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プレイ日記(第3回)「装備やアイテムを自作したい!」

遙かなるタムリエルをゆくプレイ日記の第3回。武器や防具、ポーションなどを生産する“クラフト”にハマる!

公開日時:2016-07-15 12:00:00

第1回「コールドハーバーからの脱出!」はコチラ
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番外編「『ESO』のここが知りたい!【Q&A集】」はコチラ

自給自足を目指してクラフトに挑戦!

 ついに念願の馬をゲットしたぞー! と、そんな感じで少しテンションが上がり気味でプレイしている筆者が今週もお届けしていきます。

 馬を始めとする騎乗動物を手に入れるには、特典やクラウンストアで調達しない場合、かなりのお金が必要となる。いちばん安い馬でも、その額なんと1万ゴールド! ゲーム序盤ではなかなかお金を貯めることは難しいが、クエストの数をこなしたりしてなんとかゲット。ようやく本格的な旅に備えられるようになったのだ!

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▲クラウンストアに並んでいる騎乗動物は、馬以外にクマやラクダなどバリエーション豊かだ。

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▲騎乗動物はスタミナがなくてもスピードを落とさずダッシュ可能なのが魅力。ただし、その状態で攻撃されると落馬するので注意しよう。

 さて、そんな感じで『ESO』の世界にもかなり慣れてきた筆者が次に手をつけたのは、さまざまなアイテムを生みだすクラフト(生産)だ。武器や防具などを自分で作成できれば、「この武器が出ない」、「この薬品がない……」などと悩むことはない!

■まずは武器、防具が作れる分野から着手

 本作のクラフトは全部で6種類の分野にわかれているが、武器や防具を作れるのは「鍛冶」、「縫製」、「木工」の3種類。縫製という言葉には若干なじみがないかもしれないが、要は布や皮を扱う仕立て屋のようなものである。生産といったら武器・防具の作成からだろうという考えから、この3種類に手をつけてみることにした。

 やってみてわかったのだが、これらのクラフトに関しては、扱うものが違うだけで操作は共通になっている。さらに、最初からレベル15までの装備が作れるため、低レベルのうちから始めておけば、町に戻ってきたときにちょこちょこレベル上げするだけでも十分なのが好感触だ。

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▲クラフトを実行できるのは特定の場所だけであり、マップ内のアイコンで確認することができる。

 また、装備品を解体することで経験値を稼げるのもポイントだ。本作では敵からのドロップや、クエスト報酬などで装備品を得られる機会が多いため、不要なものを解体していくだけで結構な経験値になる。素材を大量に用意して作成……といったMMORPGでよくあることをやらなくてもレベルが上がるのはありがたい。解体時には作成に使う素材が入手できることが多いので、こまめにやっておくと素材不足になりにくいところもいい。

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▲一部の装備品には、解体時に得られるアイテムが増える特性がついていることも。

 作成に使う素材の入手手段は、解体のほかにもある。フィールド上にときどき採集ポイントが出現し、ここから特定の素材を入手可能で、これを加工することでも確保できる。加工時にも経験値が入るので、移動中にこまめに見つけて入手しておくと、レベルが上がりやすくなるぞ。

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▲フィールド上のポイントは小さめで、何もない状態だと見落としやすい。各分野のスキルラインで、ポイントに近づくと光るパッシブアビリティを取っておくのがオススメだ。

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▲加工するには対象アイテムが1回につき10個必要。それ以下の数では加工できないので、しっかり集めておこう。

 素材が溜まってきたらいよいよ作成に挑戦だ……といっても非常にシンプルで、必要な素材は2~3種類のみ。メインとなる素材の種類と数によって作成できる装備品のレベルが変化し、サブで選んだ素材により見た目と特性が変わる。ただし、特性に関しては事前に「研究」を行って、付与可能な状態にしておく必要がある。特性についてはとくに付与しなくてもいいので、最初はそれほど気にしなくてオーケーだ。

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▲外見の設定に使う素材は、生産ができる場所の付近にいるショップで販売している。

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▲研究は最低でも6時間と、長時間を要する。付与したい特性があったら、早めに研究しておくといい。

