ユキカゼは、ゴシックホラーRPG『PENNY BLOOD(ペニーブラッド)』のバトルシステムに関する新情報を公開した。
本作は、町田松三氏ら『シャドウハーツ』シリーズを開発したスタッフが企画した新作ゲーム。対応機種はプレイステーション5、Xbox Series X|S、PC(Steam、Epic Games Store)、発売時期は2025年春予定。Kickstarterにて10月1日までクラウドファンディングが行われており、支援額によってゲーム内容が豪華になっていく。
“サイコシギル”の設定が公開
『ペニーブラッド』のバトルシステムの目玉のひとつである“サイコシギル”の設定が公開された。
サイコシギルは魂の姿を具現化した紋章となり、主人公のマシューであれば“騎士の紋章”、ヒロインのエミリアなら機械仕掛けの“ハートの紋章”といった具合に、それぞれの精神性に帰属した絵柄になるという。
Penny Blood - Gameplay Trailer
紋章の中にはヒットエリアと呼ばれる光点がいくつか出現し、プレイヤーはつぎつぎと光点を結びながら移動する光の到達に合わせてタイミングよくボタンを押していく。
サイコシギルはバトルやイベントの成否を決める重要な要素で、ヒットエリアを狙うだけでは難度は高くないが、中心部にある“ストライクエリア”を狙う場合は練習が必要になるという。
また、キャラクターごとに紋章のデザインが異なるため、目押しのタイミングを知らせる光点の位置や数にも差が生まれる。
“シギルの魂”が登場
過去シリーズでは“リングの魂”が登場したが、本作では“シギルの魂”という精霊が登場するという。
彼とコミュニケーションを重ねていくことで、サイコシギルのヒットエリアが増えるアイテムを獲得できるそうだ。
ザコ敵を一撃死させることが可能
攻撃アクション時のサイコシギルの入力でパーフェクトを出すと、ザコ敵を一撃死させることができる。
極めて難しい入力が完成されたご褒美となる要素で、このときの演出はグロテスクで過激なものになるという。町田氏は「えも言われぬ爽快感があるので、ぜひ何度もチャレンジしてほしいです」とコメントしている。
なお、本編ではこの方法でしか倒せないモンスターも登場する予定とのこと。
“連携攻撃”には特別なアクションが
“連携攻撃”は、複数のキャラクターが同時に標的へ襲いかかる攻撃。過去作でもコンボなどの連携攻撃があったが、ふたり同時に動くわけではなかった。
本作では複数キャラクターの同時攻撃に挑戦しており、さらに通常攻撃のモーションをそれぞれが繰り出すわけではなく、特別なアクションを用意しているという。
発動条件はキャラクター同士の相性度やコンディションにも左右されるが、もっとも重要なのは“偶然性”とのこと。町田氏は、この“偶然性”について「はじめて遊ぶ格闘ゲームでめちゃくちゃにボタンを押してたら偶然すごい技が出た! そんな、発見する喜びを入れています」と説明している。
なお、一度発見するとボタンを入力する法則がわかるため、以後は難易度に差はあるもののプレイヤーの意志で連携攻撃を行えるようになるとのこと。
トンプソン・レポートが公開
登場人物へのインタビューを通じてストレッチゴールの内容を掘り下げる“トンプソン・レポート第1回”がKickstarterのキャンペーンページや公式サイトで公開された。
トンプソン・レポートは町田氏が執筆した登場人物へのインタビュー形式のショートシナリオとなっており、キャラクターの話し方や作品の雰囲気をつかむことができる。
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