、戦闘などで寿命をまっとうできずに死んでしまう場合もある。そのため、本作は、死亡と再生をくり返しながら攻略していくことになる。なお、キャラクターの基本ステータスは発育段階に依存しており、青年期でピークを迎え、以降は衰退していく。ただし、8人の中でサチカだけは特殊で、寿命は同じだが、発育段階はゲーム開始時のまま変化しない。

発育段階イメージ

▲クローン人間の発育段階のイメージ。幼年期、青年期、壮年期、老年期と段階的に成長し、13日で寿命を迎える。幼年期、老年期はステータスが低めで、青年期がピーク。壮年期は、青年期よりもステータスが若干下がるものの、チャージ攻撃の溜め時間が短くなるという特徴がある。

クローン成長01 エクステンドマシン

▲クローン人間は、発育段階に応じて基本ステータスが変化。幼少期、老年期は、生命力やスタミナなどの数値が低い。また、幼年期は装備品も制限される。

▲死んだクローン人間を再生可能な“エクステンドマシン”。見た目はゲームセンターにあるゲームの筐体のようだが、かなり高性能。ゲームが進むと、マシンの機能が増えていく。

クローン人間の強化その1:シガバネボーナス

 クローン人間たちは、再生する際に、直前の死因に応じた耐性を身につけるという機能が備わっている。これが、“死”が“バネ”になって強くなる“シガバネシステム”だ。たとえば、ヤギの攻撃を受けて死亡した場合、つぎの肉体ではヤギの攻撃で受けるダメージが減少。毒が原因で死んだ場合は、毒に冒されにくい肉体となるのだ。また、直接的な死因だけでなく、“ストレスが溜まった状態で死亡”や、“袋小路で死亡”など、特定の状況で死亡した場合に対応する“シガバネ”も存在。獲得したすべてのシガバネは、それ以降に再生した肉体に適用されるので、死をくり返し、多くのシガバネを獲得すればするほど、ボーナス効果が積み上がり、強くなっていくのだ。ただし、クローン人間の再生には、戦闘などで獲得できる“スコア”というポイントが必要になる。シガバネ獲得を狙い、いろいろな死にかたを試すのも有効だが、やりすぎるとスコア不足に陥るので注意したい。

シガバネ1 シガバネ2

▲さまざまな死にかたを経験し、シガバネを獲得すればするほど、ボーナス効果が増え、キャラクターが強くなるのだ。

▲死亡した発育段階に応じて獲得できるシガバネも。青年期に死んだ場合は、シガバネボーナスで青年期の日数が1日伸びる。

クローン人間の強化その2:レベルを上げてスキルを修得

 クローン人間は、戦闘で稼いだ経験値によりレベルアップする。前述の通り、本作ではレベルが上がっても基本ステータスに影響はないが、レベルアップ時に得られるスキルポイントにより、スキルの修得が可能だ。修得したスキルは、死亡しても失われず、再生後のクローンに引き継がれるため、シガバネ同様に積み上げていく育成要素となる。スキルの効果は、おもに戦闘系、探索系、製作系の3つに分類でき、どれを修得させるかで、それぞれの役割が決められる。キャラクターによって修得できるスキルに差はあるものの、とくに戦闘向きや探索向きといった固定の役割はない。

スキル1 スキル2

▲スキルの種類は多いため、ひとりに全部やらせるのは無理がある。調理担当、リフォーム担当など、役割を分担させて必要なスキルを修得させていこう。

▲修得できるスキルには個人差が存在。医者の一葉マモルは、状態異常回復に関するスキルを多く修得できる。

クローン人間の強化その3:クリオネの移植

 廃墟にいる人型の敵“クリーチャ”には、触手のようなものがあるが、これは、“クリオネ”と呼ばれる寄生生物。クリオネは、寄生してエネルギーをもらう代わりに、触手のパワーを宿主に提供するという特性を持っている。ゲームを進めて、エクステンドマシンを強化すると、このクリオネを主人公たちに移植することが可能になる。クリオネには、攻撃系の能力を持つものと、回復などの補助系の能力を持つものが存在。各主人公に、攻撃系と補助系のクリオネをひとつずつ移植できるぞ。クリオネを移植することで、主人公たちは強力な特殊能力が使えるようになるのだ。ただし、クリオネを使用すると“侵食度”が上昇していき、最終的にはクリオネが暴走して宿主の命を奪ってしまう。乱用は避け、ここぞというときに使うべし。

クリオネ1 クリオネ2

▲クリオネは、攻撃型と補助型でさまざまな種類が存在。ボスやクリーチャを倒したり、部位破壊することで入手可能。

▲クリオネの効果は絶大だが、侵食度が100パーセントの状態で使用すると、宿主であるキャラクターが命を落とすため、乱発はできない。

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