『ファークライ5』でプレイヤーの頼れる“仲間”となる、スペシャリストのニック・ライ。ホープカウンティでライ＆サンズ航空を営むニックが、エデンズ・ゲートの立ち向かう理由、それは家族の存在だ。

　生まれてくる子どものために戦う男・ニック。そんな彼を愛し、支える強き妻のキムの声を演じる青木瑠璃子さんにインタビュー！　ご自身もかなりのゲーム好きとして知られる青木さんが、キム・ライ、そして『ファークライ5』を語る！

――青木さんと言えば、ガチのゲーム好きとしておなじみですが、『ファークライ』シリーズをプレイされたことは？

青木　番組で『ファークライ プライマル』をプレイしたくらいで、ユービーアイソフトさんのゲームは『アサシン クリード』シリーズも『ディビジョン』も遊んでいるのに、『ファークライ』は遊んでいなかったんですよね……。でも、今回を機に『ファークライ4』をプレイして、隠しエンディングまで見ました。

――『4』はどうでしたか？

青木　おもしろかったです！　いきなりポンっとオープンワールドに放り込まれて、最初はマップも不完全で、どれだけ広いのか、何をすればいいのか、よくわからないまま、自分で世界を切り拓いていけるゲームが好きなんです。まさにそういうゲームなので。警報機を壊して増援を阻止してもいいですし、ステルスでスナイピングしてもいいですし、『4』では象にも乗れますし（笑）。

――がっつり戦略を立てて戦うタイプなのですね。

青木　そうなんです。どんな形で進めてもいいゲームなので、楽しくプレイできました。

――『ファークライ5』では、スペシャリストのひとりであるニック・ライの奥さんで、出産間近のキム・ライを演じられていますが、海外産ゲームのキャラクターを演じるのは珍しいですよね？

青木　そうですね。でも、オファーをいただいたときはうれしかったです。ふだんから海外産のゲームはよくプレイしているのでイメージはできましたが、台本を見て、意味はあまり深くなさそうな、何気ないセリフもあったりして、うまく演じられるか心配ではありました。

――しかも、出産を控えているという。

青木　「生まれそう！」みたいな、逼迫したセリフが多かったです（笑）。でも、出産を控えているからこそ、家族を守らないといけないという覚悟があって、銃を向けられてもまったくひるまない、強いキャラクターなんです。芯のゆるがない、“肝っ玉母ちゃん”をイメージして演じました。

――カルト教団に支配されたアメリカの田舎町という舞台設定を訊いたときは？

青木　毎回、危ない所が舞台になっているシリーズですし、海外産ゲームが好きな方なら、「ありえないかもしれないけれど、あるよね！」と納得できると思うので（笑）。まだ、少ししか『5』はプレイできていないのですが、楽しみになりました。

――キム・ライとして、とくに注目してほしいポイントはありますか？

青木　ネタバレになるのでくわしいことはあまり言えないのですが、汗だくになって演じたミッションがあるので、ぜひ遊んでください。

――ニック・ライのストーリーを進めないと遊べないミッションですね。注目します！

青木　どの仲間と進めるかで、プレイも変わると思います。いろいろな遊びかたが楽しめるゲームなので、自分だけのプレイを見つけてほしいですね。私も、『4』は攻略サイトなども見ないでクリアーして楽しかったので、同じように自分なりの方法で遊んでみます。

　取材は2018年3月27日に行われた発売直前生放送の会場にて実施しました！　この日は青木さんが実機プレイに挑戦したので、気になる方はYouTubeの動画（https://youtu.be/v1_MVMMo6CI）をチェック！