クロスレビュー

平均

-
グラフィックは烏山明、シナリオは堀井雄二、そしてプロデュースを坂口博信が手がけているRPG。古代や未来などを行き来するというストーリーなのだ。
発売日
1995年03月11日
価格
11400円 [税抜]
対応機種
SFC 他の機種を見る
ジャンル
RPG
メーカー
スクウェア
詳細を見る

クロノ・トリガー(SFC)のレビュー・評価・感想情報

千葉子
SFC 2017-07-26 01:55:28投稿
10

良かった点
1、ストーリー
今でも愛される名作RPG。
何度プレイしても心に沁みるものがあります。本当に名作。
舞台はFFやドラクエのように「世界」を回るのではなく、同じ世界のそれぞれの「時代」を旅する。時の旅人。
それぞれの時代でそれぞれのドラマがあり、戦いがあり、歴史があり・・・どのイベントも印象深い。
ざっくり言えば「自分達の世界が未来で破滅していると知った主人公達が、それを回避する為に時を巡って元凶を倒す」というものだが、細かいところまで非常によく出来たストーリーだと思う。

2、音楽は光田康典氏
言うまでもなく有名なクロノの人。
「曲だけは聞いた事あるわ」って方は是非このゲームをプレイして欲しい。
自分の中での曲の良さが2倍にも3倍にも跳ね上がる事間違いナシ。

3、戦闘
ベースはFFの戦闘に+αされた感じの戦闘。
多分FF以上にせわしないが、そこはゲーム慣れしてない人でも安心な設定があるので大丈夫。
個人的には合体技システムが非常に好きでした。
特殊アイテムが無いと使えないものもあるが、各キャラで様々な組み合わせの技があり、使うのが楽しい。

4、やりこみ要素
これでもかというくらいやりこみ要素が豊富。
やらなくてもいいようなサブイベントも非常に印象深いストーリーが多く、見逃すのが勿体無いほど。
クリア後は「強くてニューゲーム」が追加され、クリアデータを引き継いで最初からのプレイが可能。
また、ラスボスがどのタイミングでも倒せるというのが斬新だった。
いつ倒したかのタイミングによってエンディングか変化する。

悪かった点
1、「初めてのRPG」にするにはちょっと難しいかも
「RPGやったことない」って人が初めてプレイするゲームとしては少し敷居が高い気がする。最低限FFかドラクエはやった上でプレイするのが良いかと。
少しでもRPG慣れしていないと、次行くべき場所がわからなくて困りそうな印象。

2、ラスボス戦
あんなん初見ではなかなかわからへんで・・・・・・。

3、慣れるとだれてくるかも
戦闘がだんだんだれてくる。強敵はいいとして、レベル差のある雑魚はめんどくさい。

総評
どの時代に生まれた人間であろうと、自らを「ゲーマー」だというのであればこのゲームは知識としてやっておくべきだろう。それほどの名作。
続編(?)の「クロノクロス」は賛否がわかれるのでなんともいえないが、こちらは誰がプレイしても面白いと思う。
キャラデザも鳥山明によるものなのだが、これぞ「アキラ100%だな」と言わざるを得ないほど鳥山明感マックス。
正直ドラクエ以上に鳥山明のデザインとマッチングしている。攻略本のイラストいちいちかっこよすぎんねん・・・。
音楽もストーリーも文句なし、戦闘はもうちょっと爽快感あると良かったかなと思うけど、日本が誇れるゲームの1つと言って問題ない名作だと思います。

それにしてもクロノのクリティカルってほんとかっこいいよね。

ksk
SFC 2007-01-13 12:27:10投稿
9

 ボリューム感のあるRPG。
複数の時代を行き来するシステムが非常によく練りこまれている。
 主人公は特にバックストーリーのない少年だが、
ある出会いにより時間を移動し過去の世界へ行くことに…
という導入から物語が始まる。
 複数の時間軸のストーリーの交錯を練りこんだ作品は
この作品は時間軸に対してプレーヤーの取れる選択肢が幅広い。
その遊びの広さがまさにこの作品を特徴付けていると言えるのでは。
 戦闘システムはファイナルファンタジーシリーズのATBに、
若干の改良を加えている。特に難しくはないだろう。
キャラクターも一人一人個性があり、しっかりと立っている。
音楽もストーリーを支えており、評価が高い。
 しかしやはり特筆すべきは時間移動というシステムであり、
これとマルチエンディングのシステムが非常によく噛みあっている。
複数のエンディングを見る作業がなるべく苦痛にならないような
工夫もされており、非常に洗練された作品。
 これこそゲームの楽しさ、と思える一作である。
未プレイの方には是非1度遊んでいただきたい。

慶太
SFC 2007-01-13 01:50:28投稿
9

 僕はどちらかというとRPGが好きな方ではありません。というのも単純にプレイ時間が長く、たいがい途中でだらけてしまうからなのですが、このゲームは珍しく最後までクリアした記憶がありますm(^^)m。
 僕が最後までプレイできた要因はいくつかあると思います。まずRPGで一番大事なシナリオが良いことですねぇ、先の展開が気にならないと楽しくないですから。それと戦闘のテンポがよくサクサク進みます。難易度もそれほど難しくなく、だらだらレベル上げをする必要もありません。グラフィックもSFCではトップレベルの出来だと思いますし・・。当時話題にもなった鳥山明先生のキャラもいい味出してますよ。
 ただ僕はそれほどはわからないのですが^^、とっつきやすい分RPGとしての奥深さはあんまし無いのではと思いますねぇ、なので歯ごたえのあるゲームを求めてる人には向かないのかもしれません。
 というわけでちょっと懐かしいゲームを振り返ってみましたがPS版も出てるので久々にやってみてはいかがですか〜?余計ですが個人的にSFC時代のスクウエァのドット絵がかなり好きでした。職人芸ですよねあれは・・。次世代機で高解像度のすざましいドット絵を見たい気がします。リアルな3D映像よりもインパクトあると思いません?

クロスレビュー

平均

-
グラフィックは烏山明、シナリオは堀井雄二、そしてプロデュースを坂口博信が手がけているRPG。古代や未来などを行き来するというストーリーなのだ。
発売日
1995年03月11日
価格
11400円 [税抜]
対応機種
SFC 他の機種を見る
ジャンル
RPG
メーカー
スクウェア
詳細を見る

クロノ・トリガーに関連

すべて見る
  1. 1
    『ゼノブレイド DE』が発売された日。Wiiを代表するRPGが“決定版”としてSwitchで復活。より磨きのかかった絶景フィールドやキャラモデリングに感嘆の声【今日は何の日?】
  2. 2
    【モンハン新作】『モンスターハンターワイルズ』が2025年に発売決定。PS5、Xbox Series X|S、PCで展開【The Game Awards 2023】
  3. 3
    eスポーツのリアルな現場をチーム運営経験者が語る。DeToNator代表の書籍発売を記念したビジネスセミナー&トークイベント開催
  4. 4
    『VRChat』の始め方。メタバースの歩き方。必要なものや初心者ワールドの活用法、アバターのアップロードまで徹底解説
  5. 5
    『Rise of the Ronin』レビュー。"死にゲー"ではない戦闘やイヌ&ネコ撫で、ペリー提督とロマンスも!? 幕末オープンワールドで超絶エンタメ時代劇をくり広げろ