PCゲーム販売サイト“Steam”にて、小島秀夫監督の『デス・ストランディング』が70％オフのセールを実施中。2021年11月25日（木）午前3時まで2277円で購入可能となっている。
本作は2019年11月8日にプレイステーション4で産声を上げた。小島秀夫監督の新スタジオ“コジマプロダクション”による第1作目ということもあり、発売前からゲームファンの注目の的だった。
舞台は“デス・ストランディング”という現象によって都市間の交流が分断された近未来のアメリカ。配達を生業とするサム・ポーター・ブリッジズとなって孤立した人々へ物資を配達しつつ、各地を結ぶ“カイラル通信”を復旧させることがプレイヤーの目的だ。
ジャンルを端的に表すとオープンワールドタイプのアクションゲーム。梯子やロープなどのアイテムを駆使して、ときにはテロリストやこの世のものではない存在“BT”による妨害を乗り越えながら、道なき道を進んでいく。
基本的にはソロプレイのゲームなのだが、カイラル通信を起動したエリアではほかのプレイヤーの痕跡が表示される。しかも、その場に残された道具や建設物を利用可能だというからおもしろい。
誰かから間接的に助けられ、また自分の残した道が誰かの助けになる。つながりのない世界でありながら、そこにあるのは明確な他者との接点だ。まるで現代社会を表しているような、アナログな優しさが垣間見える。
と、コンセプトが絶賛されることが多い本作ではあるが、当然その計算され尽くしたゲームデザインも高く評価されている。この辺については、ファミ通.comで掲載した小島秀夫監督のインタビューやレビュー記事を一読してほしい。
PC版はフレームレートの上限が上がってより美しいグラフィックを堪能できるほか、ウルトラワイドモニターにも対応。フォトモードで精細な写真を撮り放題だ。まだ本作で小島秀夫監督の真意に触れていない人は、これを機に配達人デビューしてみよう。
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