『マブラヴ』新作ゲーム『プロジェクト ミハイル』のストーリーと対戦モードの動画が公開。柏木晴子と築地多恵の担当声優も発表

　2021年10月23日（土）に開催されているオンラインイベント“白陵大付属aNCHOR学園 WEB生徒総会2021”にて、『マブラヴ』新作ゲーム『Project MIKHAIL』（プロジェクト ミハイル）の最新情報が公開された。

　『プロジェクト ミハイル』は、人類に敵対的な地球外起源種“BETA”に蹂躙されゆく地球を舞台に、人類生存をかけ、対BETA用兵器“戦術歩行戦闘機（戦術機）”を操り戦うバトルアクションゲーム。 11月2日にPC（Steam）早期アクセス版がリリース予定。価格は1980円［税込］（早期アクセス版、完全版同価格）。

　なお、Nintendo Switch版はSteam早期アクセス終了後に発売。価格は未定。

ストーリーモードと対戦モードの最新映像が公開

　本作に収録されるストーリーモードとPvPモード（対戦）の初公開映像が解禁となった。ストーリーモードの映像では、佐渡島での戦いや凄乃皇を守る戦いのシーンが公開。バトル中に原作ゲームでのセリフが通信（ボイス付き）として飛び交う場面も確認できた。

柏木晴子と築地多恵の担当声優が公開

　人気キャラクターである柏木晴子を声優の野田真理愛さんが、柏木と同じく207A衛士訓練分隊に所属する築地多恵を声優の今野千聡さんが演じることが明らかになった。

　野田さんと今野さんのふたりは、âge（アージュ）の公式生放送番組“still breathing”にて、毎週『マブラヴ』関連作品の実況プレイを行なっている新人声優。『マブラヴ』、『マブラヴ オルタネイティヴ』（ファンディスク、サイドストーリー含む）、『トータル・イクリプス』をクリアーし、現在は『シュヴァルツェスマーケン』の実況プレイを行なっている。

出演声優が『プロジェクト ミハイル』をいち早くプレイ！

　白銀武が平行世界に移動してきた日、10月22日に実施されたアニメ『マブラヴ オルタネイティヴ』の生放送番組“マブラヴ オルタネイティヴ通信局 10.22特番”では、出演声優の神木孝一さん（白銀武 役）、青木瑠璃子さん （香月夕呼 役）が早期アクセス版のリリースを前に先行プレイを行った。

　普段はすごろくゲームなどを遊ぶという神木さんがプレイしたのは、最初に体験することになるチュートリアル的なステージ。戦術機シミュレーター演習での戦闘のようで、プレイヤーは武を操作して、第207衛士訓練小隊B分隊の仲間とともにBETAのせん滅を目指す。

　最初のステージでありながら、フィールドには多数の戦車（タンク）級が出現。神木さんは長刀を使って戦車級を次々と斬り伏せていく。戦術機は華麗な立ち回りを見せているが、神木さんによれば使っているボタンはひとつのみで、そのひとつの攻撃ボタンを連打するだけでコンボがつながっていくようだ。

　戦闘中には、教導官である神宮寺まりもからの通信での指示やアドバイス、第207衛士訓練小隊B分隊の面々の戦闘ボイスが時折流れ、戦場の臨場感を演出。また、戦車級の返り血によって戦術機が赤く染め上げられていく様子も確認できた。

　しばらく戦っていると、武が「BETAは残り5体」といったような発言をするが、『マブラヴ』的にそれはフラグ。BETAとの戦闘がそんな簡単に終わるはずがない。すぐさま戦車級がわらわらと出現し、さらには突撃（デストロイヤー）級まで登場した。

　神木さんは果敢にも突撃級の正面から銃撃を浴びせたり、長刀で攻撃を行うが、突撃級の前面装甲殻に阻まれて与ダメージは戦車級へのダメージと比べて大幅に減少。それに気づいた神木さんは、突撃級の突進をいちど避けたあとに、やわらかい背面を攻撃するセオリーどおりの戦術で突撃級を駆逐し、無事ステージクリアーとなった。

　続いてプレイしたのは、ゲームの腕前に定評がある香月夕呼役の青木瑠璃子さん。ステージを変更し、先ほどの戦術機シミュレーター演習よりもはるかに高難度のステージに挑戦した。

　なお、事前に行った練習プレイでは、10数秒しか生き残れなかったという。はたして、今回は“死の8分”（※）を越えられるのだろうか。

　プレイが始まると、そこは砂漠のようなフィールド。砂ばかりで草木がないということは、すでにBETAに占領されている場所だと思われる。

　砂か重金属雲なのか不明だが視界も悪く、あたりを見回すと銃撃の光がそこかしこで飛び交っている。また、ときおり周囲で爆弾が着弾（撃ち落されなかったAL弾か？）したような爆発も発生しており、非常に過酷な戦場であることが見て取れる。

　相手は、無数の戦車級と、先ほどは登場しなかった要撃（グラップラー）級だ。青木さんは、要撃級の前腕衝角の攻撃にあわせて長刀を振ることで、パリィのようなものが発生し、敵の体制を崩す動きを披露してくれる。

　青木さんは「これが見せられたから満足」とポツリ。その後は圧倒的なBETAの物量に蹂躙され、あっという間に視界が真っ赤（おそらくダメージ演出）になってしまった。跳躍ユニットの出力も不安定になってしまい、そこを要撃級に狙われてゲームオーバーに。

　生存時間は1分19秒。“死の8分”を越えることはできなかった。

早期アクセス版のプレイ特典が公開

　早期アクセス版のプレイ特典は、戦術機のカスタマイズ時に使用できるエンブレム（デカール）となることが判明した。なお、本特典は完全版リリース後に有料で販売される予定とのこと。

『プロジェクト ミハイル』とは？

　『プロジェクト ミハイル』は戦術機でBETAと戦うバトルアクションゲーム。ストーリーモード、対戦モード、フロンティアモードの3つのモードが収録されている。

ストーリーモード

　『マブラヴ』『マブラヴ オルタネイティヴ』の主人公である白銀武が体験した物語を辿るモード。論理と感情の選択が存在しており、選択の結果、原作ゲームとは異なる歴史が生まれることもあるという。

対戦モード

　対戦モードは、プレイヤー同士が戦術機で戦闘を行うモード。8人制で、4人ずつ2チームに分かれて対戦を行う。

　早期アクセス版リリース時はβ版として展開。β版のため、使用できる機体は限られるようだ。

フロンティアモード

　現時点では内容は不明。詳細は今後発表される予定だ。

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