任天堂は、“2023年3月期 第3四半期 決算短信”を2023年2月7日に発表した。

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売上総利益&連結業績予想

 売上総利益は、前年と比べて-5%の増減となったが、主な増減要因ではハードの売上高比率こそ下がっているものの、自社ソフトの売上高比率やデジタル売上高比率は伸長していることがわかる。

『ポケモンSV』が任天堂ゲーム専用機ソフトとして過去最高の初動販売数を記録。Switch(有機EL)が販売台数を伸ばす【任天堂決算】

 また、2022年11月8日に発表した業績予想を修正。Nintendo Switch本体やソフトウェアの販売予想数などを下方修正している。

『ポケモンSV』が任天堂ゲーム専用機ソフトとして過去最高の初動販売数を記録。Switch(有機EL)が販売台数を伸ばす【任天堂決算】
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Nintendo Switch(有機ELモデル)の販売台数が大幅に伸びる

 販売数量全体としては、前年同期を下回っているものの、購入ケースの多様化で3つのモデルがそれぞれ一定の販売規模になったという。

 とくにNintendo Switch(有機ELモデル)は、前年同期の399万台から769万台と大きく販売台数を伸ばしている。

 また、年間プレイユーザーは増加傾向にあり、ビジネスの基盤は拡大を続けているとのこと。

『ポケモンSV』が任天堂ゲーム専用機ソフトとして過去最高の初動販売数を記録。Switch(有機EL)が販売台数を伸ばす【任天堂決算】
『ポケモンSV』が任天堂ゲーム専用機ソフトとして過去最高の初動販売数を記録。Switch(有機EL)が販売台数を伸ばす【任天堂決算】

 さらに自社ソフトウェアの販売本数が、Nintendo Switch発売以来の高水準を維持。2022年11月18日に発売された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は、任天堂ゲーム専用機向けソフトとして過去最高の初動販売記録となった。発売後7週間のセルスルーで計1820万本を記録した。

 デジタル売上については好調で、前年同期と比べて21.5%の伸長となった。デジタル売上については、パッケージ併売ダウンロードソフト、ダウンロード専用ソフト、追加コンテンツ、Nintendo Switch Onlineなどの売上高となる。

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発売済みのタイトルと新作を継続投入し、プラットフォームの活性化を目指す

 ハードウェア面では、Nintendo Switchの魅力を伝えることで販売の勢いを維持していくことを目指していくという。

 また、ソフトウェアでは発売済みタイトルに加え、新作タイトルを継続投入することでプラットフォームを活性化させていくことになる。

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