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『ギルティギアイグザード レベレーター』ファミ通チャンネルの生放送に東京エリア代表のコンソメ選手が登場!【闘神祭2016】

2016年9月2日、ニコニコ生放送のファミ通チャンネル生放送に、闘神祭2016『ギルティギアイグザード レベレーター』部門の東京エリア代表のコンソメ選手がゲストで出演した。
文・撮影:H.H

公開日時:2016-10-12 15:50:00

 2016年9月に実施されたニコニコ生放送のファミ通チャンネル配信に、闘神祭2016『ギルティギアイグザード レベレーター』(以下、『GGXrdR』)部門の東京エリア代表・コンソメ選手がゲストで出演した。
コンソメ選手を知らない人のために説明すると、彼は『ギルティギア』シリーズにてポチョムキン使いとして古くから活躍するプレイヤー。『GGXrdR』では決して高性能とは言えないポチョムキンを使いながら、自身のやり込みと読みの鋭さを武器に、強豪ひしめく東京エリアの予選を見事に突破した。そんな強豪プレイヤーのコンソメ選手が、ポチョムキンの魅力を惜しみなく紹介してくれた放送内容を振り返ってみよう。

01コンソメ

コンソメ選手(写真中央)

 コンソメ選手の格闘ゲームにおけるキャラクター選択は、幼少期に憧れていたプロレスの影響が大きく、初めてプレイした格闘ゲーム『ストリートファイターII』でもプロレスラーのザンギエフを使っていたそうだ。『ギルティギア』シリーズでも豪快な投げ技を持つポチョムキンが気になっていたが、必殺技のポチョムキンバスターのコマンドが難しく感じたため、ほかのキャラクターを使って遊んでいたとのこと。しかし、一度ポチョムキンを触ってみたところ、思いのほかコマンド入力に苦労しなかったため、そのままポチョムキンを使いづけたようだ。

 そして本格的に格ゲーをやり込み始めたのは、『ギルティギア イグゼクス シャープリロード』のころ。サブキャラクターを多く扱える器用さを持ちながら、『GGXrdR』でもポチョムキンをメインに長年の経験を活かしつつプレイしている。 

 番組中ではプレイステーション4版の『GGXrdR』を用いて、コンソメ選手にポチョムキンの特徴や戦いかたを紹介してもらった。

02ポチョ 03ポチョバス

ポチョムキンは圧倒的破壊力のコマンド投げを持つ。コンソメ選手はこの魅力に憑りつかれて使い続けているそうだ。

●機動力は必殺技とゲージ消費でカバー

 パワータイプのポチョムキンは地上ダッシュや空中ダッシュがなく、機動力が控えめ。しかし、移動性能のある必殺技やロマンキャンセルを駆使することで機動力を補えるとのこと。地上ではハンマーフォール、空中ではICPMといった移動必殺技を使用し、動作中にロマンキャンセルを用いることで接近手段として活用しているようだ。

04機動力1
06機動力3
05機動力2

●ガード不能の地震攻撃・スライドヘッド

 遠距離戦ではただ接近を試みるだけではなく、地震を発生させるスライドヘッドを活用。離れた位置からガード不能の地震を当ててダウンを狙う。相手を転ばせたらダウン中に接近し、相手が起き上がるタイミングで再度地震部分を重ねればもう一度ダウンさせられる。この戦法は成功すれば有効な接近方法として機能するが、地震の持続が短いため相手が起き上がるタイミングでしっかり重ねるには、やり込みが必要となる。

07スライドヘッド

バックステップやブリッツシールドなどの防御手段があるものの、ガード不能の地震で転ばし続けることができる。

08スラへロマキャン

スライドヘッドは打撃部分から少し遅れてガード不能の地震が発生する。密着状態でダウンから起き上がる相手に地震を重ねるのは難しいが、エルフェルトにはICPMから最速でスライドヘッドを出すことで地震のみヒットさせやすい。そこからロマキャンコンボに持ち込めば大ダメージが期待できる。

●起き攻めトリシューラとダスト

 画面端での起き攻めでは、炎を纏う必殺技のトリシューラを黄色ロマンキャンセルしてからダストアタックを狙うと強力。この連携は、炎のエフェクトでポチョムキンの動作を目視しづらくなるため、非常にガードしにくいはずだ。さらに、ダストアタックがヒットすると、画面端を利用したコンボを叩き込んで気絶が狙える。本作は、気絶するとダメージ補正がない状態で無防備となるため、気絶状態にもう一度最大コンボを入れてトドメを刺すのが勝ちパターンとなる。

