2022年3月4日より大ヒット上映中の『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』。同日にはアマゾンプライムビデオにて、『映画ドラえもん』シリーズ全40作品が配信されました。
情報解禁
3月4日(金)よりプライムビデオで『映画 #ドラえもん 』これまでの全40作品が一挙見放題配信開始✨
お楽しみに! https://t.co/GR0zmtOeX8
— Amazon Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP)
2022-02-28 15:00:18
その中から今回ご紹介するのは、2020年公開の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』。“恐竜”といえばこれまでもシリーズ第1作目『のび太の恐竜』やそのリメイク作品『のび太の恐竜2006』などでも扱われてきましたが、果たしていままでの恐竜シリーズといったい何が違うのでしょうか。
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(アマゾンプライムビデオ)シリーズ40作目にして、『ドラえもん』連載50周年の節目につくられた『のび太の新恐竜』。本作を手がけるのは2018年公開の『のび太の宝島』でシリーズ史上最高興行収入53.7億円を打ち立てた、今井一暁氏(監督)と川村元気氏(脚本)です。川村氏といえばベストセラー作家の顔を持ちながら、『君の名は。』などを手がけた映画プロデューサーとしても知られています。
※以下、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください!
そんなふたりが紡いだ『のび太の新恐竜』はシリーズ第1作目をリスペクトした、まったく新しいオリジナルストーリー。物語はジャイアンとスネ夫にバカにされたのび太が、「生きた恐竜を見つけてみせる」と宣言するところから始まります。
その矢先に恐竜の卵らしき化石を発見し、さっそくドラえもんのひみつ道具“タイムふろしき”で化石を蘇らせようとするのび太。やがて元に戻した卵から恐竜が生まれ、のび太はその恐竜を愛情いっぱいに育て上げますが、とうとう現代で飼えなくなるまで大きく成長してしまいます。別れを惜しみながらも、のび太が下した決断は――。
「行こう、白亜紀へ」
ここから恐竜を元の時代へ戻すための大冒険が幕を開けるのです。
……と物語の入り口は『のび太の恐竜』とほぼ一緒の展開ですが、先述した通り本作は“まったく新しいオリジナルストーリー”。当然ながら卵から生まれるのはピー助(『のび太の恐竜』に登場した恐竜)ではなく、双子の新恐竜・キューとミューが生まれるところからパラレルワールドが展開されます。
また『のび太の恐竜』では恐竜を密猟する恐竜ハンターが登場するものの、本作には悪役らしい悪役はほとんど出てきません。代わりに恐竜ハンター以上の試練がのび太たちを待ち受けており、その問題をどう着地させるのかが最大の見どころといえるでしょう。
加えて劇中には、あのピー助も登場。どこでどのように登場するのかは本編を見てもらうとして、あれは『のび太の恐竜』を見て育った人ならば誰もが泣いてしまうはずです(実際、筆者は涙腺崩壊でした)。
つぎの休日はぜひ童心に帰り、のび太たちの冒険を見届けてみませんか?
※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。