『FF7 リバース』動画付き最速プレイリポートその2“ジュノンエリア編”。美しく広大な世界をチョコボで疾走。連携バトルもたっぷり【TGS2023】

　千葉・幕張メッセで開催の“東京ゲームショウ2023”（開催期間は9月21日～24日。21日と22日はビジネスデー。以下、TGS2023）。そのTGS2023では、スクウェア・エニックスブースに2024年2月29日発売予定のプレイステーション5用ソフト『ファイナルファンタジーVII リバース』（以下、『FFVII リバース』）のプレイアブルデモが100台出展されている。

　今回、TGS2023に先駆けてプレイアブルデモを先行プレイすることができたので、そのプレイリポートを動画とともにお届けしよう。

プレイモードは“セフィロス＆クラウド編”と“ジュノンエリア編”のふたつ

　用意されているプレイモードは、セフィロスとクラウドのふたりがニブル山を探索する“FATED BEGINNINGS:SEPHIROTH & CLOUD”（以下、セフィロス＆クラウド編）と、クラウド、バレット、ティファ、エアリス、レッドXIIIが広大なジュノンエリアを探索する“THE WORLD OF FFVII REBIRTH:JUNON AREA”（以下、ジュノンエリア編）のふたつだ。

　セフィロス＆クラウド編は、宿命のふたりのパーティバトルが体験できるという、なかなかレアな機会となっており、『FFVII リバース』のバトルが段階的に楽しめるものになっている。

　一方でジュノンエリア編は、広大で美しいジュノンエリアをチョコボで探索しながら、『FFVII リバース』のバトルにおける新要素である連携を存分に試せるのがポイント。

　本稿ではジュノンエリア編のプレイレポートをお届けする。

バトルも探索も見どころ満載のジュノンエリア編はいくら時間があっても足りない！

　ストーリーに沿って基本操作や新要素の連携が楽しめるセフィロス＆クラウド編に対し、ジュノンエリア編ではチョコボに乗ってフィールドを探索でき、最大3人よるパーティで連携バトルも堪能できる。

　移動できるのはエリアの一部ながら、それでもけっこうな広さがあり、チョコボに乗ってフィールド内を歩き回るだけでも楽しい。

　フィールドでは小さくかわいらしい“はぐれチョコボ”を発見することがあり、追いかけていくとファストトラベル可能なチョコボストップが発見できる。

　チョコボストップを解放するとそこをファストトラベルの拠点にでき、さらに“黄金の羽根”というアイテムも手に入る。この黄金の羽根を集めることでチョコボの装具品と交換できるのだ。

拾ったアイテムでアイテムを作成するクラフト

　フィールドにはさまざまな素材が落ちており、それらを拾ってポーションなどを作ることができる。チョコボに騎乗中も素材集めはできるので、長距離の移動もむしろ楽しいほど。

チョコボでフィールドを移動。お宝探し要素も

　チョコボに騎乗した状態では方向キーの上でニオイをかぎ、方向キーの下で地面に埋まっているアイテムを掘り出すといった探索要素も楽しめる。

　また、チョコボの頭上に“？”が表示されたときはアイテムが近くに埋まっている合図。チョコボの嗅覚で探し当てるお宝探し要素もある。

連携アビリティはダメージを与えるだけではなく、強力なバフ公開も

　フィールド内には“討伐拠点”と言われる強敵とのバトルに挑めるポイントが点在しており、今回のデモではここで連携要素を試すといい。

　パーティは予めクラウド＆ティファ＆エアリス、クラウド＆バレット＆レッドXIII、そしてクラウド＆エアリス＆レッドXIIIの3組が用意されている（製品版では自由にパーティが編成可能）。

　セフィロス＆クラウド編ではセフィロスとクラウドの連携要素のみだったが、ジュノンエリア編ではさまざまな組み合わせの連携が確認できるというわけだ。

　ATBゲージやMPなどのリソースを必要としない“連携アクション”、連携ゲージがたまると発動できる“連携アビリティ”など、本作は連携がバトルのカギを握る。積極的に連携要素を試してみるといいだろう。

　“連携アビリティ”はダメージを与えるだけではなく、リミット技Lvアップや魔法MP消費なし、バースト強化など、強力なバフ効果があるようだ。

　たとえば、クラウドとティファの連携アビリティ“チェイスメイト”はクラウドがティファを投げ放ち、攻め込む技だが、“バースト中：威力アップ＆バースと効果延長”の効果がある。

　クラウドとエアリスの連携アビリティ“マジカルブルーム”はクラウドがエアリスの魔法の力を借りて、遠距離攻撃をする。効果は一定時間MP消費なし。

　なお、討伐拠点では通常の敵よりもやや強いエネミーが登場し、敵をヒート状態にする、制限時間以内にすべての敵を討伐する、といったミッションも用意されている。このミッションはワールドレポートという要素のひとつで、ミッションを達成してポイントを稼ぐことで新たなマテリアの獲得などにつながっていくという。つまり、前作で例えるとチャドリーのバトルレポートのようなもののようだ。

　また、前作『FFVII リメイク』ではバトルに参加しなかったレッドXIIIだが、本作ではしっかりバトルに参加してくれる。

　レッドXIIIはガードに成功するとリベンジゲージが溜まっていき、△ボタンを押すことでゲージを消費してリベンジモードに変化することが可能。

　リベンジモード中は攻撃や回避の性能が上昇し、再度△ボタンを押すと敵を攻撃しつつ自身のHPを回復するドレインバイトが発動する。アビリティでも攻撃をブロックすることでリベンジゲージを大幅に上昇させるスーパーガードがあるなど、全体的に防御からの反撃が得意なキャラクターのようだ。

　また、前作から続けて登場しているメンバーについても新アビリティが追加されているので、バトル中は連携部分だけでなく個々の新アビリティにも注目してみるといいだろう。

入り江で襲われていたのはまさかの……!?　原作『FFVII』との違いもいろいろ楽しめる

　連携を駆使したバトルやフィールド探索、そして最後にはちょっとしたサプライズもあるジュノンエリア編。プレイ動画ではボトムスウェル戦まで収録しているので、ぜひチェックしてほしい。

　なお、セフィロスとクラウドのふたりがニブル山を探索する、もうひとつのモード“FATED BEGINNINGS:SEPHIROTH & CLOUD”のプレイリポートは下記のリンクからご覧いただければ幸いだ。