ソニー・インタラクティブエンタテインメントより、プレイステーション5、プレイステーション4用ソフト『グランツーリスモ7』が、2022年3月4日に発売された。本記事では、同作のゲームシステムや注目ポイントをまとめてお届けする。

『グランツーリスモ7』(PS5)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『グランツーリスモ7』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp)

グランツーリスモ7とは

 本格的な物理演算システムでクルマの挙動を再現し、100車種以上の実車を収録したレーシングシミュレーターとして第1作が1997年に発売された『グランツーリスモ』シリーズ。それから約25年経過し、ナンバリング7タイトル目となる本作では、リアルな挙動、豊富な車種、クルマ好きが楽しめるカーライフの再現など、初期からのコンセプトは担保しながら、その内容をひたすら昇華し続け、シリーズの集大成のような作品となっている。

【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介

注目ポイント

カーライフを存分に楽しめる設計拠点“Cafe”

 カーライフを楽しむためのハブになるべく新設されたのがカフェ。このカフェでは、当面の目標となるメニューブックを閲覧でき、そこに書かれたミッションを達成しながら、ゲームを進行していく。また、カフェに来店する人物(クルマの開発者など)から、クルマに関するエピソードを聞けることも!

【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介
【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介
【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介

収録車種は400台以上

 『グランツーリスモ』シリーズの収録台数としては多くはないが、それでも400台を越えるクルマが発売時点で収録されている。いずれも、プレイステーション5クオリティーで作り込まれており、そのモデリングの美しさは折り紙付き。当然ながら、アップデートで車種は追加予定。なお、クルマのラインアップは、最新のクルマから歴史的価値の高いヒストリックカー、レーシングマシンまで多彩。ゆったりとしたドライビングを楽しむことも、ガチガチのレースを楽しむこともできる。

【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介
【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介

カスタムやチューニングも思いのまま

 実在するパーツメーカーのパーツを装着したり、軽量化やタイヤの交換などを行うことで、クルマの性能を大幅に変更できるのはこれまで通り。また、デカールやリバリー(カラーリングデータ)などを自身の手で制作することでクルマのカラーリングも自由に変えられる。

【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介
【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介
【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介

多彩なコース

 本作に収録されているサーキットは、これまでの『グランツーリスモ』シリーズに登場したおなじみの架空サーキットを始め、F1を筆頭とした国際レースが行われているような実在のサーキットまで、計34ヵ所を収録。各コースの一部のみを使用したコースレイアウトを含めれば、そのレイアウト数は97種類にまで増える。サーキットごとにさまざまなレースが行われているので、それに参戦して勝利し、クレジットを貯めていこう。

【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介
【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介
【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介

気温と天候の変化

 本作では、気温や風をシリーズで初めて物理演算で制御。気候の変化が路面や車両、タイヤに与える影響を忠実に再現することに成功している。なかでも天候変化などはもっともわかりやすい例で、サーキット内で雨が溜まりやすい場所、そして少しずつ渇いていくことによるタイヤへの影響などがよりリアルになっている。

【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介
【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介

撮影を楽しむ“SCAPES”

 クルマを見て、撮って楽しむという方向にもかなりの比重をかけているのが『グランツーリスモ』シリーズ。本作のSCAPESモードでは、2500種類以上のフォトスポットに自身の獲得したクルマを置き、さまざまなエフェクトを追加した撮影が楽しめる。また、レースのリプレイ再生中に撮れる写真もこれまで通り非常に自由度が高いものになっている。

【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介
【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介

新モードMusic Rally

 音楽との融合をテーマに本作に追加された新モードがMusic Rally。このモードは、かける楽曲のリズムに合わせて初期“ビート”が減っていき、エクステンドゲートを通過するとビートが増えるというルール。ガチガチのレースよりもドライブを楽しむ感覚で楽しめるモードになっているので、肩の力を抜いて遊びたいときに向いているかも?

【GT7】『グランツーリスモ7』本日発売。ゲームシステムや注目のポイント、レビューなどをまとめて紹介

レビュー&インタビュー

 ファミ通.comでは本作のプレイステーション5版をプレイしたライターのレビューを掲載中。ゲーム全体の内容はもちろんのこと、DualSense ワイヤレスコントローラーでの衝撃的な体験などについても語られている。

 また、『グランツーリスモ』シリーズプロデューサーである、山内一典氏の質疑応答も掲載しているので、こちらも要チェック!

商品概要

  • 作品名:グランツーリスモ7
  • ジャンル:リアルドライビングシミュレーター
  • 対応機種:プレイステーション5、プレイステーション4
  • 発売日:2022年3月4日(金)
  • CERO:A
  • 発売元:株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
  • 価格:
    • PS5用
      ・パッケージ版:スタンダードエディション 希望小売価格:8690円[税込]、25周年アニバーサリーエディション 希望小売価格:10890円[税込](※PS4用『グランツーリスモ7』ゲーム本編(プロダクトコード)同梱)
      ・ダウンロード版:スタンダードエディション 販売価格:8,690円(税込)
    • PS4用
      ・パッケージ版:スタンダードエディション 希望小売価格:7590円[税込]
      ・ダウンロード版:スタンダードエディション 販売価格:7590円[税込]
    • PS5・PS4用
      ・ダウンロード版:25周年アニバーサリーデジタルデラックスエディション 販売価格:10890円[税込]
  • 備考
    ※オフライン時はアーケードモードのみプレイ可能。
    ※PS5向けソフトウェア『グランツーリスモ7』(パッケージ版)を購入しても、PS4向けソフトウェア『グランツーリスモ7』は入手できない。PS5向けソフトウェア『グランツーリスモ7』(ダウンロード版)を購入すると、PS4向けソフトウェア『グランツーリスモ7』(ダウンロード版)を入手することができる。
    ※PS4向けソフトウェア『グランツーリスモ7』(パッケージ版/ダウンロード版)を購入すると、PS5向けソフトウェア『グランツーリスモ7』(ダウンロード版)を1100円[税込]でご購入できる。PS4向けソフトウェア(パッケージ版)を所持している人は、PS5向けソフトウェア(ダウンロード版)をダウンロードしたりプレイしたりするには、その都度ディスクをPS5本体に挿入する必要がある。PS4向けソフトウェア(パッケージ版)を所持者でも、ディスクを使用しないPS5デジタル・エディションでは、PS5向けソフトウェア(ダウンロード版)を1100円[税込]で購入することはできない。
    ※PS5向けソフトウェア『グランツーリスモ7 25周年アニバーサリーエディション』(パッケージ版)を購入するとPS4向けソフトウェア『グランツーリスモ7』(ダウンロード版)を入手することができる。PS5・PS4向けソフトウェア『グランツーリスモ7 25周年アニバーサリーエディション』(ダウンロード版)を購入するとPS5向けソフトウェア『グランツーリスモ7』(ダウンロード版)およびPS4向けソフトウェア『グランツーリスモ7』(ダウンロード版)を入手することができる。
『グランツーリスモ7』(PS5)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『グランツーリスモ7』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp)