スマートフォンアプリの各種データを検出するSensor Towerは、2023年4月26日にリリースされた『崩壊:スターレイル』の成長度合いを、収益データとともに公開した。

 モバイル版『崩壊:スターレイル』のリリースから7月までの世界累計収益は5億ドルとなっており、『原神』を抑えてmiHoYoの収益シェア60%以上に急成長。

 2023年のモバイルゲーム収益成長量でも圧倒的ナンバーワンのポジションに着いており、リリースからこれまでに行われた2回のアップデートに際しても、着実にランキング順位を上げている。

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以下、リリースを引用

スターレイルがリリース3ヵ月で世界収益5億ドルを達成、2023年の収益成長量で圧倒的ナンバーワンに

2023年4月にリリースされたモバイル版『崩壊:スターレイル』が順調に収益を伸ばし、2023年7月までに世界累計収益が5億ドルを記録しています。2023年の収益成長量で見ても圧倒的ナンバーワンとなっており、リリースからこれまでに行われた2回のアップデート時にも着実にランキング上位に入っています。

『崩壊:スターレイル』がリリース3ヵ月で世界収益5億ドルを達成。2023年の収益成長量でも圧倒的ナンバーワン

世界収益5億ドルを達成したスターレイル、原神を抑えてmiHoYoの収益シェア60%以上に急成長

2023年4月26日にリリースされた『崩壊:スターレイル』(miHoYo)は、ターン制のモバイルRPGです。日本ではゴールデンウィーク直前のリリースとなり、リリース直後から大きな支持を得て、その後も順調に収益を伸ばしています(以降、モバイル版の内容です)。

Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、モバイル版『崩壊:スターレイル』のリリースから7月までの世界累計収益は5億ドルとなっています。同作の最大の市場は中国で、収益全体の38%を占めています。日本は収益シェア2位で25%となっています。3位はアメリカ(13%)、4位は韓国(7%)、5位は台湾(4%)と続きます。

『崩壊:スターレイル』がリリース3ヵ月で世界収益5億ドルを達成。2023年の収益成長量でも圧倒的ナンバーワン

上記の収益グラフからもわかるとおり、リリース直後から大きな収益を上げています。この勢いは、世界のモバイルゲーム全体で見た場合も突出しています。Sensor Towerのデータによると、2023年1月から7月における世界のモバイルゲーム収益成長量で、『崩壊:スターレイル』は圧倒的ナンバーワンのポジションに着いています。

『崩壊:スターレイル』がリリース3ヵ月で世界収益5億ドルを達成。2023年の収益成長量でも圧倒的ナンバーワン

2位は『蛋仔派对』(NetEase)で、同作は中国でリリースされているモバイルパーティーゲームですが、モバイル版『崩壊:スターレイル』は『蛋仔派对』と比較して約2倍の収益成長量があります。同期間のトップ5には、『ガーデンスケイプ』(Playrix)や『ロイヤルマッチ』(Dream Games)など、日本でもなじみのあるモバイルゲームが入っていますが、収益成長量では圧倒的な差が見られます。

この急激な収益成長は、モバイル版『崩壊:スターレイル』のパブリッシャーmiHoYoの収益シェアでも際立っています。Sensor Towerのデータによると、同作リリース前の2023年1月1日から4月25日までの世界におけるmiHoYoのモバイルゲーム別収益シェアを見ると、『原神』が90%を占めています。

『崩壊:スターレイル』がリリース3ヵ月で世界収益5億ドルを達成。2023年の収益成長量でも圧倒的ナンバーワン

一方、同作リリース後の2023年4月26日から7月31日までの同社のモバイルゲーム別収益シェアでは『原神』は32%で、『崩壊:スターレイル』が64%とトップシェアとなっています。

『崩壊:スターレイル』がリリース3ヵ月で世界収益5億ドルを達成。2023年の収益成長量でも圧倒的ナンバーワン

『原神』はシェアで見ると大きく後退しているものの、同期間の世界収益は2億ドルを突破しており、高水準であることに違いありません。この傾向は日本市場に限定して見ても同様です。

モバイル版スターレイルは2023年7月までに2回のアップデートを実施、着実に収益ランキングも上位に

モバイル版『崩壊:スターレイル』は、2023年4月のリリース後、7月末までに2回の大きなアップデートを実施しました。1回目は2023年6月7日にVer.1.1となる「銀河漫遊」を実装しました。これに合わせて、イベント跳躍「零号協定」やログインボーナスイベント「巡星の礼」を開催しました。

また、2回目のアップデートとなるVer.1.2の「仙骸に果て有り」が2023年7月19日に実装され、イベント跳躍「業途を彷徨う魂」や再開催となるログインボーナス「巡星の礼」を展開しました。

Sensor Towerのデータによると、こうしたアップデート時着実にランキングを上げていることがわかります。日本のApp Storeにおけるトップ収益ランキングでは、Ver.1.1実装前日(6月6日)に同作は7位でしたが、実装当日に1位となり、その後7日間にわたりTop5圏内を維持しています。

『崩壊:スターレイル』がリリース3ヵ月で世界収益5億ドルを達成。2023年の収益成長量でも圧倒的ナンバーワン

また、Ver.1.2でも上昇が確認でき、実装前日(7月18日)の16位から実装当日に2位となるなど、アップデートがランキング上昇の原動力になっていることがわかります。6月28日にもランキング上昇の山が確認できますが、これは限定星5キャラクター「羅刹」と新星4キャラクター「御空」が登場するイベント跳躍「世界を探して」が好材料となったと推察できます。

Sensor Towerのストアインテリジェンスのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。

また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。

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