ファミ通の『モンスターハンターライズ:サンブレイク』(以下、『MHRise:SB』)記事担当編集者とライターが、日々どんな狩猟生活をしているかを報告する連載企画です。
今回の担当:ぽんきち(ライター)
※本稿では、Nintendo Switch版での操作方法で解説しています。
まさかまた迷子になってるとかないよね……
みなさんどうも、蟹がいるなら海老のモンスターがいてもいいよねと考えているぽんきちです。でもあまり強くなりそうにないからいいか。
待望の狩猟解禁から早数日。自分もフルバレットファイアが気持ちよすぎるガンランスを使い、破竹の勢いでマスターランクのクエストを進めております。とはいえ『MHRise:SB』になったところで、やはり自分の方向音痴は直っておらず(むしろ直るわけがない)、ひとたびフィールドに出ると、何度も通ったはずの道ですら間違えてあらぬ方向へ進んでいたりする。
当然、本作で復活したフィールドである密林でもそれは同じことで、一歩足を踏み出すだけで迷う迷う。復活といえど形状自体は過去シリーズから大幅にリニューアルされているせいもあって、気分的には新フィールドを歩いているも同然。
ならばと、今回は密林をじっくりと探索してみようと思った次第。筆者が担当する日記の1回目は恒例になりそうな気もしないでもないが、とにかく密林に出かけてみましょう。
最初は下から練り歩いてみる
とりあえずは、フィールドの外周など下層部分から探索。前作も含め、フィールドは高低差が激しく上層とのつながりが入り組んでいるため、下から順番に回っていくのがいいと考えた。今回の相棒はオトモガルクのキンピラくんにお願いした。
海岸線の風景とか懐かしいな……と移動していたのも束の間、少しそれて洞窟内に入ってみると、すでにもう怪しくなってきた。マップ中央部分と外周は少し分けて覚えたほうがよさそう。つぎに来たときに覚えていればいいけどな。
マップの北部へ。この辺も記憶にある。過去シリーズをやり込んだ人にはいろいろと思い出がありそうなエリアだ。
最北部には遺跡がある。なんと本作ではこの中に入ることができるのだ。内部はだだっ広い作りになっており、時折大型モンスターもやってくる模様。過去シリーズでは入れずに歯がゆい思いをしたので、なかなかに感慨深い。
崖を登ってみると、見渡しはよくなるが……
そろそろ上のほうも見てみようと思い立つ。崖からどんどん上っていくと、見慣れない風景に。ここからはもうかつての密林ではないと悟り、慎重に歩みを進めていくことにする。
さらに上ると、RPGでイベントがありそうな場所へ。巨木に近づくと、オトモ偵察隊設置場所に加え、先人の遺物も発見! フィールド探索は大事だなぁと再確認。しかし、肝心の地形は大して覚えてはいない。
そのまま移動していくと、もはや別フィールドなのではないかという気分に。この入り組みかたはあれだ、『モンスターハンター:ワールド』の古代樹の森を彷彿とさせる。
すでにもう覚えることは放棄しつつあり、とくに根拠もないのになんとなく歩き回る(方向音痴にありがちなヤツ)。しかしこの密林、上層と下層、そして洞窟エリアとで結構雰囲気が変わるな。迷うとかは置いておいて、歩いていてとても楽しい。よし、そろそろ日も暮れてきたので帰るとするか。
結局収穫はオトモ偵察隊設置場所と先人の遺物発見くらいのもので、地形把握はままならなかった。たいへんではあるが、やはり地道に何度も歩いて覚えるのが近道のようだ。ただ、古のおっさんハンターとしては、かつての密林の色を残しつつも、ここまで別物に作り変え、しっかりとリファインした開発陣に称賛の声を贈りたい。本作には城塞高地という完全新規フィールドもあるので、そちらもじっくり探索して地形を覚えなければなるまい。……覚えられるのか?