2022年9月11日、ライブ配信イベント“Ubisoft Forward”内の『アサシン クリード』15周年記念ショーケースにて、シリーズ最新作『アサシン クリード ミラージュ』が発表された。2023年発売予定で、対応機種はPS5、PS4、Xbox One、Xbox Series X|S、PC。
Baghdad, 9th century. Discover the powerful coming-of-age story of Basim, from street thief to Master Assassin.
As… https://t.co/NesK6w4OHv
— Assassin's Creed (@assassinscreed)
2022-09-11 04:57:27
本作は、前作『アサシン クリード ヴァルハラ』に登場した人物の“バシム”が主人公で、『ヴァルハラ』の20年前のバグダッドが舞台となる。若きバシムがストリートのコソ泥から、マスター・アサシンになるまでの物語が描かれるという。ちなみに、本作でバシムのメンターとなるアサシン“ロシャン”は、中東出身のエミー賞受賞女優のショーレ・アグダシュルーが演じている。
『ミラージュ』はシリーズ15周年の集大成とも言える作品で、原点に立ち返って1作目と同じ中東を舞台とし、ステルス、パルクール、暗殺がゲームプレイの軸に置かれているとのこと。
ストーリーは近年のシリーズ作品と比べるとリニアな仕組みになっており、バシムの運命を描くとともに、アサシン教団の伝説的シンボルでもある“アラムート砦”を訪れるなど、『アサシン クリード』のオリジンにも触れる内容となる。古代の組織である“隠れし者”のパワフルな信条が、バシムの運命をどう書き換えるのかは、見どころのひとつだ。
ゲームプレイでは、ステルスの重要性が増しており、バシムは“エンキドゥ”の名を持つ鷹を使うことが可能。鷹の目の能力で複数のターゲットを鳥瞰でマークし、素早い暗殺技で始末する。また、バシムは時間の流れをスローにして、複数のステルスキルをくり出すこともできるようだ。
さらに、密集したバグダッドの街並みは、レベルデザイン的にもパルクールに合ったものになっており、他の作品に比べて移動スピード感が増しており、アサシンの動きをより敏捷に感じられる。追跡時や逃走時などの移動の際にはトラップを仕掛けたり、マップ上のインタラクティブ可能なオブジェクトを使って、たとえば敵の頭上に足場を落としたりといった妨害工作も可能とのことだ。
RPG色を少なくしステルスや暗殺を強化、アサシンたちのオリジンをフィーチャーする物語など、原点回帰的作品に仕上がっている『アサシン クリード ミラージュ』。リードプロデューサーのファビアン・サロモン氏に気になる点を聞いたインタビューも掲載しているのでぜひ。
