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『ブレイブルー セントラルフィクション』りゅうせい&ゆった選手インタビュー! 前回覇者はどのように本戦へ挑むのか?

闘神祭2016全国決勝大会『ブレイブルー セントラルフィクション』部門に出場する、りゅうせい選手&ゆった選手へインタビュー。
取材:豊泉三兄弟(次男) 文・取材:H.H

公開日時:2016-10-13 14:45:00

 いよいよ今週末の2016年10月15日、16日に迫った闘神祭2016の決勝大会。その『ブレイブルー セントラルフィクション』(以下、『BBCF』)部門には、前回の闘神祭2015『ブレイブルー クロノファンタズマ』(以下、『BBCP』)部門で優勝したりゅうせい選手&ゆった選手のチームが出場する。前回優勝者として決勝大会に臨むふたりに、チームを組んだきっかけや本戦に向けた意気込みをうかがった。

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ゆった選手(左)、りゅうせい選手(右)

――まずは、おふたりがチームを組んだきっかけを教えてください。

ゆった選手 お互いに声をかけあってという感じですね。

りゅうせい選手 僕はゆったのゲームへのストイックさをずっと見ていて、その姿勢が好きだったんですよ。お互いに全国規模の大会で優勝したことがなく、同じ目標で『ブレイブルー』をやり込んでいるプレイヤーだったから声をかけました。前回大会のときはお互いの使用キャラクターが強いし、「『BBCP』シリーズは僕と心中してください」みたいな心持ちでチームを組んでいました。

――チームメンバーはどのように選ぶのが大事だと思いますか?

りゅうせい選手 目標が同じであることと、やる気んお温度差がないことが大事だと思います。2on2であれば、片方がやり込んでいるのに、もうひとりはやり込んでいないのはダメですね。使用キャラクターの強弱については、キャラクターの性能よりも、プレイヤー本人が性能に妥協しないで使っているかどうかを気にします。強くないキャラクターを使っていて性能に不満を持ちすぎているようでは、高い目標へのモチベーションを保つことが難しんです。

――ゆった選手は前作で使っていたラグナからキャラクターを変更していますね。

ゆった選手 本作のラグナは、カルル、アラクネ、レイチェル、イザナミ、ナインといった上位キャラクターとの相性がよくないのがキャラクター変更の理由です。『BBCF』では最初にイザヨイを使い、つぎにセリカを使ったのですが、カルルがどうしようもなくて……ジンを選択しました。

――闘神祭2016に、前回優勝者として参加するのはどうお考えですか?

ゆった選手 前回優勝者枠で決勝大会に出場できることがわかってからは、予選期間をじっくり使って腕を仕上げることが目標になりました。キャラクター選びから検討して、各キャラクターの対策もイチからやり直しになり、大変な思いをしてきました(笑)。

りゅうせい選手 予選大会に出場できないのは寂しいですね。予選のある全国大会では、予選での勝負も含めておもしろいんですよ。予選期間にはほかのプレイヤーたちといっしょに大会でバチバチしたかったという思いがあります。

――予選免除はモチベーションに影響しましたか?

りゅうせい選手 闘神祭を制覇するモチベーションは、前回大会から変わらない熱量を維持しています。ですが、一時期、2ヶ月間ぐらい『ギルティギア』をやってしまいました(笑)。

――そうなんですね(笑)。そういった場合、チームメイトからの注意はないんですか?

ゆった選手 当時は自分がキャラクターを変えたばかりで、満足に勝てるところまで腕を磨けていなかったので、あまり言わなかったです(笑)。

りゅうせい選手 別に言われてもよかったんですけどね(笑)。全国大会で優勝するのが目標のチームなので、僕は思ったことは結構いいますよ。

――たとえばどんなことを?

りゅうせい選手 いろいろありますが、記事にできないようなキツめのことも言いますね。内容を知られたら、「ゆったはそんなことまで言われてるのに、よくチームを組んだね」と思われるぐらいのことは言っていたので、ゆったは僕を見捨てないでくれてよかったです(笑)。やっぱり、本音が言えて温度差がないチームメイトはいいですね。

ゆった選手 ゲームに関することなら、りゅうせいほど言ってくれる人はいません。自分に言っていることを他の人に言うわけではないですし、目標がいっしょということがわかっているので信頼があります。

――ゆった選手から見てりゅうせい選手はどんなプレイヤーですか?

