栄冠ナイン攻略
栄冠ナインは甲子園優勝を目指す高校球児たちの監督となり、名門チームを作り上げるのが目標となるモードだ。チーム方針から選手への練習指示、スカウトまですべて監督に委ねられる。甲子園出場の常連校にチームを成長させ、多くのプロ野球選手を輩出しよう。
練習の基本:赤パネル厳禁! すごろくの要領で進行
栄冠ナインではカードに表示されている数字で日程が進むという、すごろくのような要領でゲームを進行する。パネルごとにイベントが発生し、選手の練習効率やテンションが上下する。赤パネルに止まると必ず不運なことが起きるので、青・黄色パネルなどを狙って止まるようにしよう。
選手育成にとくに重要なマス
- 青パネル:いい効果のイベントが発生
- 野球選手パネル:赤特殊能力を消す
- 黄色パネル:練習効率アップ
- 特訓パネル:特殊能力の取得機会
- OBパネル:さまざまな効果が発生
育成スケジュールの一例
- 5~7月:全選手の守備強化
- 8~11月:E~Dまで各能力を上げる
- 12~4月:選手の特性を見極めつつパワーだけを上げるなど一芸を極める
POINT:スペシャリスト一年生の育成
新入生に練習指示を出せる5月からは、一部の選手を走力・打撃などに特化するように育てると、代打代走で試合に出しやすくなる。
練習効率を重視せよ
グラウンドのレベルが高いと練習で獲得できる部員の成長ポイントが上昇する。レベルを上げるにはOBからもらえるアイテムを使用するか、試合に5回勝つごとに現れる業者から練習器材を購入すると上げられる。
また、評判が“強豪”以上になるとグラウンドが白土から黒土に変わりさらにレベルアップするので、公式試合で勝ち進むことも重要。甲子園に出場すると“中堅”まで一気に上がり、グラウンドレベルを上げる“甲子園の土”も手に入る。
一時的に練習効率が上がる手段はいくつかあり、アイドルパネルで選手全員の効率が上がることがある。その直後に数字が大きな練習カードを使用すると、選手能力が一気上がるぞ。ただし、進行先が赤パネルのときは無理せず避けること。
練習効果絶大! アイドルOG×大きな数字のカード×黄色パネル
卒業後、アイドルになったOGが練習に訪れることがある。そのときは優先してアイドルマスに止まろう。選手全員の練習効率がアップするイベントが発生することがあり、その直後に数字の大きな練習を行い、かつ黄色パネルに止まると、選手全員の能力が一挙に上がる。
- アイドルパネルを踏み、全員の練習効率上昇イベント
- 数字の大きい練習アイコンを選択
- 黄色パネルに止まり、さらに効率アップ
OBのオススメ職業
OBがミゾット社員になると、器材チケットがもらえるのでグラウンドレベルが低い序盤に効果的。進路相談でミゾット社員の選択肢が出た場合はおすすめだ。専用の練習メニューも追加され選手の育成も容易になるが器材が壊れるとグラウンドレベルも下がる点には注意。
OB職業と効果
- プロ選手:テンションアップ、練習効率ダウン、ほか
- 肉屋:打撃系やスタミナの経験値アップ
- 魚屋:球速や走力の経験値アップ
- パン屋:コントロールや捕球の経験値アップ
- 八百屋:肩力や守備力の経験値アップ
- ミゾット社員:機材チケット入手、機材の耐久度アップ
- ならずもの:スケジュールを変更
- サラリーマン:数人の学力をアップ
- ショップ店員:アイテムを入手
- 職人:能力アップ系アイテムを入手
- 本屋:特殊能力の本を入手
- スカウト:新入生の履歴書入手、スカウト評価アップ
- 占い師:選手の性格を変更
- アイドル:練習効率、テンションを上げる
- 看護師:選手全員の体力を回復
野球選手パネルに注意
特殊能力の赤を一段階上げて消してくれるプロ野球選手OBパネルだが、選手のテンションと練習効率が下がる悪いイベントも起きがちなので、チームに赤の特殊能力を持つ選手がいなければなるべく野球選手マスは避けよう。部員の能力に合わせて判断を。
獲得すべき新入生は
3年生が卒業した後に空くポジションの選手を最優先にスカウトを行おう。また、寸表に“彼は天才なのかもしれない”と書かれた選手は能力の上がりやすい天才肌である可能性が高いため、ポジションが被ってても獲得しよう。その後、守備位置はほかの選手をコンバートして対応を。
一芸に秀でた選手は即戦力
全般的に能力が発展途上にある新入生でも、たとえば高コントロールのピッチャーは変化球を上げればリリーフとして活躍でき、足の速い選手は代走で使うと得点圏にランナーを進めやすい。うまく使って信頼度を上げていこう。
固定スケジュールの確認を
練習日の中には、スケジュールが固定で組まれているものがある。事前に準備をしてじょうずに活用しよう。
7月と12月の合宿前準備
合宿前に器材交換(導入)しておくと合宿時にレベルが高い練習ができることが多くなるので、合宿時に壊れていないよう、直前に使うのが効率がいい。また、合宿では部員の体力を回復するパネルがないため、体力を回復できるカードは合宿前にすべて使い切り、練習効率が下がらないようにする。
固定の日付は確実に止まれ!
