コーエーテクモゲームスより2021年10月21日に発売された『BLUE REFLECTION TIE/帝』(※)。本作は、2017年に発売された『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』の続編にあたるタイトル。2021年より複数のメディアで展開されている『BLUE REFLECTION』プロジェクトの一翼を担う作品でもある。
※Steam版は2021年11月9日配信予定。

 探索や戦闘システムが大幅にリニューアルされ、遊びやすさや奥深さが増した本作。本記事では、プレイする際に知っておきたい情報や攻略テクニックをまとめてお届けしよう。

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まずはプレイ環境をチェック

 メインメニューのコンフィグでは、各種項目を自分好みにカスタマイズできる。冒険を始める前に、まずはひと通りチェックしておこう。

 初めに選べる難易度は“EASY”と“NORMAL”の2種類。好きなタイミングで切り替えられるので、まずは“NORMAL”でプレイしてみて、もし難しいと感じたら(または、ストーリー重視でプレイしたいと思ったら)“EASY”にするといい。

 リフレクターの変身演出についても気に留めておきたい。バトル中に、キャラクターたちがリフレクターへと変身する場面があるが、その際に挿入される変身シーンの再生有無や頻度を選べる。項目は、“再生しない”、“バトル毎に1回再生”、 “探索毎に1回再生“の3種類。個人的には、毎回の戦闘で演出が挟まるとバトルのテンポが悪くなるので、“探索毎に1回”に設定しておくことをオススメする。スピード重視でプレイするなら“再生しない”もアリ。

『ブルーリフレクション TIE/帝』お役立ち攻略ガイド。遊びごたえが増した探索やバトル、少女たちとの交流のコツを紹介

探索編

 本作の目的は、謎の空間“ココロトープ”を探索して、少女たちの失われた記憶を取り戻し、物語の舞台である異世界の真相を明かすこと。物語の中でつぎに行うべき行動は、画面右側につねに表示されるが、それでも「どこに行ったらいいかわからない」と悩んだときは、メインメニューのあらすじからガイドをONにできるので、確認してみよう。

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ガイドをONにすると、フィールド上に矢印が出現し、つぎに向かうべき場所を示してくれる。

 物語は基本的に、マップ上に示されている目的地に向かうことで進行していく。ココロトープ内には、キャラクターの“記憶の欠片”が点在しているが、これらを集めなくても物語は進行していく。しかし、“記憶の欠片”を集めることで、キャラクターたちの記憶を深くまで知れるので、可能な限り集めておきたい。

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 ココロトープ内では敵が出現するが、フィールド上の建物の床下を通ったり、屋根を伝っていくことで、敵に見つからずに進めることもある。そういった道の先には、素材アイテムがあったりするので、すみずみまで探索してみよう。

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探索中は、女の子の思い出に関わるセリフが、宙に表示されたりする。それらを見つけ、眺めるのもココロトープ探索の楽しみのひとつ。
『ブルーリフレクション TIE/帝』お役立ち攻略ガイド。遊びごたえが増した探索やバトル、少女たちとの交流のコツを紹介
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フィールドには素材アイテムが落ちている。工作(後述)で使用するので、見つけたら積極的に集めておこう。

工作・学校開発編

 拠点となる学校では、戦闘に役立つアイテムを作成できる“工作”と、戦闘に有利な効果が発動する施設を建設できる“学校開発”が行える。

 “工作”では、アイテム作成に参加するキャラクターを4人選ぶが、ここで特定の組み合わせのキャラクターを選ぶと、“ユニット効果”が発動し、完成したアイテムの能力が向上する。新しい女の子が仲間になったら、ひと通りの組み合わせを試そう。一度発動させたユニット効果は記録されるので、次回からはスムーズに選択できる。

『ブルーリフレクション TIE/帝』お役立ち攻略ガイド。遊びごたえが増した探索やバトル、少女たちとの交流のコツを紹介
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 “学校開発”も、基本の手順は工作とほぼ同じ。作成したい施設を選び、素材アイテムを選ぶだけだ(ただし、ユニット効果は存在しない)。施設が完成すると、学校内の中庭、もしくは校門前の好きなスペースに配置できる。なお、“学校開発”で作成した施設は、“工作”で作成したアイテムを使用して強化ができるので、余裕があるときに施設を強化しておくといい。

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特定の決められた組み合わせの施設を配置すると、セット効果が発揮することもあるので、作成できる施設が増えたら、どんどん“学校開発”を行っていこう。
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“工作”や“学校開発”に必要な素材アイテムの入手場所は、作成画面で“データベース索引”をして、そのアイテムのデータを見ればすぐにわかる。便利!

