XD Entertainmentより2023年内にリリース予定のスマホ、PC向けタクティクスRPG『鈴蘭の剣:この平和な世界のために』。本作は、戦乱に陥った古国イリアにある町“鈴蘭”で活躍する傭兵団“鈴蘭の剣”の物語を描いた作品だ。

 ファミ通.comでは、一足早く先行プレイさせていただき、そのレビューを掲載しているが、今回、9月25日より開始されたクローズドβテスト(CBT)も遊ぶ機会を得た。そこで本稿では、CBTをプレイして改めて感じた本作の魅力を紹介する。基本的なゲーム概要については、先行プレイレビューで解説しているので、合わせて読み進めていただけると幸いだ。

 なお、記事の後半には、『鈴蘭の剣:この平和な世界のために』のディレクター、郭磊(グォレイ)氏へのインタビューも掲載。本作へのこだわりなどをお聞きしているので、こちらもチェックされたし。

『鈴蘭の剣:この平和な世界のために』公式サイト

※この記事は『鈴蘭の剣:この平和な世界のために』の提供でお送りしています。

日本語のボイスとテキストは違和感がなく、アニメ映像の挿入も相まって臨場感のある物語が楽しめる

 前回のレビューからの改善点としてまず挙げられるのは、メインストーリーでの日本語ボイスの追加と会話テキストのブラッシュアップ化。本作は海外のゲームスタジオが開発しているため、前回は多少ぎこちなさを感じるテキストとなっていたが、CBT版では日本語としてスラスラ読めるぐらいに改善。

『鈴蘭の剣』CBTレビュー&ディレクターインタビュー。戦略性の高いバトルや重厚な物語など王道タクティクスRPGを好む人の期待に応えた力作。丁寧なローカライズや高クオリティなアニメ映像も秀逸

 日本語ボイスによるキャラクターの掛け合いも違和感がなく、存分に物語に没入できる内容となっていた。そのほか、物語の重要な局面ではアニメ映像も挿入。高クオリティで見応えのある映像だったが、映像内でキャラクターが話している言葉と字幕の内容が合っていないところが見受けられたので、ここは今後改善されていくところだろう。

 とはいえ、ピクセルアートによるグラフィックとアニメ映像によって進んでいくストーリーはある種のメリハリもあり、プレイヤーを夢中にさせるだろうと感じた。

『鈴蘭の剣』CBTレビュー&ディレクターインタビュー。戦略性の高いバトルや重厚な物語など王道タクティクスRPGを好む人の期待に応えた力作。丁寧なローカライズや高クオリティなアニメ映像も秀逸

 そうした中で展開される本作の物語は、小国“イリヤ”の町“鈴蘭”を拠点に、傭兵団の団長となって3つの国家勢力と戦っていくストーリーが描かれる。

 戦乱に巻き込まれて辛く苦しい日常が続くが、それでもいつか訪れる平和を信じて、人々は懸命に生き抜いていく。そんな前向きな物語が、声優陣による躍動感溢れるお芝居と繊細に表現されたテキストによって、プレイヤーに活力を与えるものに仕上がっている。背景の異なる登場人物たちによって展開される重厚な群像劇が好きな人は、きっと本作の物語にどっぷりとハマれることだろう。

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バトルにおける要素は多いが、すべてが噛み合ったときの爽快感は格別

 戦闘は王道なタクティカルRPGとなっており、フィールド上のユニットを駒のように動かして、敵ユニットの全滅や目標エリアまでの移動を目指すターン制のバトル。

 行動順や移動範囲はユニットの素早さで決められている。スキルとしては単体に大ダメージを与えるもの、複数の敵に範囲攻撃を行うもの、敵、味方にバフを付与するものまで多彩に存在。敵ユニットの行動をある程度予測しながら味方ユニットの行動を選択して進めていく戦略性のあるバトルは、タクティカルRPGである本作の魅力だろう。

『鈴蘭の剣』CBTレビュー&ディレクターインタビュー。戦略性の高いバトルや重厚な物語など王道タクティクスRPGを好む人の期待に応えた力作。丁寧なローカライズや高クオリティなアニメ映像も秀逸
『鈴蘭の剣』CBTレビュー&ディレクターインタビュー。戦略性の高いバトルや重厚な物語など王道タクティクスRPGを好む人の期待に応えた力作。丁寧なローカライズや高クオリティなアニメ映像も秀逸
特定キャラクターのスキル発動時には、ド派手なカットインも挿入。バトルを盛り上げてくれる。