09トリシューラ
10ダスト

トリシューラ黄色ロマキャンからダストアタックの流れ。ポチョムキンはチャンスをつかむまでに苦労するため、一度攻めに持ち込んだらワンチャンスで殺しきりたい。

●立ち回りでの飛び道具対策

 ポチョムキンの立ち回りは、相手の飛び道具に困らされることが多い。そんな飛び道具に対しては必殺技のF・D・Bで対抗するといいそうだ。デコピンで飛び道具を跳ね返し、逆に接近手段として活用する。そのほっかにも単発飛び道具はハンマーフォールで耐えて前進したり、中間距離であれば飛び道具の出掛かりをリーチの長い立ちHSで潰すなどの行動で対応する。

11飛び道具対策

立ちHSカウンターからはハンマーフォールにつなげばコンボが狙える。


 以上ポチョムキンのキャラについての話題のほかにも、コンソメ選手自信のゲーム攻略についてとても興味深い話が語られた。こちらも話題別に紹介していこう。

●家庭用で設定する入力遅延1フレームとは?

 コンソメ選手はプレイステーション4版の『GGXrdR』をプレイする際、ゲームの入力遅延設定で1フレームを設定する。その理由をコンソメ選手は「家庭用のプレイ環境をゲームセンターと同じ環境にしたいから」と説明。家庭用はアーケード版に比べ、コマンド入力がゲームに反映されるまでがやや早いのだという。そのためゲーム設定の入力遅延で誤差を修正し、ゲーセンと同じ環境を再現することでアーケード版と家庭用でプレイに差が出ないようにしているのだ。ゲーセンでプレイすることの多い人は、ぜひこの方法を活用してみてほしい。

12入力遅延

海外大会に参戦した時には、外国人プレイヤーに「なんで入力遅延設定するの?」と突っ込まれたことがあったという。

●レイヴン対策

 視聴者からのコメントでレイヴンの滑空対策が寄せられた際、コンソメ選手は快く質問に答えていた。ポチョムキンの対空技であるレバー前+Pは、レイヴンの滑空からのジャンプKに負けてしまうため地対空では勝ち目が薄い。そこで、ジャンプDで滑空の上に乗っかるようにして潰すのが有効だそうだ。

 もうひとつのポイントとして、レイヴンにダウンを奪われて起き上がりに飛び道具を重ねられた際の対処法も紹介していた。この場合は、リバーサルでブリッツシールドチャージアタックを用いても、弾が多段なため長くタメる必要がある。最近はそのタメ中にレイヴンに様子を見られ、逆に手痛い反撃を受けるようになってきており、ブリッツシールドはあまり有効ではなくなってきたと話す。現状では、飛び道具を重ねられたらガードでなんとか凌ぐほかないとのこと。
ただし、ポチョムキン以外のキャラクターで、コマンド入力直後から空中判定になる必殺技を出せば、空中で食らい逃げを狙うことが可能。レイヴンは空中喰らい逃げに弱いため、有効な対策になるそうだ。

13レイヴン対策

滑空には空対空ジャンプDで対抗

●他のポチョとはここが違うぞ!

 コンソメ選手のポチョムキンは、“ゲージを活用しながら近づいて、読み合いで殺す”スタイルで闘う。立ち回りで我慢し続けるのは辛く、触れないと楽しくないため、ゲージを使い切ってでも近づいて読み合いに持ち込むことを信条にしていると話していた。放送中に実施したオンライン対戦では、実際にそのバトルスタイルで闘う姿を披露。本稿冒頭で触れた接近手段を数多く用いて積極的に読み合いを仕掛け、ポチョムキンの土俵で勝負するシーンが多く見られた。

14ヘブンリー

起き攻めでは空中ガード不能攻撃のヘブンリーポチョムキンバスターをぶっ放すことも。読み合いを重視した戦法だ。

15対空

コンソメ選手は他のポチョムキン使いに比べて対空攻撃の精度には自信があるとのこと。オンライン対戦では実際にレバー前+Pで迎撃する姿がかなり目立っていた。

 以上、放送でたっぷり魅力の語られたコンソメ選手のポチョムキンは、10月5日に予定されている闘神祭2016決勝大会に出場する。
 コンソメ選手によると、闘神祭の予選大会では組み合わせ上、不利と言われるキャラクターが勝つ番狂わせが多く発生しており、プレイヤーのやりこみの成果が試合結果に出ているパターンが多いと話していた。『GGXrdR』は得意の攻めパターンに持ち込んでしまえば、相手キャラクターやプレイヤーに関係なく一方的に攻め殺せるシーンが多いゲーム。決勝大会でも番狂わせや、無名選手の活躍も大いに期待できそうだ。世間的にはいまだに弱キャラと評されるポチョムキンだが、ぜひ決勝大会のコンソメ選手の活躍に注目してほしい。

※闘神祭2016決勝大会の詳細はこちら

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予選期間
2016年7月9日~10月2日

全国決勝大会
2016年10月15日、16日