バトル編

戦いの基本の流れ

 戦闘システムは前作から大幅に変わり、スピード感のあるバトルに進化している。まずはバトルの基本的な流れを紹介しよう。

 フィールドの敵に接触するか、武器をスイングして敵にヒットさせるとバトルに突入。本作では、メインの戦闘メンバーとして参加できるのは3人まで。敵に武器をヒットさせると、中央に配置されたキャラクターのエーテルポイント(※詳細は後述)が蓄積した状態でスタートできるので、なるべく武器を当てるようにしよう。

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フィールドでしゃがむとサーチモードとなり、敵の索敵範囲が可視化される。この状態で敵に気付かれずに武器をヒットさせると先制攻撃となり、敵をノックダウンしやすい状況で先制ができる。
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 戦闘は、リアルタイムで進行するコマンドバトル形式となっている。戦闘が始まると、時間経過とともにエーテルポイント(EP)が溜まっていく。味方キャラクターはさまざまなスキルを使って戦うが、スキルを発動するにはいずれもEPが必要。EPの溜まり具合を見ながら、どのタイミングでコマンドを入力するかを考えよう。

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味方が攻撃スキルを使うと、コンボが発生する。コンボをつないでいくと、敵に与えられるダメージにプラス補正がかかり、大きなダメージを与えられるようになる。
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一部の敵がくり出してくる強力な攻撃には、こちらのコンボをリセットする効果がある。“DANGER”という警告が出たら、強力な攻撃の合図。敵が行動する前に、愛央が持つコンボリセットを防ぐスキルを使用して、コンボを守ろう。

 戦闘では、スキルを使うごとに、“エーテル回復速度”が上昇し、EPの溜まりが速くなる。つまり、つぎのスキル発動までの時間が短くなる。また、“エーテル回復速度”が一定以上になると“ギア”が上昇し、より多くのEPを蓄積できるようになり、連続攻撃も可能となる。

 たとえば、発動に必要なEPが1000のスキルがあったとする。1000EPが溜まったらすぐにスキルを使うのもいいが、さらに待って2000EPまで溜めれば、2回連続でスキルを使って畳みかけることもできるのだ。状況に応じて、スキル使用のタイミングを見定めよう。

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ギアが1のときは1000EPまでしか溜められないが、2、3と上がるごとに、EP上限もアップ。また、ギアが3以上になると、少女たちはリフレクターの姿に変身。この状態で発動できるスキルはどれも強力。エーテル回復速度が上がっていることもあり、怒涛の攻撃が可能になる。

ノックダウン

 敵への攻撃を続けていくと、相手がノックダウンする。ノックダウン中の敵は一定時間行動不能となるため、一気に攻撃を畳み掛けて大ダメージを与えるチャンスとなる。一方で、こちらも敵からの攻撃を連続して受けるとノックダウンしてしまう場合があるので注意が必要だ。

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サポーターの活用

 バトルでは、メインで戦う3人の戦闘メンバーに加え、戦闘に参加しないリフレクターをひとり、サポーターとして編成することができる。サポーターはこちらの指示でアイテムを使用してくれるほか、戦闘に有利な効果を持つ“サポートオーダー”で支援してくれる。“サポートオーダー”の内容や発動条件はリフレクターによって違うので、戦闘前に確認しておこう。誰をサポーターにするか迷うという場合は、回復系のサポートスキルを習得する伶那、詩帆がオススメ。

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インファイトバトルのコツ

 強敵との戦闘では、敵と1対1の“インファイトバトル”が発生することも。“インファイトバトル”中は、攻撃、補助、回避、カウンターの4つのコマンドで戦闘を行う。各コマンドには再使用までのクールタイムが設けられているので、適切なタイミングでコマンドを選択していく必要があるが、敵の攻撃が来るまでは、基本的に攻撃していてOK。