 フィールド上には、攻撃を加えると爆発する火炎樽や高所から低所に転がっていく大岩などのギミックも登場する。また、崖の下や川に向かって敵をノックバックさせると大ダメージを与えられるといった、高低差を活かした要素も存在しているため、戦闘中に考えることは多いが、自身が思い描いた戦略がバッチリハマったときの快感はひとしおだ。

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 なお、戦闘の難易度は若干高め。早々に決着をつけたいためにガンガン味方ユニットを進軍させると、敵ユニットに囲まれて連続攻撃で味方ユニットが敗走することがままあった。

 ただ、本作では指定のターンまで時間を巻き戻す機能が実装されているので、味方ユニットを敗走させてしまっても、気軽にバトルをやり直すことができるのは、タクティカルRPGにあまり慣れていない初心者な筆者にとってはうれしいポイントだった。

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 そんなバトルでは、自動戦闘も行えるように。敵ユニットに向かって自動で進軍し、スキルで攻撃をしてくれるので、序盤や戦力が整っているときには大いに活躍してくれた。ただ、特定エリアにたどり着く、味方ユニットを守り抜くといった特殊な勝利条件が課せられた戦闘では、それらの条件を無視して敵ユニットへ進軍していくので、使いわけが重要だ。

 キャラクターの強化アイテムが手に入るデイリークエストなどでは、基本的には特殊な勝利条件は存在していないため、デイリークエスト、デイリーミッションの消化は自動戦闘を使ってサクサクと消化、メインストーリーでは自身で戦闘を行うなど、プレイスタイルに合わせて活用していくとよいだろう。

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運営シミュレーションのような遊びも楽しめる“運命の螺旋”

 本作では、“愚者の旅路”と“運命の螺旋”のふたつのシナリオモードが存在。“愚者の旅路”では、基本的にはキャラクターの過去の出来事を追体験できる物語が展開。進めていくことで、育成要素など各種機能が開放されていく。

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“愚者の旅路”では、スタミナを消費してバトルを進めていく。

 “運命の螺旋”は、本作のメインストーリーのあたる部分。“愚者の旅路”で手に入るアイテムを持ち込むことで、マルチエンディングを採用した物語が楽しめる。CBTでは、鈴蘭の町を発展させていくストーリーを体験できた。

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 本モードでは、依頼(バトル)をこなしていくことで町の平穏を維持していく。バトルに勝利するとゲージが蓄積され、最大まで貯まると町の平穏を守りきった扱いとなり、物語がつぎの章へと続くシステムとなっている。

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『鈴蘭の剣』CBTレビュー&ディレクターインタビュー。戦略性の高いバトルや重厚な物語など王道タクティクスRPGを好む人の期待に応えた力作。丁寧なローカライズや高クオリティなアニメ映像も秀逸
『鈴蘭の剣』CBTレビュー&ディレクターインタビュー。戦略性の高いバトルや重厚な物語など王道タクティクスRPGを好む人の期待に応えた力作。丁寧なローカライズや高クオリティなアニメ映像も秀逸

 バトルをこなしてゲージが蓄積していくごとに、新たなキャラクターが町を訪れ、それに伴って訓練(育成)や鍛冶(武器作成/強化)といった要素が追加。バトルを進めて町を発展させて、キャラクターたちを強化。そうして平穏を維持していくことがおもな目的だ。

『鈴蘭の剣』CBTレビュー&ディレクターインタビュー。戦略性の高いバトルや重厚な物語など王道タクティクスRPGを好む人の期待に応えた力作。丁寧なローカライズや高クオリティなアニメ映像も秀逸
『鈴蘭の剣』CBTレビュー&ディレクターインタビュー。戦略性の高いバトルや重厚な物語など王道タクティクスRPGを好む人の期待に応えた力作。丁寧なローカライズや高クオリティなアニメ映像も秀逸

 キャラクターを動かして行うバトルではなく、プレイヤーが行動を選択して町を発展させていく運営シミュレーション的な遊びを楽しめるのが本モードの魅力。物語はくり返し遊ぶことで異なる結末を迎えるということで、今回筆者が体験したお話以外にもどのような内容が描かれるのか、製品版での実装に期待が高鳴ったモードのひとつだ。

