2023年2月8日、任天堂は2023年3月期第3四半期決算説明会での質疑応答について、その要旨を自社公式サイトにて公開した。

2023年3月期第3四半期 決算説明会(オンライン)質疑応答(要旨)(任天堂公式サイト/PDF)

 本日公開された質疑応答では、

  • Q.
    Nintendo Switchの今後のライフサイクルはどのようになると想像しているのか(Q5)
  • A.
    まもなく発売から7年目を迎えるNintendo Switchは、これまでに累計で1億2000万台以上を販売しており、当社のゲーム専用機ビジネスの中でも未知の領域に入りつつある。どのようにしてNintendo Switchを手にとってもらうかが7年目以降の新たな挑戦となる
  • Q.
    今後のハードウェア、ソフトウェアの価格戦略は(Q5)
  • A.
    ビジネスを長期的に行っていく中で、できる限りハードウェア、ソフトウェアともに、価値と価格の維持を行ってきた。現時点でこの方針について変更が必要だとは考えていない
  • Q.
    発売7年目となるNintendo Switchユーザーの“プレイ時間をいかに増やすか”という観点でどのように考えているか(Q7)
  • A.
    プレイ時間ではなく“年間プレイユーザー数”をKPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)としている

 といった内容など、同社の今後の方針について語られている。

 任天堂は昨日2023年2月7日に第3四半期決算を公開。売上総利益が6976億円、デジタル売上高比率は46%となり、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』を発売7週で世界累計1820万本を販売したことなどを明かしている。

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