クロスレビュー
いかにも海外の作品らしいグラフィックが特徴的。ややグロい感じのモンスターデザインは、好みが分かれそう。タワーディフェンスとしてはルールがシンプルで、戦略を巡らせるというよりも、数に物を言わせて攻め込む敵に物量で対抗する感じ。空想と夢のふたつの世界を交互にプレイするモードは、もうひとつの世界に影響を及ぼすことができる“カウンターアタック”の要素がユニークでおもしろいです。
週刊ファミ通1413号より
おもちゃの能力など、手探りで把握していく部分があるが、やれることがわかってくると、1ステージをサクッと遊び終えられることもあり、先へ先へとつい遊び続けたくなる。ただ、“電池を置くほどエネルギーの溜まりが早くなる”といった基本的なことは、最初にしっかり説明してほしかった。ふたつの世界が交互に切り換わるモードは独自性があるし、別の世界に効果を及ぼすアイテムもいいスパイス。
週刊ファミ通1413号より
“あちらを立てればこちらが立たず”の状態をつねに味わえる、短期集中型のゲームプレイを満喫できます。ユニット設置によるモンスターの押し戻し技(?)など、自分なりの必勝法やセオリーを確立する楽しさを味わえるのもいいですね。4タイプあるゲームモードを、任意の順序で遊べないところはちょっと残念ですが、限られた条件下で、最大限のプレイバリエーションを実現している点は高評価です。
週刊ファミ通1413号より
最初の11面は、タッチペンを動かす手元の忙しさばかりが目立ち、変化も乏しいのですが、つぎの段階へ進むと戦術性や独創性が格段にアップ。ふたつの世界で同時に進む戦いの制御に、頭が軽く混乱する感覚がおもしろい。ヒントに相当する絵が表示されるものの、タワーディフェンス未経験者へのチュートリアルは欲しかった。キモカワ系の絵や効果音、おもちゃの攻撃などの表現がにぎやかです。
週刊ファミ通1413号より
クロスレビュー