2021年11月27日に開催された“ダンガンロンパ 10周年イベント 超高校級の大同窓会”にて発表された、スパイク・チュンソフトとトゥーキョーゲームスの共同開発による新作『超探偵事件簿 レインコード』。

『超探偵事件簿 レインコード』はコンシューマー向けに開発中。開発期間約5年におよぶ、小高和剛氏の推理ミステリーゲーム集大成に
『超探偵事件簿 レインコード』はコンシューマー向けに開発中。開発期間約5年におよぶ、小高和剛氏の推理ミステリーゲーム集大成に

 本作は、『ダンガンロンパ』シリーズのスタッフ・開発陣が再集結して挑む完全新作ダークファンタジーミステリー。ティザートレーラーでは、雨が降る街を舞台に、主人公と思われる少年と幽霊のようなキャラクター、鎌を持った女性が登場し、“謎迷宮”といったキーワードが公開。殺人事件と思われる事件現場で横たわる人から『ダンガンロンパ』と同じピンクの血が流れている点も読み取れる。

『超探偵事件簿 レインコード』はコンシューマー向けに開発中。開発期間約5年におよぶ、小高和剛氏の推理ミステリーゲーム集大成に
『超探偵事件簿 レインコード』はコンシューマー向けに開発中。開発期間約5年におよぶ、小高和剛氏の推理ミステリーゲーム集大成に
『超探偵事件簿 レインコード』はコンシューマー向けに開発中。開発期間約5年におよぶ、小高和剛氏の推理ミステリーゲーム集大成に
『超探偵事件簿 レインコード』はコンシューマー向けに開発中。開発期間約5年におよぶ、小高和剛氏の推理ミステリーゲーム集大成に

『超探偵事件簿 レインコード』ティザートレーラー

 また、本作がUnreal Engine(アンリアルエンジン)を使って開発されていることや、シナリオに小高和剛氏、音楽に高田雅史氏、キャラクターデザインに小松崎類氏と、『ダンガンロンパ』シリーズ第1作から関わっているスタッフが本作を担当することも明かされた。

 一方、気になる発売日や対応プラットフォーム(ハード、機種)などの情報はなし。その中で、プラットフォームを始めとした本作の情報について、『ダンガンロンパ』シリーズの生みの親であり、本作にも携わる小高和剛氏が、自身のTwitterで言及している。

 小高氏のツイートをまとめると、以下のようになる。

  • 『超探偵事件簿 レインコード』のプラットフォームはコンシューマー(家庭用ゲーム機)
  • 開発期間は約5年におよぶ
  • 音楽には福田淳氏、キャラクターデザイン&背景コンセプトにしまどりる氏も参加
    • 福田淳氏、しまどりる氏は、ともに『ダンガンロンパ』シリーズに携わった方々
  • シナリオには推理小説家の北山猛邦氏が参加

 発売時期がまだ未定のため、どのゲーム機で発売されるかはわからないが、家庭用ゲーム機で出ることがわかったことで喜ぶファンもいるだろう。

 また、福田氏、しまどりる氏、北山氏など、小高氏、高田氏、小松崎氏だけでなく、『ダンガンロンパ』シリーズに携わったスタッフが集結していることを改めて実感できるはず。

 小高氏は今回のツイートで「10年以上作ってきた推理ミステリーゲームの集大成的な作品にしたいと思っています」と触れているほか、以前にファミ通.comで行ったインタビューでは、“誰も見たことのない推理アドベンチャーになる”、“スパイク・チュンソフト、トゥーキョーゲームスが社運を懸けている”とも語っていた。

※トゥーキョーゲームスへのインタビュー記事はこちら

『超探偵事件簿 レインコード』はコンシューマー向けに開発中。開発期間約5年におよぶ、小高和剛氏の推理ミステリーゲーム集大成に
以前に、新作のコンセプトアートとして公開されたイラスト。雨が降る街や、幽霊のようなキャラクター、帽子とマントを身に着けた主人公らしき人物など、改めて確認すると『超探偵事件簿 レインコード』の要素が見つけられる。

 『ダンガンロンパ』を経た小高和剛氏の集大成であり、スパイク・チュンソフトとトゥーキョーゲームスが社運を賭けて開発する完全新作のミステリーゲームとは、いったいどんなものになるのか。

 さらなる情報や発売時期などが気になるところだが、それらの発表を楽しみにしつつ、『ダンガンロンパ』10周年に合わせて発売された、Nintendo Switchでのシリーズ3部作や『ハッピーダンガンロンパS』などを遊んで続報を待っていたいと思う。