ゆった選手 ものすごく堅実ですが、押すときは押せるメリハリのあるプレイヤーで、めったに甘えたボタンを使わないところがすごいと思っています。ただ、攻められた時にバリアガードして動かなくなることがあり、ビビった瞬間がわかりやすい一面もあります。ゲームと関係ない部分では、いっしょに飯食ったり、家にいったり、気さくな友人という感じですね。

――りゅうせい選手から見たゆった選手はいかがでしょうか?

りゅうせい選手 画面の中では“潔癖症”。基本的には自分のリスクを抑えて相手の自滅を待つスタイルですが、ラグナやジンはそれだけだと勝てないから勇気を出してボタンを押しているイメージがあります。対戦には本当にストイックで、勝てない相手がいたらずっと挑み続ける努力家ですね。ゲーム外では、俺にキツイことを言われたり、深夜1時にいきなり電話して愚痴を言ったりしてもチームを組んでくれるいい奴です(笑)。 

――闘神祭2016で注目しているチームを教えてください。

りゅうせい選手 個人的にがんばって欲しいのは、まだ予選を取れていませんが、ぎけトマト(アラクネ)&コレル(イザヨイ)のチームです。立川でずっとやってるのを見てるふたりなので活躍してほしいですね。関東以外だとフェンリっちに注目してます。以前、関西に行ったときに彼と対戦して負け越しています。こちらの悪いところを咎めて勝つ感じで、納得のいく負けかたを味わわされました。トレーニングモードじゃないとできないだろう、というようなことを実戦でやってくる部分は見ていてもわかりやすいと思いますよ。

ゆった選手 強さ的にはテツヲ(レイチェル)&いさ(カルル)チームです。まず、テツヲ選手が強すぎますね。テツヲさんは過去にジンを使っていたのですが、そのジンがカッコよすぎて自分もジンにキャラクターを変えたぐらいです。前回大会の決勝戦はテツヲ選手が相手で、そこで勝てたのがすごくうしかったことをいまでも覚えています。

――決勝大会に向けて何か特別な練習はやりましたか?

りゅうせい選手 気になる人の対戦動画を見て、内容をテキスト化するということをやってみました。開幕でどの技を出した、固めで何をやった、などを動画を止めつつ個別に書き出すと、その人の行動が詳細にわかるのでオススメの研究方法ですね。テキスト化する動画にはテツヲさんやフェンリっちの対戦動画を多く選んでみたら、テツヲさんのプレイからはひとつひとつの行動の意図がよく伝わってきてとても参考になりました。でも、フェンリっちのプレイはテキスト化しても意図がイマイチつかめず、彼のオカルト的な強さの信者になりそうでした(笑)。

――決勝大会を優勝できる自信はありますか?

りゅうせい選手 今回は「予選を勝ち上がったんだ」という感覚がなく、大会自体が苦手なため自信はあまり持てません。前回『BBCP』部門を優勝したとはいえ、今回は『BBCF』という新作なのでそれとこれとはべつの話だと思っています。

ゆった選手 予選に出場していないため、自分が重要な大会でどれぐらい勝てるかをつかめていない部分が不安ですね。それに、いままで全国決勝大会にはラグナでしか出たことがなく、キャラクターを変えて出場することがどのような影響を及ぼすのか自分でもわかりません。とにかく決勝大会の舞台で、ジンを使って思うようなプレイができるかどうか次第だと思います。

――最後に決勝大会へ向けた意気込みをお聞かせください。

りゅうせい選手 ごろ選手が応援してくれてると思うので、いいところを見せたいと思います。

ゆった選手 『ブレイブルー』はかきゅんさんにずっと教えてもらってきて、前回大会では成長した姿を見せることができました。今回も強いところをお見せしたいと思います。

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予選期間
2016年7月9日~10月2日

全国決勝大会
2016年10月15日、16日