元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長であり、編集部時代から現在に至るまでゲームプレイ日記やエッセイを執筆している大塚角満によるプレイ日記。Nintendo Switch、PC用ソフト『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のプレイ日記。その第14回をお届け。

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すべてはこの技のため

 現在、俺が『モンハンライズ:サンブレイク』をプレイする上での大きなモチベーションのひとつとなっているのが、

 “いかにかっこよく、フルバレットファイアの瞬間をスクショに収めるか”

 ってことw フルバレットファイアってのは、ガンランスの持つ砲撃術のすべてを一斉放出しちゃうという、

 「いつもより多めに出しておりますッ!! 今日は出血大サービスッ!!! 何も引かない! 何も足さない!! 砲撃があればそれでいい!!! そんな全部を出しちゃいます!!!」

 的な鉄蟲糸技のことだ。詳しくはぜひ、前回の記事を参照してほしい。

 この新技が加わったことによりガンランスの火力はべらぼうに上昇し、これをもって16年ものあいだ背負い続けてきた“浪漫砲”というニックネームを返上……しようと考え始めたところらしい(考え中かよ)。

 そんなフルバレットファイアが炸裂した瞬間をとらえた、かっちょいいスクショがこれらだ!!

 ズババババババン!!!www

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第14回:フルバレットファイアのために! ガンランスの装備を考える(1)

 ババンバンバンバンッ!!!www

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第14回:フルバレットファイアのために! ガンランスの装備を考える(1)

 ボボボボ……

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第14回:フルバレットファイアのために! ガンランスの装備を考える(1)

 ……って、調子に乗ってそればっか狙ってると、簡単に昇天させられるというね(((( ;゚Д゚))) これがマスターランクの怖いところ(((( ;゚Д゚)))

 でも、ガチガチにガードができるガンランスで、なんでこうも頻繁に力尽きるのか? たっちーとセルレギオスを狩っていたときも、電光石火の早業で昇天していたしよお。

 「それは多分に、おじさんのプレイスキルが低いからだと思います」

 という心無いツッコミは耳に入らないようになっているので、別の視点で考えたい。そもそも俺は、力尽きないことに関してはさいたま市浦和区あたりでは有名なハンターだったのに、『モンハンライズ:サンブレイク』になった瞬間、なぜこうも頻繁にオチるようになってしまったのか??

 その理由、じつは俺はよく知っているので(当たり前だけど)、これからつまびらかにしていこうと思う。

 それはズバリ!!

 “ガンランス用のスキルに固執したがゆえに、マスターランク用の装備を作れていなかったから”

 これに尽きるのである。

 俺は『モンハンライズ』の後半では、ずっと↓こちらの装備を身に付けていた。

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第14回:フルバレットファイアのために! ガンランスの装備を考える(1)

 上から、

・バゼルヘルム
・バゼルメイル
・禍鎧・覇【篭手】
・バゼルコイル
・ダマスクグリーヴ

 これに護石とか装飾品を含めて発動したスキルがこれ。

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第14回:フルバレットファイアのために! ガンランスの装備を考える(1)

 おもだったところで、

・匠:Lv4
・ガード強化:Lv3
・砲術:Lv3
・ガード性能:Lv5
※スクショだとLv3になっているけど、本来はLv5です
・砲弾装填:Lv2
※スクショだとLv1になっているけど、本来はLv2です
・毒耐性:Lv3

 こんな感じである。防御力も479まで行っていたので、上位ではこれ以上を望む必要がなかったのだ。

 当然、『モンハンライズ:サンブレイク』でマスターランクに達してからも、しばらくはこの装備で狩りを行っていた。なぜなら、上記の装備で発動しているスキルが、俺の立ち回りだとどうしても必要だったから。

 さて、ここで俺が考える、ガンランスにとってとくに有用だと思うスキルを発表しよう。ガンランサーを目指す上では、避けては通れないスキルばかりである。

 それは……!

・砲術
・砲弾装填
・ガード性能
・ガード強化
・匠
・業物

 この6つだ。あと、俺はまだ試せていないんだけど、説明を見る限り“翔蟲使い”(翔蟲使用の回復速度が上昇したりする)は付けたい気がする。まあそれは、のちのちの日記で言及していこう。

 で。

 オチる回数を減らすもっとも手っ取り早い方法は“防御力を上げる”ことだけど、ヘタにマスターランクの防具を作ってテキトーに着替えると、確かに防御力は爆上がりするもののスキルが崩れて、返って痛い目を見てしまう……という未来が想像できた。というのも、これはなにも『モンハンライズ:サンブレイク』で始まったことではなく、下位から上位、上位からG級……と段階を踏んでいた過去の『モンハン』すべてで起こっていた“おなじみの問題”だったから。

 そこで、

 「しばらくは我慢だ……>< せめて……ガード性能とガード強化を発動できるマスターランクの装備を見つけるまで、この着古したバゼル装備でがんばるしかない><」

 ってことで、つねに2オチのギリギリの狩りを続けていたのである。

 そんなあるとき、ついに俺の前に、ガンランサーの期待に沿う“最初のマスターランクの装備”が現れるのである。

 それが↓こちら。

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第14回:フルバレットファイアのために! ガンランスの装備を考える(1)

 そう!! バサルXシリーズ!!!

 これならば、砲弾装填とガード性能はMAXだし、装飾品を利用すればガード強化と砲術もいい感じでつけられるはず!!

 こうして俺は、マスターランク用の装備……というか、最終的には“フルバレットファイア用の装備”を目指して、マスターランクで狩りをしていくことになるんだけど……!?

 以下次回!

大塚角満(おおつか かどまん)

元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。2017年に独立。編集部時代から現在に至るまでゲームエッセイを精力的に執筆し、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』、『折れてたまるか!』など、多数の著作がある。

【逆鱗日和】『モンスターハンターライズ:サンブレイク』プレイ日記の記事はこちら