『鈴蘭の剣』CBTレビュー&ディレクターインタビュー。戦略性の高いバトルや重厚な物語など王道タクティクスRPGを好む人の期待に応えた力作。丁寧なローカライズや高クオリティなアニメ映像も秀逸

 日本語ボイスとテキストの丁寧なローカライズ、そして高クオリティなアニメ映像でメリハリのある重厚な物語が展開される本作。戦略性の高いバトルも相まって、やめどきを失うほどのめり込める作品となっている。王道のタクティクスRPGが好きな人はぜひ本作をプレイしてみてほしい。

【ディレクター・インタビュー】ウォー・シミュレーションゲームやピクセルアートを愛するすべてのプレイヤーに捧げる作品

 ここからは、ディレクターである郭磊氏へのインタビューをお届けしよう。本作へのこだわりのほか、今後実装予定のシステムなどについてもお聞きした。

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郭磊氏(グォレイ)

XD Entertainment『鈴蘭の剣:この平和な世界のために』ディレクター。

――いよいよ本作も完成間近で、クローズドβテストも開始されます。本作に対する手応えをお教えください。

郭磊ウォー・シミュレーションゲームの核心であるバトルパートは、スマホゲームの領域のみならず、ゲームという大きな枠の中で比べられても遜色ない自信があります。また、黄金時代のドット絵スタイルを用いてこのボリュームの作品を実現するために、莫大なコストとエネルギーを費やしました。

 そのほか、“運命の螺旋”でのシングルプレイパートは、力を入れて制作しました。クローズドβテスト版ではメインとなるルートのひとつをプレイできます。

――本作の世界観を構築するにあたって、大切にしたポイントがあればお聞かせください。

郭磊“運命の螺旋”パートで登場するロディニアの世界では、晶石が重要な鍵となっています。晶石は不思議な力を秘めた鉱物で、この世界の超常的な力の源であり、衝突の原因となっているものです。

 オンラインパートである“混沌の海”と“楽園”の世界では、謎の猫やタロット、災厄の背後にも秘密が隠されています。ぜひ考察なども楽しんでいただけたら幸いです。

――本作の物語について、とくに注目して見てほしいポイントがあればお聞かせください。

郭磊現実の残酷さを前にしてもなお輝き続ける人間性というところです。そして、キャラクターそれぞれの信念と選択も大切なポイントとなっています。

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――本作のグラフィックについて、ドット絵(ピクセル)のアートを用いつつ、3DCGの技術を活用することで、美麗で温かみのあるグラフィックとなっています。グラフィックにおいて、こだわったポイントがあればお聞かせください。

郭磊黄金時代のドット絵スタイルを、代価を惜しまずより精度を高め、フレーム数を増やして制作しました。スケルタルアニメーションではなく、何倍ものコストをかけてフレームアニメーションを制作し、アクションの迫力を増幅させました。

 3Dで制作したシーンも、特殊な描画方法を用いて2Dのドット絵のニュアンスを出しました。法線マッピングによりドット絵とシーンの照明をうまく融合させ、臨場感を引き立てています。

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――本作をプレイしてみて、バトルでは敵ユニットとの相性を踏まえて行動を選択しなければ容易に全滅するほど、歯応えのある内容となっていました。本作のバトルの難易度設定について、こだわった点があればお聞かせください。

郭磊我々の目標は、シンプルながらおもしろいバトル体験を実現することです。デザインの上ではパラメータによる戦略の制限を減らし、戦略がバトルの主軸となるようにしました。そして、戦略のフィードバックを増強し、正しい戦略によってバトルの難易度を大幅に下げられるようにしました。

 オンラインパートにも難しめの内容を用意し、ウォー・シミュレーションゲーム上級者の挑戦を待ち受けています。

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――傭兵団・鈴蘭の剣のメンバーを含め、本作には魅力的なキャラクターが数多く登場します。キャラクターデザインにおいてこだわったポイントがあればお聞かせください。とくに注目してほしいキャラクターはいますか?

