プレイステーション4、Nintendo Switch、PC用ソフト『N1RV Ann-A』のリリース時期が未定に変更された。変更にいたった経緯など現在の状況が、開発会社Sukeban Gamesのブログで公開されている。
『N1RV Ann-A』はサイバーパンクな世界のバーテンダーを主人公とした『VA-11 Hall-A ヴァルハラ』の続編。東京ゲームショウ2019にはデモ版がプレイアブル出展されていた。
ブログには、『N1RV Ann-A』の開発を止めるのではなく、サイバーパンクバーテンダーシリーズを主力商品として扱うことを見直すためと書かれている。リリース時期については明言されず、完成次第リリースとなるそうだ。代わりに、別のプロジェクトの進捗を近いうちに発表するとのこと。
ブログを読む限り、当該の別タイトルに注力するために『N1RV Ann-A』の開発が遅れるわけではないようだ。本作の開発は、もともとは本作のシナリオライターであるFernando Damas氏がほぼひとりで進めていた。あるタイミングからほかのプログラマーに頼んでシステムの再構築を行ってもらい、その結果、やりたいと思っていた機能の追加もできたことも明かされている。さらにストーリーも協議した結果、最初のものよりいいものに落ち着いたそうなのでこちらにも期待したい。
現在は開発初期段階。ゲームについての情報は開発がある程度進みプロジェクトの後半に差し掛かるまではできないらしいが、段階的な開発状況を発表できるようにスケジュールを立てているそうだ。
ブログにはこれら以外にも開発時の苦労や変更点なども書かれているので、ぜひチェックしてほしい。
ブログの最後は「次にN1RV Ann-Aについてのニュースを届けるときには、きっと忘れられないものにしますし、完成の際には待った甲斐があったと思わせるものにする、と約束します」という言葉で締めくくられている。今後の発表に期待しよう。