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回避とカウンターはどちらも、敵がこちらに攻撃をぶつけてくる瞬間にボタン入力を行うことで成功する。ただ、こちらが攻撃を行っているときに敵が攻撃を仕掛けてくると、回避やカウンターを行えないので、敵の攻撃が近づいてきたら、攻撃を一度ストップして備えよう。

 敵が攻撃してくるときには、カウンターか回避を選択することで、敵の攻撃をいなすことができる。カウンターを成功させると、敵の攻撃を避けつつノックダウン状態にさせられるので、大ダメージを与えるチャンスが生まれるが、回避に比べるとタイミングがシビア。よって、インファイトバトルが始まって間もないときは回避を使い、だんだんと敵の動きが読めてきたら、カウンターを選択するといい。

『ブルーリフレクション TIE/帝』お役立ち攻略ガイド。遊びごたえが増した探索やバトル、少女たちとの交流のコツを紹介
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インファイトバトルを制限時間終了まで戦い抜き、コンボを一定以上つなげると、強力なトドメ技“インファイトフィニッシュ”を放てる。ふだんの戦闘同様、なるべくコンボは維持したい。

状態異常

 特定のスキルやアイテムを使うと、敵に状態異常を付与できる。とくに、こころは状態異常付与攻撃を得意としており、使いこなせば有利に戦える。

 状態異常の種類は以下の通り。なお、敵も状態異常を付与してくることがあるので、対策のためにもチェックしておこう。

状態異常の種類

麻痺:行動できなくなる
毒:一定時間ごとにダメージを受ける
暗闇:一定の確率で攻撃が外れる
スロウ:エーテル回復速度が低下する
呪い:HPが回復しなくなる
出血:一定時間ごとにダメージを受ける。時間経過で回復しない

交流(お願い・デート)編

 学校では、少女たちから“お願い”を受けられる。“お願い”はクエスト形式になっており、素材アイテムの収集やモンスターの討伐、“工作”や“学校開発”でのアイテムや施設の作成など、内容はさまざま。

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“お願い”はキャラクターに直接話しかけると受けられるほか、ゲーム内でキャラクターたちが使用しているチャットアプリ“フリスペ!”経由でも受注できる。女の子がいる場所に逐一移動するのは手間なので、フリスペを活用しよう。

 “お願い”を達成すると、依頼した人物にTPが付与される。TPは、メインメニューの“タレント”の項目で消費することでキャラクターを強化できる。また、TPの累積獲得量が一定数を超えると、タレントレベルが上昇。レベルが上がると、さまざまな報酬がもらえるほか、タレントスキル(常時発動する特殊効果)を習得することもあるので、積極的にこなして、キャラクターを強化していこう。

『ブルーリフレクション TIE/帝』お役立ち攻略ガイド。遊びごたえが増した探索やバトル、少女たちとの交流のコツを紹介
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仲間はそれぞれ4種類の“タレントタイプ”を持ち、タイプによって、強化できるステータスや、習得できるタレントが異なる。ロックされているタレントタイプは、物語の進行によって解放される。

 学校にいるキャラクターに話しかけると“デート”が行えることも。デート中にそのキャラクターが行きたい場所へ移動するとイベントが発生し、TPやフラグメントを獲得できる。なお、“学校開発”で施設を建設すると、そこがデートスポットになることがある。

 ちなみに、デートもフリスペ経由で誘える。直接誘いに行くか、フリスペで誘うか、そこはお好みで。

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フラグメントは、各キャラクターに装備できる強化アイテムのようなもの。タレントで“フラグメント枠数解放”を習得すると、フラグメントの装備枠が増えていく。

 以上、本作をプレイする上で役立つ情報や攻略テクニックを紹介してきた。“お願い”や“デート”をこなすことがキャラクターの強化につながっているので、寄り道しながら数をこなしていくことが重要だが、そこで発生するイベントが魅力的かつ眼福なものが多いので、楽しく進められるはず。少女たちと親密な関係になりながら、キャラクターをどんどん強化していき、物語をテンポよく追っていこう!