基本的には『マリオカート』風のレースゲームだが、ドローンならではの立体的な展開を楽しめるところがいい。500円[税込]というお求めやすい価格ながら、ステージ固有のギミックが多数用意されているほか、急上昇や急下降、急旋回といった上級者向けのテクニックが使えるのもグッド。タイムアタックモードでスコアを競えるのはいいけれど、欲を言えば、対戦が可能なモードがあると、もっとよかった。
週刊ファミ通1468号より
簡単な操作でドローンの浮遊感と操縦が楽しめるのがよく、チェックポイントをくぐるために上下左右に飛び回るのが、通常のレースゲームとは違ってドローンならではといった感覚。反面、飛行する順路がわかりにくいコースや、障害物にぶつかりがちな場面などは、爽快感に欠けるし、ちょっとストレスにも。グラフィックがシンプルで、コースの奥行き感や地形がわかりにくい部分があるのも気になる。
週刊ファミ通1468号より
ドローンのふわふわした挙動を制御する感覚が楽しく、高低差のある地形を高速でくぐり抜けるときの高揚感はなかなかのものです。コース周回ゲームとしては、ルートの導線表示がわかりにくかったり、下画面に表示されるマップにチェックポイントの表示がなかったりと、やや不親切。レースモードの、アイテムボックスによる不確定な攻防の要素も、展開を盛り上げるほどには機能していない印象です。
週刊ファミ通1468号より
生物をモチーフにデザインされた機体、バトルを有利にするアイテム、ギミック豊富なコースには、男児向けのトイ的なワクワク感を覚えました。浮遊感が独特な機体のコントロールや、高度を管理しての周回には、一風変わったおもしろみがあります。ライバルと駆け引きする展開が持続しにくく、レースはやや盛り上がりに欠ける面も。3D立体視と相性のよさそうなテーマだけに、3D非対応なのは残念。
週刊ファミ通1468号より