 完成した武器や防具は、特定のアイテムと組み合わせることで品質を向上させることもできる。このアイテムはなかなか入手しにくいものなので、「とくに強化したい!」と思った装備品にだけ行うのがオススメだ。

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▲アイテムの数によって、品質向上の成功率が変わってくる。失敗すると装備品は破壊されるため、できるだけ100%まで上げておこう。

 ちなみに、防具と盾に関しては「染色」して色を変えることもできる。オシャレにこだわる人なら、ぜひ町にある染色台で、すてきなコーディネイトを目指してもらいたい。

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▲染色に使える色は、各種実績を解除することで増えていくぞ。

 鍛冶、縫製、木工に関してはこんな感じになっている。まとめると、

1)フィールドで素材を探しながら町に戻ったときに解体
2)ほしいものがあったら作成

 というのが、生産の基本的なサイクルとなる。複雑な手順をふむ必要もなく、レシピを覚える必要もないため、クラフトに興味を持った方はぜひ手を出してもらいたい。

■各種消費アイテムも作成可能!

 クラフト6種類のうち、前述以外の残り3種類は消費アイテムを作れる分野となっている。「付呪」は武器や防具を強化するためのアイテム、「錬金術」は薬品、「調理」は食べ物(料理)というようになっている。

 このなかで付呪は鍛冶や縫製と似ており、解体と同じ要領で“○○のグリフ”を抽出することでも経験値を獲得可能。錬金術と調理はアイテムを作ることでしか経験値を得られないが、素材は手に入りやすくレベル上げはそれほど難しくない。

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▲付呪や錬金術の素材はフィールド上のポイントから、調理の素材はダンジョンなどにあるタルや箱から入手できることが多い。

 また、付呪と錬金術にはちょっとしたパズル要素があり、最初は素材の特性が書かれてない。これらを使ってアイテムを作ることで、特性が判明していく仕組みだ。そのため、まずはアイテムを作って特性を知ることから始める必要がある。多少手間がかかるが、そのぶん狙った特性のアイテムが作成できたときの達成感はひとしおだ。

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▲錬金術の素材の場合は、使うことでも特性を知ることができる。

 調理についてはパズル要素はないが、レシピを入手しないと作れないのが難点。一部のレシピはショップで販売されているが、それ以外については敵が落としたり、箱のなかに入っていたりすることを期待するしかない。ただし、作成した料理の効果は絶大で、ものによっては体力が一気に3割程度増えたりする。手ごわいダンジョンを攻略するときなどに有効な手段なので、少しずつでもレベルを上げておくと、いざというときに役に立つぞ。

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▲調理の素材はほとんどのものが0ゴールドでしか売れない。素材を使うレシピがあるなら、どんどん作成したほうがお得だ。

■デイリークエストはお金稼ぎの手段にもなる!

 クラフトを語るうえで忘れてはいけないのが、デイリークエストの存在だ。これは特定の町の掲示板に張り出されるクエストで、クリアーしても次の日になれば再受注できる。

 さらに、クエスト報酬としてもらえるゴールドか多めで、かついろいろなアイテムも手に入る。かばんや銀行の拡張、騎乗動物の入手などお金の使いどころはさまざまあるので、毎日こつこつクリアーしていくのがオススメだ。

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▲報酬でもらえるアイテムのなかには、地図が入っていることも! 表示された場所にあるポイントからは、大量の素材を入手することができるぞ。

 ちなみに、受注したものの達成が難しいと思ったデイリークエストは、放棄すれば翌日また新たなクエストを受けられるぞ。

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▲メニューの「日記」→「クエスト」から対象のクエストを選択→「放棄する」でクエストの放棄が可能だ。

■クラフトの世界に飛び込んでみよう!

 本作のクラフトは多少手間がかかる部分はあるものの、全体的にシンプルでわかりやすいシステムになっている。素材の入手も一部をのぞけばそれほど難しくないので、気軽に手を出してみるといい。毎日できる範囲でデイリークエストをこなしていくだけでも、得られるものは多いと言える。

 このあたりで今回のプレイ日記は終了だ。次週はいよいよ最終回(!?)。これまでとはまた違ったコンテンツにスポットを当てていく予定なのでお楽しみに!

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