イベントマスとは別に、特殊なアイコン表示はされていないが、止まると必ずイベントが発生するマスが存在する。クリスマスイブやうるう日など、特定の日を踏むと、特殊能力を取得する機会を3日分与えられたり、練習の効率が上がったりと、部員の能力を上げるイベントが起きるぞ。この特別マスの存在を知っていれば、より能力の高い選手を育成できるため、確実に踏むことが大切だ。
- 8月20日:特訓パネルが3マス出現
- 12月24日:部員の体力が回復
- 4月1日:練習効率が少し上がる
- 2月29日:特訓パネルが3マス出現
転生OB選手を活用
年代と都道府県をプレイ前に変更しておくことで、その時代に高校生だったプロ、OB選手が在籍・入学してくることがある。もしイチローを入学させたいなら、1989年の愛知県を選べば一定確率で入学してくる(一発で入学することは珍しいので、いない場合は何度かやり直す)。
実在選手の能力は非常に高い。1年目から大会で上位を目指すなら年代と地域を設定するのもひとつの手だ。
1年生から主力となりえる転生OB選手例(年代/出身地)
- 稲尾和久:1953年/大分県
- 王貞治:1956年/東東京
- 落合博満:1969年/秋田県
- イチロー(鈴木一朗):1989年/愛知県
- 高橋由伸:1991年/神奈川県
- ダルビッシュ有:2002年/宮城県
- 大谷翔平:2010年/岩手県
試合の基本:プレイヤーは選手に指示を出すだけ!
試合中の操作は選手へ指示を出すのみで、戦術コマンドを選んで操作する。表示されている数字の大きいものほどいい結果になりやすいが、投球時、相手にいい当たりのファールを打たれた場合は、配球を変えるのがオススメ。
相手の特徴に合わせて戦術を変えることも必要で、守備時は相手選手が持つ能力を確認し、“ハイボールヒッター”なら低めを指示するなど、相手が有利にならないような作戦を。攻撃時は、戦術カードに表示される数字が大きいものを選ぶが、同じ数字の場合は、“流し打ち”を持つなら流し打ちを選ぶなど、選手の特殊能力に合わせた作戦を指示するようにしよう。
試合でのポイント
固有戦術のタイミングを見極めろ!
“固有戦術”とは1試合に1回しか使えない強力なカードで、自チームに所属する選手のステータスを上げたり、相手のテンションを下げたりする効果を持つ。1打席のみ効果が出るものはチャンス時に惜しまず使うべきだが、1イニング中ずっと効果を発揮する戦術は、ノーアウトの場面か、イニングまるごと指示できる最終回で発動したほうが試合を有利に進められる。なかでも性格が“内気”で高学年の選手に発動する“○○の魔物”は、相手選手全員がエラーしやすくなる強力な戦術。2アウト時に使うと、1アウトぶんしか猶予がないため、回の頭で使用可能なときは使ってしまうのがオススメ。
終盤 or ノーアウトで使用したいとくに強力な固有戦術
- ◯◯の魔物:相手全員がエラーしやすくなる
- お祭り男:味方全員が連打しやすくなる
応援が重要
“大応援”の効果はつぎに指示する選手の戦術カードに表示される数字が大きくなるもの。1年目は選手の信頼度が低いため、これを怠ると数字が低くなりやすく、凡打や痛打が多くなる。どのタイミングでも大応援が出たら必ずボタン連打を行おう。画面には〇(A)ボタンしか表示されないが、じつはL1(L)、R1(R)も使える。
選手の信頼度を上げるには
作戦の“おまかせ”を選ぶと選手の信頼度が上がりやすいので、練習試合ではおまかせで信頼度を上げるのがオススメだ。信頼度を上げると、戦術コマンドの数字が大きくなる。
公式試合でも格下相手で勝ちが濃厚な場合はおまかせを選択し、信頼度を上げるといい。また、どの大会でも控え選手を守備固めや代打で起用することで、信頼度が上がり、つぎの大会で試合が有利に進められる
内気の性格を持つ選手の打順
強力な固有戦術の魔物を持つ選手の打順はミート力の高い上位打線につながる9番か、クリーンアップ前の2番に置くと効果が発揮される。6番以降に置いてしまうと、ミートの低い選手に回ってしまい、三振やバント失敗の可能性があるため避けるのがベター。自在に使える代打として控えにするのもアリ。
世代交代をスムーズに
より早く強豪校を目指すのであれば、プレイ1年目の夏大会から下級生を出場させておこう。試合に負ける可能性は高くなるが、3年引退後の主力になりえる選手を見極め、多く試合に出場させれば秋以降の大会が勝ちやすくなり、チームの評判が上がる。1年目から中堅校になれれば、入部できる選手の数が増え、その後の試合を有利に進めやすくなる。
総合力Cで甲子園は出場できる
秋の全国大会出場は地方大会すべてでの勝利が必須だが、夏の大会と比べて試合数が少なく、相手戦力も高くはない。来年夏の大会に向け、能力を上げるためにも出場を目指そう。秋の全国大会に出場できれば春の甲子園に出場でき、グラウンドレベルが10上がり強豪校にかなり近づく。
もし地方大会2回戦で負けたとしても、1回戦にさえ勝てれば春の甲子園に行ける可能性は残るため、地方大会は主力で試合に臨むといいだろう。上に書いた通り、試合終盤などには下級生に経験を積ませ信頼度を上げたいが、逆転されるともとも子もないので、上級生の伝令を使って能力の底上げを。