郭磊ありきたりなキャラクターになり過ぎないよう、リアリティや厚みのあるキャラクターデザインを心がけました。

 クローズドβテスト版では、イリヤの第二王子であるルトフィが珍しく物議を醸すキャラクターになっています。第二王子として兄であるダンタリオンの影で生きてきましたが、みずからの理想とイリヤを助ける計画を持っています。彼は誰にも好かれるような人間ではないかもしれませんが、リアリティがあり人間性の豊かなキャラクターだと思います。

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――シナリオパートでは、日本語のボイスが実装されています。キャスティングにあたっての基準やこだわったポイントを教えてください。

郭磊声優さんのキャスティングにおける唯一の基準は、最終的に得られる効果のみでした。とくに重要なキャラクターや、演技力が試されるキャラクターは、優れた演技力と豊富な経験を持つ声優さんを抜擢する傾向にありました。それゆえ、気づけば豪華キャスト陣になっていました(笑)。

 小清水亜美さんによるラヴィア、悠木碧さんによる謎の猫、川澄綾子さんによるグロリアといった配役は、比較的明確な目標をもってキャスティングしましたが、そのほかほとんどの役はあらかじめ特定の人選を考えていませんでした。

――日本語のボイス収録にあたって、こだわったポイントがあればお聞かせください。

郭磊キャラクターイメージや、キャラクターの設定概要、ストーリーの全体的な文脈や、台本セリフの感情の参考となる説明、ゲームの演出映像など、シナリオに関する参考資料を可能な限り事務所に送り、声優さんに事前準備をしていただきました。

 入念な準備を行っていただけたおかげで、収録時にほとんどの声優さんはすぐにキャラクターに入り込むことができました。日本の声優さんは実にプロフェッショナルで、いつも私たちに喜びや驚きをもたらしてくれています。

――シナリオパートやゲームのチュートリアルの文言を含め、日本語のテキストに違和感がなく、本作の世界観をしっかり楽しめるようになっていました。物語を日本語で表現するにあたって、こだわった点はどのあたりですか?

郭磊そのような評価をいただけてたいへん嬉しいです! 日本の市場を重視しており、チームも比較的日本語に精通しているため、日本へのローカライズのクオリティを特に重視していました。

 ローカライズの過程では、二度の校閲に多くのエネルギーとコストを費やしました。一度完成した日本語のテキストをもとに、優秀な日本の脚本家に依頼して、より流暢で表現力豊かな文章になるよう推敲や添削を行っていただいたのです。改めて脚本家の先生方に感謝の意を表したいと思います。

『鈴蘭の剣』CBTレビュー&ディレクターインタビュー。戦略性の高いバトルや重厚な物語など王道タクティクスRPGを好む人の期待に応えた力作。丁寧なローカライズや高クオリティなアニメ映像も秀逸
郭磊氏によると、本作のもっとも基本的な戦略はクラスの相性とのこと。「とくに落下して死んでしまうステージでは、ノックバックスキルを多用しましょう。落下死にできなくとも、ノックバックによる衝突のダメージは侮れません。ステージマップに石や火薬樽といった利用可能なオブジェクトが現れたら、そのステージには、そうしたオブジェクトを有効活用する方法があるはずです」とのこと。

――現時点で、追加で実装予定のコンテンツなどがありましたら教えてください。

郭磊オンラインゲームで定番のメインストーリーや、プレイ方法、イベント、新キャラの更新のほかに、“運命の螺旋”でシングルプレイのシナリオの追加更新も定期的に行われる予定です。

 今回のテストプレイでは“運命の螺旋”で、“鈴蘭の剣”篇のメインシナリオのひとつのルートをプレイでき、正式リリースの際には3つのルートをプレイできます。今後は『鈴蘭の剣』の新しい章や、それと並行するほかの新たなストーリーも追加していく予定です。

――最後に、本作を楽しみにしている日本のファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

郭磊全身全霊で作り上げた渾身の作品なので、皆さんに気に入っていただければ幸いです。この作品を、ウォー・シミュレーションゲームやピクセルアートを愛するすべてのプレイヤーに捧げます。

 PCゲームやコンシューマ-ゲームのようなシナリオとプレイ体験をスマホで楽しみたいかた、長期間運営され、ハイクオリティな内容がアップデートされるゲームを探しているかた、またあの時代のクラシックなゲームに改めて出会いたいかたは、ぜひ『鈴蘭の剣』を選んでみてください。

 君の選択が、この世界を変えます。