世界最大規模の同人誌即売会であり、大型コスプレイベントとしても知られる“コミックマーケット”。その最新回である“コミックマーケット101(略称:コミケ101)”が、2022年12月30日・31日に東京ビッグサイト(東京国際展示場)にて開催。2日間で18万人が来場し、会場は大盛り上がりとなった。
そんなコミケ101のコスプレエリアで、参加者たちの衣装をジャンル別に見てみると、アニメでは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』、『うる星やつら』、『チェンソーマン』、『BLEACH 千年血戦篇』といった、2022年秋シーズンに放送された作品が人気で、これらのキャラクターに扮したコスプレイヤーが続々と集結。
ほかにも、大ヒットを記録した映画『ONE PIECE FILM RED』や、テレビアニメ化が発表された、コスプレを題材にした人気コミック『2.5次元の誘惑(リリサ)』のコスプレ参加者も多く、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていた。
一方、ゲームでは『Fate/Grand Order』(『FGO』)や『ブルーアーカイブ』といったスマホゲームから、『ヴァンパイア セイヴァー』や『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』、『ファイナルファンタジーVII リメイク』をはじめとした家庭用ゲームまで、多彩なタイトルのキャラクターたちが勢ぞろい。
現在、テレビアニメが放送中の『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』のコスプレで遊びに来ていたグループもいて、なかには“コミケ101”に参加後、付近で開催されたコスプレイベント“となりでコスプレ博2022冬”にも足を運び、両方の会場で撮影&交流を楽しむコスプレイヤーの姿も見られた。
こうして大盛況のうちに終了したコミケ101に続き、2023年もワンダーフェスティバル2023[冬](2月12日に幕張メッセにて開催)や、AnimeJapan 2023(3月25日、26日に東京ビッグサイトにて開催)など、コスプレも楽しめる大型イベントは多数控えている。
はたしてこれらの会場では、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか? そうした点にも注意しながら、最新のアニメやゲーム、コミックなどをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。